玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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最近やる気が無いのは、ガンダム分が不足しているから棚。

ガンダムXの感想も真面目に書いてないし、火曜日以来見ていないわけで。
とりあえず、ゾンダーエプタ編を見た。
んで、思ったことをつらっと。
とにかく、ティファはいい子だな、と。
ちょっと内気なだけで、周りの人に協力したり、人に気を使ったり、謙遜したり、心を閉ざしたおっさんが人を信じられるように働きかけたり、絵を描いてあげたり、フリーデンのクルーと協力してポジティブに未来を変えるために頑張ったり、とってもいい子。
すごく普通にいい子。
いい子なんやでー。
ニュータイプなんだけど、富野由悠季にはこう言う普通の子供らしさを持ったニュータイプは描けないんじゃないかなあと思った。
富野の描くニュータイプはもっとさかしいからなあ。
どっちかっていうと、未来少年コナンのラナっぽい。そういえば、トミノは「ガンダムはヤマトには勝ったがコナンには負けた」って、当時言ってたような。
まあ、富野には富野の味があるんですけどね。


あと、ガンダムというより、話の作り方がスタートレックにも近いよなあ。
いや、漂流者を主人公の船が助けたら、敵のスパイだった、とか言うのがスタートレックに良くあるパターンってだけですが。
まあ、文化史的には、娯楽SFを社会的SFにしたという点でガンダムスタートレックは非常に近いんだけども。
ファーストガンダムのブーンも漁民に化けていたっけね。
じゃあ、ガンダムか。
カトックのキャラはいいなあ。ナイスだ。
ガンダムシードバルトフェルドのような「ランバ・ラル的に主人公を成長させる大人」なのだろうが、種ガンダムよりもよっぽどキャラクター造形が人間的でリアルだ。
そこら辺が、マーケティングとあざとさの固まりのSEEDほどヒットしなかった理由か。
まあ、Xはガンダムをマジで潰そうとして潰した作品だからなあ。
富野は自分で潰そうとして、イザ高松信司がつぶしたら、悔しくなって∀ガンダムで、ガンダムを絶対潰れない三世代に渡る1兆円ブランドにしやがった。


「戦争もガンダムもお前が生まれる前の代物だ、振り回されることはない。好きにしろ。だが、過ちは繰り返すな」
俺も、放送当時ガロードと同い年だった男だ。
そんな俺も、今出はガノタの成人男性。
見事に振り回されてるなあ。
メタ・ガンダム機動新世紀ガンダムXですが、ファーストガンダムは果たして、過ちだったのか?
あのアニメ新世紀宣言の大騒ぎは過ちだったのだろうか?
俺は生まれてないけどな。


連邦軍の新型飛行モビルスーツ・バリエントが登場。
飛行モビルスーツなのだが、全くもって飛びそうも無いデザインなのに、浮いてる。
放送当時はそこら辺が許せなくて、子ども扱いされた感じで、空が飛べないエヴァンゲリオンがリアルだと思っていたんですが。
Vガンダムの続きだと思ってXを見ていると、そんでVのモビルスーツはミノフスキーフライトがあるという裏設定を知った今だと、バリエントが空を飛んでもいいかなあと思います。
じゃあ、なんで全周囲モニターじゃないのか、というとV2ガンダムのモニターも全周囲ではなかったので、それがコストダウンと最適化のために他のモビルスーツの設計にも広まったのだろーかとか言う妄想。
ガンダムXのコックピットはモーターヘッド程度の視界の広さはあるので充分か。


∀ガンダム黒歴史がすべて一つの世界だと言われたので、できる楽しい遊びだな。


連邦政府の本部があったのは南米という話だ。
ガイア・ギアサンライズ的に黒歴史になっているので、黒歴史に入れていいのかどうか微妙なんだが(笑)、連邦政府が置かれていたのはたしか、
ジャブロー(連邦軍か)→ダカール→ラサ→アデレート→月(だっけ?)→ヌーボ・パリ(ガイア・ギア
という風に遷都されているのだが。
またギアナ高地に戻ったのだろうか?


銃撃戦・白兵戦での弾丸があまり怖くない。主人公には当たらない感じがするし、敵にロケット弾が当たって人が死んでも、爆煙で隠しているので、悲惨さや緊迫感が少ない。
ファーストガンダムはそこら辺がリアルだったなあ。
リュウさんがガチで負傷するし。
まあ、そこらへんは演出の趣味のさか。ガンダムXはハリウッド的?


エニルのエスペランサは結構カッコよくて好きだったんだが、何もしないまま破壊されたのね。


フロスト兄弟は味方を殺しまくりで、味方の作戦邪魔しまくりなのだが、よくもまあ、大出世。