先日、京都府立植物園にバオバブと蓮を見に行った

　セキュリティの観点から正確に何日に京都府立植物園に行ったのかは明かせないのだが、まあ、先日、京都府立植物園にバオバブの花と蓮を見に行った。

　まあ、別にセキュリティとは関係なく、ブログを毎日書くために一日に一回くらいしかブログを更新しないようにした結果、当日の出来事を当日に書かないという感じになったりという面も。

バオバブの花

　最近はモビルスーツの名前ばかり覚えているのではなく、多少は教養を身に付けるために植物園に定期的に通おうと思っている。モビルスーツの名前を覚えるようになったのは、子どもの頃から反復学習をしていたからなので。実際、植物園に行って植物の名前のプレートを読んで植物を見てもたいてい二日くらいで忘れるんだけど、何回か繰り返して行ったら少しは覚えるようになるのではないかと。

　しかし、このクソ熱い京都でわざわざ温室に行くのは確実に体に悪いと思うし一回、登山の帰りにアスファルトの照り返しで熱中症になったので温室には入りたくなかったのだが、バオバブの花が咲いている時期は限られているという情報を得たので、仕方なく行った。
　オタクは心のどこかに星の王子さまや銀河美少年を宿しているわけだし。

　まあ、めっちゃ写真をスマホで取れる便利な時代になったけど、そのバオバブの花の画像は貼りませんけどね。

　なんか、「ネットで見れるから植物園に行かなくてもいい」みたいに思われるのも植物園を保全したいという僕の政治的な立場に反してしまうので。

　しかし、クソ熱い京都で温室に行ったら、途中で冷房が効いている高原植物コーナーとか昼夜逆転夜間開花植物展示室の涼しいゾーンもあって「サウナかよ」って思った。
　半熟マンゴーとかカカオやバニラの実もあった。（展示植物を人間が食べてはいけません）（野鳥とか昆虫は植物を食べるのも受粉とか生態系の一部なので）

ガンダムの花

　ガンダムに出てきたっぽい名称の花も温室にあった。
　ぼくはガンダムのオタクだけど、ガンダムもちょっと教養ぶりたいからか、花の名前を引用したりしている。ラフレシアの標本もあった。
　そういうガンダムきっかけでも植物に興味を持つのはいいんじゃないですかね。

　写真はたくさん撮ったけど、花の画像は貼らない。あくまで個人的に脳の中の思い出をよみがえらせるためのきっかけとして撮影しているわけで、雑なスマホのカメラで充分だし、プロの写真家になるつもりはない。っていうか一眼レフ沼はマジで怖い。
　なので、花は美しいし、基本的に鬱病になりがちだけど、美しい花に囲まれて圧倒されているときは、国立美術館や国立博物館で美に圧倒されている時と同様、あんまり鬱にならない。美しいものを見ている時は気分がいい。
　そういう瞬間的な快感でもいいんじゃないですかね。

季節の花

　バオバブの花は、まあ、アフリカの花なのであんまり日本人の季節感とは違うのですが。
　蓮や向日葵は季節感を感じることができる。

　写真は一枚ずつしか貼らないし、興味を持った人は京都府立植物園とかお近くの植物園や庭園や園芸店に行けばいいと思う。

　そこかしこに色んな知識の導入や、蓮と言っても世界中の色んな産地から集めたものがたくさん展示されていて、面白かった。

　ヒマワリも前回、アジサイを見に行った時は小さかったけど大きくなっていた。八月ではもっと大きくなったり、別の花が開いたりするのだろう。

　まあ、僕は基本的にガンダムのオタクなのでモビルスーツと違って花の名前はすぐに忘れると思うのだけど、植物園はちゃんと手入れされているので花は毎年、大きな事故や工事がなければ咲くので、そのたびに見に来たらいいかなあと思う。

　また、蓮の展示場所も温室、鉢植えを集めたエリア、蓮を植えている池、もう一つの池、などいくつかあって歩いて楽しめた。

植物園の現状

府民の声に行き詰まりつつある、開発ありきの「北山エリア整備基本計画」
ここまできたら、計画全体は白紙撤回しかないやろね。
府民パワー凄い‼️
京都民報good job!https://t.co/2eyJApjAaX pic.twitter.com/rCafY2E5x5
— みつなが敦彦 (@a_mitunaga) 2023年7月22日

　僕は民主主義国家日本の主権者なので自分で京都府立植物園を視察して「植物はデリケートなので下手に再開発工事をしたら死ぬし、展示エリアも季節ごとにローテーションするように充実していて潰して別の建物を作るべき無駄なエリアはない」と判断した結果として、京都府立植物園の内部やら京都府立大学に商業施設やら京都ハンナリーズの本拠地アリーナを作るという計画に反対していた。（府立大学にも学生時代にサークル活動で遊びに行っていたので、普通に大学の中にプロスポーツ選手と学生が共同使用するアリーナができるのは、どちらにとっても混乱するだろうと思った）
　それは僕の意見であって、「商業施設誘致や文化庁やスポーツ庁の力で集客して儲けたい」という意見の人もいるだろうとは思うし、それのどっちが尊重されるべきかという結果は僕は操作できない。なぜなら主権在民なので、主権者は日本に、僕の他にも数千万人以上いるので。

