🥸「暇空茜さんは天才の中の天才です。エベレスト無酸素登頂と同じくらい命懸けのチャレンジで、誰も登ったことのない山を登っているんですから。全世界で初めてゲーム『FF11』の『闇の王』討伐に成功したのには感動しました。クリア済みのゲームで縛りプレイをしているだけの登山家とは格が違います」 pic.twitter.com/PwAMbnfSI8
— 文鳥🐥 (@humitoriakane) 2023年12月22日
ゲーマー兼訴訟人として有名な暇空茜さんにとって登山は個人的な達成感しかなく、ネットゲームに劣る趣味とのことですが、僕は運動して痩せたいということと、普段見えている山の中が何となく気になったし、最近は登山した経路を3DCGで振り返ったりGPSでマッピングするアプリもあるので山に定期的に行っています。
暇空茜さんと弁護団(渥美陽子先生、松永成高先生、垣鍔晶先生、小沢一仁先生)の稚拙な訴訟追行が話題です。しかし、実は彼らは訴訟で勝つ必要がないのです。暇空さんは、noteやYouTubeで収益化できるから訴えられても構わないと発言しています。皆さん、こうした手段に手を貸す弁護士を許せますか? pic.twitter.com/OwvvKMy2Mt
— 文鳥🐥 (@humitoriakane) 2024年1月24日
それはそれとして熊が怖い。主にゴールデンカムイのせい。熊は顔を狙ってくる習性があるらしく、初手で顔の皮を剝がされたらとても気分が悪くなると思うので冬場はフルフェイスのシステムヘルメットをかぶっていました。
重装備をして登山するとそれはそれで体力が消耗されたり職務質問されたりリスクがあるけど熊は怖いので。
nuryouguda.hatenablog.com
温かくなってきたらバイク用ヘルメットが蒸れる、汗が目に入る、汗冷えで風邪を引くなどの困りごとを経験した。
というわけで春夏用の軽量登山用ヘルメットとミリタリー用スチールメッシュフェイスガードに衣替えしました。あと汗を乾かすインナーを登山ショップで購入。6千円以上したけど、風邪を引くよりはまし。風邪を引いて病院に行ったら今ならコロナ検査もついてきて3千円くらい取られる。
(ゴーグルは緊急時以外はヘルメットに固定してます)(頭の汗はヘルメットとの間に帽子を被って吸わせます。足りなかったらタオル)
一応頸椎ガードも急所を守るために漬けている。冬はヘルメットを肩で支えるために二重にしていたが、暖かくなったので一個に。
まあ、バイク用ヘルメットも登山用ヘルメットも、現在市販で手に入るのは、ほとんど強化プラスチックで金属製のメイルに比べると強度は低いのだが、まあ全くの生身よりは対熊や落石においてマシかと。まあ、ないよりはマシ、くらいなんだけど。ある程度装甲していたら犬に嚙まれてもそんなに痛くないかなーとか、転んでもそんなに痛くないかなーと、ちょっと楽観的になれる。まあ流石に5メートルくらい垂直落下したら死ぬが。
8万円くらいするこの防弾ヘルメットも強化カーボンなので。(まあ、日本で手に入りやすい市販品の防弾性能はどんなもんだか、なんだけど。防弾してても爆弾にはかなわないし)
なかなか中世の武将のようにフル装備で軽快に山を駆け巡る肉体は作れてないのですが。装甲も取捨選択して背中のアーマーはザックを背負うので外したり、軽量化を検討し実験したり。(水や地図やら、すぐに出し入れするものを入れたボディーバッグも心臓を保護する位置に固定してます。銃弾には無力だと思うけど)
山ではほとんど人に遭わないけど、山への行き帰りの人里では不審者オーラがすごいのでアーマー類はズタ袋にいれている。装着した方が軽く感じるのですが。
それはそれとして熊対策は防御も重要だけどそもそも遭遇しないのが一番なので。それくらいは分かっている。
(これも持ってるけど)
というわけで虫よけスプレーとか不快な臭いを発するものを身に着けて山に入る。熊は視覚はそれほどでもないけど、嗅覚と聴覚は強いらしい。
そして定番の熊鈴。しかし欠点として、割と早めに動いていないと鳴らない。なので、下山するときには結構鳴るけど、ゆっくり上っている時はそんなに鳴らない。
というわけで、SIMなし型落ちスマホに自宅Wi-Fiであらかじめ音楽をダウンロードさせておいて、電波が通らない携帯が圏外になる場所でもアニメソングを鳴らす。(ラジオも有効なのだが、ラジオが受信できない谷とかもある)
バッテリーの問題で音を鳴らすスマホと地図アプリを使う用のスマホの二台持ちです。モバイルバッテリーは必須。
また、アイドルマスターのCDなど声優のドラマパートのある音源は熊に対して「複数の人間がいる」と錯覚させる効果があるといいなあと思っている。熊鈴もいいけど、一番警戒されがちなのは「複数の人間」なので。僕はぼっちなのでなかなか一緒に登山できる人がいないのですが。(山で偶然、人間に遭っても、顔面を装甲している僕は少数派なので、露骨に避けられます)
あと、好きな歌を聴いていると自分の気持ちが前向きになる。歌に気を取られて環境音への警戒が薄まるのは良くないので、そこは注意だが。
人里では不審者なんですけど、山で熊に遭わないためにはむしろ積極的に「不審者だし近寄りたくない」と思わせたい。僕は社会不適合者なので、嫌われることは得意です。
熊鈴もいいけど、単調な音だと慣れられるかもしれないので、ザックの横の紐に100均のアルミ食器を加工した自作の鳴子を付けました。アルミは比重が軽いのでちょっとした追加装甲にも使える。
お椀と二つ折りにしたフライ返しの棒部分と板部分が不規則にぶつかって摩擦音と打突音がけっこう盛大に鳴る。かなりうるさいけど、お椀を外すだけで鳴らなくなります。
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なんか僕のアカウントが悪いのか、Xでは画像も動画もセンシティブ判定をされますが、実際に着けて鳴らしてみた動画。チンドン屋みたいな音が鳴ります。注意。
まあ、そんな感じで装備を考えたりマップを見たり、マップでは通れるはずの道が倒木でどうしようもなくなっていたり、逆に公式マップに載っていない古道が意外と通りやすかったり、そういう感じで山歩きをしている。痩せたい。
暇空茜さんにとっては山歩きはネットゲームよりもつまらないらしいけど、僕はたんけんぼくのまちとか好きな世代なので。一応立ち入り禁止の場所には入らないけど。京都は山が多いので、山を越えて違う集落に行ってみて距離感をバスとか電車ではなく肉感として経験するのは富野由悠季監督(日本アニメツーリズム協会会長)も推奨しているし楽しいですよ。
まあ、行政が定めて地図を本屋で売っているルートが台風や林業の放棄などによる倒木や崩落でクソになっている場合はインフラ整備について思いをはせたりする。
外国人観光客が押し寄せる寺社仏閣の近くは小ぎれいに整備されているけど、愛宕山神社の参道の階段の石がガタガタになっていたり、かつて山岳信仰されていた神社が山の中で廃墟になっていたりすると、観光立国資本主義とは…、みたいに思う。
ちなみに暇空茜さんについて言及したのは単なるアクセス稼ぎであって、暇空茜さんの登山についての思想には全く興味はありませんね。熊の方が怖い。
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