玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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機動戦士Vガンダム45回幻覚に踊るウッソ

シャクティ11歳の裸。
ハダカ祭り。わーいわーい。ろりろりー!
っていうか、シャクティの裸を覗いたのは記憶なのか幻覚なのか。
記憶だといいなあ。
あああああ。11歳のオールヌードはいいよー。膨らみかけだよー。
っていうか、オデロは15歳なのに11歳に興味を示してダメ!
ウッソは幻覚を見ながらでも敵をやっつけられてすごい。
しかし、あれだ。
人から闘争本能を奪うエンジェルハイロゥだが、普通の人間よりも感受性の強いニュータイプから効果が出てくると言うのが歪んでるなあ。
本当は、感受性が強くない、闘争本能から簡単に人を踏みにじるような普通の人間に効くようにしないといけないのに。感じやすいニュータイプや子供から効果が出てくる。
ガンダムと言うアニメも、同じくそういう切なさが在る。
本当は日本も核兵器議論をすべきじゃないかとか無定見に言うような大人こそガンダムを見て反省すべきなのだが。そういう人は絶対ガンダムは見ないし、注目しても経済的な部分しか見ない。心が伝わらない。
で、伝わるのは僕のようなしょぼいガノタの弱弱しいダメ人間。キモヲタ。
そして、トミノは「人類は100年生き延びられないと思います。」「ふがいない人間は死ね」と言っています。
俺はふがいないので死んだほうがいいのかもしれんが、ガンダムを見ている時は生きていたいと思うんですよおお。
それに、自分が本当に死ななければいけないほど不甲斐ないかどうかは殺される瞬間まで自分では分からないものだと思うし、その場の勢いで勝手に決めて自殺するのも正しくない気がしますし…。
今回の構成、絵コンテは斧谷稔富野由悠季本人です。
宇宙空間に浮かぶウーイッグや、カテジナさん、幻覚と現実のスムーズすぎる幻惑の構成が素晴らしすぎる。
エヴァンゲリオンに影響を与えるわけだ。

ウッソ ウーイッグのカテジナさんでしょ。あなたは家の二階で物思いにふけったり、盗み撮りする僕を馬鹿にしていてくれればよかったんですよ。
それが。
カテジナ 男の子のロマンスに何であたしが付き合わなければならないの。

エヴァンゲリオン25話冒頭のシンジのアスカに対するセリフとほとんど同じ。
機動戦士Vガンダム電車男に似ていて、自分とはつりあわない男ばかりの社会、それでも男中心の社会にウンザリしたキャリアウーマンが、自分の思い通りになるちょっとオタクっぽいけど才能のある坊やを調教しようとする。
それで、坊やウッソは逃げ回るんだけどもちょっと綺麗な隣のお姉さんのカテジナさんになら馬鹿にされたいんだ。
でも、カテジナさんはクロノクルみたいなイケメンがいい。
しかし、クロノクルはつまらない男予備軍かもしれないわけで。
Vガンの人間関係は交錯していて面白いなあ。
ファラはウッソだけで無く、年若いパイロットを調教したりするんだけども20超えた普通の男でウッソほどの才能はないわけ。
かといって、前回出てきた年齢も才能もつりあったキスハールとカリンガのカップルとかドゥカーとレンダ、マチス一家、(ミューラも入るか?)などの恋愛や家族としては安定した人たちは幸せだと言うわけではなく、次々と地獄に落ちていっているわけで。
Vガンダムは救いようがない。救いようがなくてもかまわないから!その向こう側にたとえ悲しみが待っていたとしても、信じて欲しい!
そういう、何度でも死を乗り越える命があるので、Vガンダムはただの暗い駄作というわけではないぞ!名作だ!
ファースト原理主義者のあきまんもこないだ、「ガンダムはファーストとVだけが本物」という爆弾発言を。
Vガンダム面白すぎ。