　でも、なんか再開発計画についての反対運動もある程度の効果を出して計画は見直されているようです。まあ、最終的な決定が出るまで油断はできないのですが。

7月29日お知らせ「整備基本計画は重要な段階をむかえています」とのこと。

このままだと京都府は、府立植物園を賑わい空間にし、府立大学の体育館を商業アリーナにする当初の計画の意義や趣旨を府民に一度も説明できないまま、計画断念となりそうです。

もう二度と計画するべからず。 pic.twitter.com/H332wwnXu7
— みどりのもへじ (@greenmoheji) 2023年7月18日

　僕は金と時間がないので新聞を取っていないのだが、（アホなので新聞を取っていた学生時代には全てのページ（自分に関係ない株価の欄も）を毎日２時間くらいかけて熟読していた）どうも京都府立植物園の再開発の云々についての京都府や京都市からの公式的な意見表明とか報道はあまりなされていないらしい。
　そういうわけで、結局何が起きているのかわからない人向けに報告会がされるらしい。

　また、京都府立総合資料館の跡地は荒れているのだが、そこにシアター・コンプレックスを作る案もあるらしい。

　しかし、京都市には地下鉄で連絡されているシネコンが市内に３カ所以上ある。なので、地下鉄で連絡されている北山にシネコンを作ってもパイの食い合いになるのではないかと思う。

【お知らせ】

京都みなみ会館は
2023年9月30日をもって
閉館することになりました。

長きにわたり
ご支援ご愛顧賜りました皆さまに
心より感謝申し上げます。https://t.co/shun10Xi46
— 京都みなみ会館 (@minamikaikan) 2023年7月10日

　惜しまれながらミニシアターとして歴史を重ねてきた京都みなみ会館が閉館する。出町桝形商店街に出町座はあるし、京都文化博物館でも古い映画を上映しているのだが。ミニシアターや単館系映画館はスクリーンの数があまり多くないというのもあり、みなみ会館も閉館するので、大型シネコンよりはミニシアターを作った方がバランスがいいのではないか、という個人的な意見がある。
　まあ、ミニシアターや単館系映画館はどちらかというとアングラでサヨク的なので京都府の自民党系の行政としては相性が悪いのかもしれないのだが。

　まあ、跡地は滅茶苦茶荒れているので、単純に何かに利用しないと風水的に気分が悪いというのがある。

　花が美しいというだけで、まあ、気分はいいのだが、そういう美しい花を公立の植物園として維持していくためには人間社会の政治的なアクションや現実についても考える必要が主権者に求められるわけで、単純に美しいものだけで生きていくというのも難しいのだけど、まあ、僕は無職だし、社会恐怖障害を患っているので社会との接点を普通の人より減らしているけど。せめて選挙くらいは行こうかな、くらいです。（僕は人間社会が嫌いなグノーシス主義者のわりに、変に頑固なので期日前投票も使って、21年間、一回も選挙を棄権したことがない。まあ、「選挙で勝ち過ぎた政権は自民党でも民主党でも、たいてい調子に乗るので、勝ちが確定しているような組織には投票したくない」という傾向があるので、だいたい僕が投票した人は負けます。（比例で復活することが多い）

　でも、選挙は別に勝ち馬投票券ではないので、自分の意見を自分で練るということ自体が主権者としては大事なのかなあと思うわけですが。まあ、僕は働かないけど。（六本木ヒルズのIT企業で過労死寸前まで働いていたこともあり、資本家という人たちに会ったことがあるけど、あんまり良い印象を持っていない。過労で死にかけたし）

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— 日本アニメフィルム文化連盟 -NAFCA- (@NAFCA_official) 2023年7月24日

　植物園とは全然関係ないけど、アニメ業界も国にクールジャパンなど利用されている割には業界の待遇はよくないらしい。
　花も絵も、美しいものが国や企業など大組織に商業的に搾取されてしまうのは悲しい。
　クラウドファンディングの「うぶごえ」には輪るピングドラム劇場版の時に登録したこともあるし、馬越嘉彦さんはおジャ魔女どれみやキャシャーンSinsやハートキャッチプリキュアで好きなので課金した。植田益朗さんと富野由悠季監督との関係は割とこじれているのだけど…。
ubgoe.com
　まあ、僕はアニメーターではないので細かい技術のことは分からないけど、最近のアニメは過去に比べて明らかに作画やレイアウトが面白くない記号の羅列のようだ、という印象を持っているオタクなので、多少はアニメーターの技術や待遇が改善したらもうちょっと美しいものを見れる確率が上がるかな？くらいの自己利益優先です。

　一応宣伝でした。