玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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資料本はムー的

最近の俺の文章が多分にメタ視点を意識してるのは、ムー本を3冊一気に読んでたせいだ。3ヶ月もかけて。遅読が。ひきこもりで時間はあるのに。
んでね。思ったんですけどね。
ライブドアホリエモンの稼ぐが勝ちとか、楽な生き方をする××個の方法とか世界の富豪の自伝とか養老本よりも、よっぽど信頼性があるね。
というのもまあ、変な言い方ですがね。
どーも、ムー本は最初ッから信頼の期待値が低いので素直に読める感じだ。
どーせ、テメーの言ってる事は妄想じゃん!って許せる。
ドグラ・マグラを読んだときなんか、「なんだか文体は凝ってあるけど当たり前のことが書いてあるなあ」って言う感じだ。
脳に思考があると言うよりも細胞意識を統合しているだけとか言う辺りは、
シュタイナーなんかもそんな感じだ。
あ、ここらへんの時代の集合無意識的妄想はアインシュタインとかに量子論とか相対性理論にまとめられたから、そう言うのを大雑把にせよコモン・センスとしている俺には当たり前に感じられるんかなあ。
結局、「科学の力よ!」「縮退炉に勝てるのは縮退炉だけ!」ってことだねえ。
んで、逆に現実的な解説本の方が逆に信憑性が無い。
のは、
「そりゃあ、あんたの中では正しいだろうけど。それはあんたがたまたまソレで上手く行っただけって言うかたまたまあんたが成功する椅子の近くにいただけだって言うか、それだけのことじゃないですか。
それを自分もあんたのように成れるとか思わせて金をもうけようとしてんのか。騙されるか!」
とか思うのね。こーいう心理的なハウツー本はムー本以上に妄想的なくせになまじ個人的エピソードをレトリック的に証拠の位置に置いてるせいで現実的だと思わせて一般の素面の人にベストセラーするんで意地汚ねえなあ。
まあ、他人の生き方を見るとそういう人間の思考パターンを学習して資料的価値はあるんだけどね。幸せにはなれないよ。
幸せになるには幸せになるしかないんだ。
んでも、ムー本は真実っぽい事が書いてあっても、所詮ムー的だし。どうでもいいんだよねえ。
真実っぽいのは偶然認められただけで、8割方はやっぱりダメだし。
結局検証不可能な事はどうでもいいや。
モテる人とモテないのとどっちが幸せとか言っても、モテたからこそのアレもあるし。児童虐待、人口爆発、失業者、不正、汚職、戦争。全部モテたからこそ(イケメンとか金があるとかで人との関りを持ってはいけない人が関わってしまったから)引き起こされたわけで、NEETによる殺人、児童誘拐殺人、独居老人がグループホームで大暴れ、孤独死、全部モテないからこそ(イケてないとか、金が無いとかで人との関りを必要とする人が手に入れられなかったから)引き起こされたわけで、どっちに転んでも等価なんだよ。
その瞬間の双六の賽の目が良いか悪いかだけなんだ。
あはははは。
だからみんなどんな目が出ても後悔しないように胸を張って元気よく腕を振って頑張りましょう。
おいっちに!さんし!
ヤミと帽子と本の旅人のボインちゃんもそんなことを言ったじゃないですか。僕はあのアニメは好きだなあ。百合だし。