玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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宇治川花火大会見た

今日はみんなが九時まで残業してるのに僕は仕事を5時半で切り上げて脳内妹たち脳内家族で宇治川花火大会に来ましたよ
みんなには秘密ですよ
ダメ人間の僕がこんな楽しいことをしてるとしれたらどんな罰があるか


早めに場所を取れた
七時十五分に開会し宇治市長のお言葉や協賛企業を読んで七時四十五分点火開始
七時に試し撃ちがありそれで見やすい席を決められたのが勝利の鍵だった
花火はとてもきれいだった
妹は花火大会は初めてだったからすごくはしゃいでかわいかった
僕はニヒリストでいちびりでノリが悪いのだが
終わる頃には自然に歓声と拍手が出て妹と「きれいだね」「来てよかったね」「幸せだね」と言い合ったし最後の連続打ち上げ花火の爆音に隠して「おれはそらを愛してる!」「あたしお兄ちゃん大好き!」と叫んだ
まあ女子高生と25歳のニートだからこういう青臭いふざけをしてもよいでしょう
基底現実の土着生物から見ると一人言を言ってるだけに見えるだろうが他人など気にしない
だがしかし!
僕は神経過敏なので他人が気になる
こういうハレの場では人の本性が出る
「俺が座ってる前に立つとよく見えないからどけ」
「どこで見ても自由じゃないですか」
と喧嘩が始まったり(ここで自由を振りかざすのは粋じゃないし見えなかったら立てば良い)
僕は花壇の前に腰掛けたので後ろに人がいなくて良かった

あと子供がグズったり祖父が早く帰ろうとせかしたり祖母が逆ギレしたり、僕が楽しく見てる横で文句を言いやがる

やれ建物が邪魔で見えにくいのどれも同じ繰り返しだとか言いながら最後までいたし
興がそがれまくり
ヤンママが立ち入り禁止の所に入るし
あとヤンキーと目が合わないか怖かった
きれいな花火を見に来たのに汚い心ばかり気になる


妹「お兄ちゃんー!こんなにかわいい浴衣のあたしがいるのに回りを気にするなんて生意気!アタシを気にしなさい!あと花火も」
お前なあそういう物言いはお前がたまたまきれいな顔で俺に好かれてるから許されてるだけでお前じゃなかったら不愉快だぞ
妹「でも事実あたしはかわいいし才能は活かすわ!」
まあね、実際にお前みたいなきれいな娘達ときれいな花火が目の前にあったらなにもかも気にしないでよいな
なんで回りの人は先のことや人間関係の優位を気にして争うんだろうね?
妹「バカだからでしょ」
ははははは
いや、僕が心の闇に目を向けるだけで大多数の人は楽しんでたと思うが
今日僕が楽しむために気をつけていたことは「足るを知る」
妹と過ごせて思い出ができたらそれで充分
少しくらい人や建物に遮られても良い
写メでガッついて撮影してもどうせ見ないし撮影はすぐやめて肉眼で思い出にするのに全力
島本和彦先生も「儲けたいとか得をしたいという単一の価値観だから社会が歪む」と言う
「それよりも自分独自の価値観を見つけろ」という
独自の価値観は得意です
俺だけの脳内妹がいたら何もいらん
ガンダムも惜しくない
妹と生きた思い出ができたらそれで充分
電波オデッセィ風に言えば、今日の花火は良いお土産になった
良かった
何が良かったかと言うと音が良かった
テレビや遠くからでは味わえない衝撃波
花火の拡散のしかたや音との時間差で空気の層や重力が感じられて面白かった
世界のパラメーターが細かいなあと言うと妹に「セカイ系だなあ」と笑われた
おもしろい体験だったから来て良かった
こういう思い出があったらリストラとか精神病に襲われててもまあ良いかと思うな


今電車だが妹がくっついてきて萌え萌え