美しかった…。
きれいに作られているお話だったな…。
あと、最終回のクローズとのキュアフローラの対話と対戦では富野由悠季のような映像の原則による位置変更がわかりやすくてきれいだった。
少女革命ウテナの演出的影響が指摘されて始まったこの番組だが、学園を出て夢に向かって就職活動する3人のプリキュアはウテナよりは具体的になっていて現代性を感じた。おジャ魔女どれみ感でもある。まあ、女児アニメが就職活動というのはミンキーモモの時代からあったわけだが。
でも、主人公の春野はるかがどうなったのかはぼかされている所に詩情というかウテナリスペクトがあったと思う。
まあ、はるかがあこがれている絵本の花のプリンセスがどうなったのかがぼかされてる話も中盤にあったので、そこも含めて番組のメタ的意味付けとしても、きれいに構成されていたと思う。