まあ、言うて、アイドルマスターミリオンライブ!は来月から今後ニチアサの女児アニメのプリキュアに次ぐ星になってくれるので、各話感想はその時に書くけど。
邦キチ 2023年の女児アニメ編 pic.twitter.com/0vTtqXKWv1
— 服部昇大/映子さん9巻発売中 (@hattorixxx) 2023年9月29日
“さっきも言ったように現状として女児向けアニメというのが大変に少ない”
— すぱんくtheはにーMk-Ⅱ (@SpANK888) 2023年9月29日
一週遅れの映画評:『プリキュアオールスターズF』21年目の「諦めない!」|すぱんくtheはにー @SpANK888 #note https://t.co/VhXHlq4wWh
本当に少ない。危機感を覚える。
アイドルマスターは女児にも大人気!ニチアサでも安心!脚本もアイカツ!の人だし!
女児がソシャゲのミリシタにハマったら困るって?ハッハッハ!
アイカツ!が既に酷いガチャゲーだったので!女児も課金プレミアムレアで蹂躙することに慣れている!
僕は心が壊れて借金が常に100万円くらいある無職なので昔あんなに熱中したアイカツカードをやふおくで売る…。
- 王道を征く
前回のミリオンライブ!
nuryouguda.hatenablog.com
劇場公開はテレビアニメの全12話を4話ずつにして、3段階で見せる先行上映でしたが。
ラブライブ!やアイカツ!やプリパラなどの女児アイドルアニメやゲームがトーンダウンしている現在、今回のミリオンライブ!のアニメは
「じゃあ、他のアイドルアニメコンテンツが下火になっているってことはよー、俺がそういうアイドルアニメの盛り上がりポイントを使ってもいいってことだよなー?」という爆裂な暴論がある。
というわけで、めちゃくちゃ王道展開です。
いや、やっぱり王道展開って定番だし何度も見たことがあるけど、なんだかんだ言って感動するので、色んな物語がそういう展開をなぞる黄金比なんだなーって。
- 家族の話
具体的には家族の話です。若いアイドルが家庭の問題と対峙して克服する!王道!
僕も親が自殺しているので、アイマスの千早回は毎回泣かせに来て来るけど、直球でそういうのを見せられると、ちょっと泣きそうになった。残念ながら涙が枯れているので泣けなかったけど、まあ、良かったと思う。
僕は親が自殺するようなクソ家庭で生きているけど、せめてフィクションのアイドルアニメを見て、美しいと思ってもいいんじゃないかと思った。
星梨花パパと静香パパと志保パパの距離感とかもかなり深い…。志保の家庭環境はコミックとかゲームで描かれているけど、そこをあえてアニメで省略して暗くしすぎないで静香を後押しするというのが味わい深い。
- 降臨!先代戦士!!
プリキュアとかでも盛り上がるけど、先代戦士はすごい!アイドルマスターミリオンライブ!の39プロジェクトのアイドルにとって、765プロ13人衆は先輩アイドルとして、聖闘士星矢の黄金聖闘士みたいに強く出ている。まあ、芸歴が8年ほど長いからな…。(ミリオンライブも10周年だけど)
なので、765プロオールスターズのライブにミリオンライブの今回のアニメ化での中心となる3人の赤、青、黄色トリオにとって、各色の先輩アイドルが道を示すというのがあって、非常に王道だった。
丁寧なのは、デリケートな家族の話を描いた千早回の青の系譜ですが、春香と美希も存在感があった。
- 鮮烈!追加戦士!!
39人も新人アイドルが居るので、デビューの時期にも差があるという描写がリアルでもあり、同時にアニメというフィクションの中でもうまく情報の出し方の段階に整理がついていたかと。
具体的には、先行上映第一部ではあまり出番がなかった桜守歌織さんと白石紬さんですけど。
追加戦士が新たに名を刻む、というところで先に進むという感じが出ていてよかった。めっちゃプリキュアの追加戦士みたいな正道をやってるな…。1クールなのに…。まあ、ゲームのミリシタはメインシナリオが135話くらいあるけど…。
ミリシタで追加されてからすでに7年くらい経っているので、そんなに新人ではないんだけど、アニメは新規時空だから…。
- 部活、そして学園!
ミリオンライブ!はキャラクターをゲットして個々に育てるソーシャルゲームだけど、今回のアニメ化で「各班に分かれてデビューの時期に差をつける」というのがうまいアイディアだった。
もちろん、CD(ドラマ)とかでミリオンライブにもユニットやグループ分けがあったけど、今回のアニメ化ではまた新しくユニットやチーム分けを作り直して、全体のアニメの展開をスムーズに盛り上げる、という構成が上手く行っていたかと。
まあ、段取りの話だけでもなく、王道展開アニメとして、ラブライブ!のスクールアイドル部みたいな部活アニメ的な感じもあった。同時に、デビューの時期に差があるということで「レギュラーとして認められる時期に差があって焦ったり、先輩後輩やライバル関係が出たり」というスポ根野球マンガみたいな熱さがあった。
ラブライブ!やアイカツ!やプリティーシリーズがちょっと下火になってきたところで「じゃあ、アイマスでそれをやります」という開き直りがすごい。
だいたい5人くらいのグループが8班あって、順番にデビューしていって、春日未来、最上静香、伊吹翼、桜守歌織、白石紬の最後の8thグループのデビューが全体のお披露目と同時、というスペシャル感があるけど、同時に大トリとしてのプレッシャーとかあったり。
合宿とかド直球で「部活!」って感じがあったり。
っていうか、39人のアイドルってもう、最近少子化している学校の1クラスより多いくらいの人数なので、年齢差があっても、クラスメイトって感じだ。
なので、アイドルであり、部活であり、学園という感じで美少女アニメのいい所取りというスーパー王道展開である。そりゃあ、ニチアサで放送されても当然だな…。
- 王道の電源トラブル
アイマス伝統の。まあ、その、またかよって思ったけど、あの、紬のマクロス的な謎3D演出を新築のこけら落とし公演でやったのが負荷だったのでは・・・?
(謎フェザー自体は電源関係なく、最上静香が出している。ラブライブ!とアイマスも合同ライブをすることだし…。KLabは外されたし…)
まあ、アイドルの強さは電気系統よりも強い!っていう、機動戦士ガンダムのアムロ・レイがスーパーロボットのガンダムよりも早く動くみたいな人間ちから???
それはそれとして、電源が落ちている時でも頑張るアイドルというだけでなく、プロデューサーの気合とか、追加戦士であわてんぼうの紬の土壇場での強さとかファンとの絆とかをメインシナリオに盛り込む巧さだった気がする。
うんうん、プロデューサーだけでなく、ファンも含めてアイマスだよね。王道展開に必要な適度なピンチを取り入れつつ、キチンとアイマスらしさも描写している。
- 映画館で見た方がいいよ
まあ、ニチアサ枠で放送されるアイドル女児アニメとしても受け入れられる作りだと思う。そこは上手い。
で、あると同時に、ミリオンライブ、シアターデイズ!なので。手作りの武道館や765プロライブシアターがメインテーマのコンテンツである。(流石に宇宙まで行くのはやりすぎだと思うけど)
後半はめっちゃライブでの歌とダンスが多い。そして、それが披露される765プロライブシアターと同じく、映画館もシアターです。
なので、応援上映もあるし、すごく「劇場でアイドルのライブを見ている感じ」を喚起された。(同時に、画面越しの配信で見ているという場面も抜かりなく配置されている)
アイマスの声優さんの定期公演のライブビューイングよりも安いし上映回数も多いので、ミリオンライブのテレビ先行上映を映画館で見るのもいいと思う。
- Amazonほしい物リスト。
https://www.amazon.co.jp/registry/wishlist/6FXSDSAVKI1Z
↑グダちん用
著者へのプレゼントはこちら。
匿名で住所を伏せてプレゼントを送るための、つかいかた
nuryouguda.hatenablog.com
このブログは最後まで無料で読むことができますが、物を送り付けて著者に恩を売ることもできます。個人情報は破棄するので、クラウドファンディングサイトのように物をくれた人を特に優遇することはないです。
note.com
noteでは金銭のサポートができます。はてなブログの有料記事も適宜準備します。
(この記事が良いと思ったら読者登録お願いします!)