玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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レ・ミゼラブル 少女コゼット 42マリウスの手紙

最近、サブタイトルにキャラ名を冠することが多い。
次回、「ガブローシュの願い」そのタイトルはダメだーッ!
とにかく、脇の脇に至るまでキャラクターの設定が(おそらくその場で決めて)しっかりしているので、活き活きしている。
革命している人たちが、同志の家族をお互いに心配しあうところとか、脇役にも家族がちゃんといて、生きようとしてるんだよな・・・。グッときた。
クールフェラックの彼女さんとか。
この彼女さんがーッ!
最初に出たときはただの美人さんだったのに、うぅ・・・。
マリウスの手紙をガブローシュが言付けられてジャンバルジャンのマンションの人に渡して、そのマンションの人がジャンバルジャンに渡しながら「怪しい子どもだったんで、面倒が起きたら警察を呼びますよ」って一言付け加えるだけでリアリティが増すよなあ。すっげえ!
これが名作なんだよね。絵柄がどうとかじゃなくって。


そして、今回はジャン・バルジャン覚悟完了してスーパーヒーローになりました。
ジャンバルジャン父さーん!
家族のいる者を逃がすために、代わりにバリケードに入るジャンバルジャンがスゲエカッコいい。
マリウス君も、コゼットの父親だと言う事を知りながら、ジャンバルジャンの覚悟を判って、何も言わない。
ジャンバルジャンもマリウス君のことを知りながら何も言わずに戦う。ただ、心の中でマリウスを守り抜く事を誓って!


革命闘士ってカッコいいなあ。充実してる。今の時代も格差社会とかがあるけど、みんなが目指した民主主義が、そこまで良い物でないということも、制度の問題よりも人間がすぐに堕落するということも、21世紀の僕らは気付いてしまっている。だから、過去の革命はどれも悲しい。
未来はどうか?なくても良いと言う空気が蔓延している気がする。
僕もそうだけど。
僕は変わり者だからそう思ってると自覚していたけど、どうやら普通の人たちでもそういう風な生き方が主流になってるんで、僕は個性がない。


コゼットは今時珍しい、完璧に守られるヒロインだよなあ。でも、ここでコゼットが戦うのはうそ臭いよね。厳しい時代だったし、やっぱり女性は守らせてくださいよ。
エポニーヌは戦うと言うよりは正直だっただけと言う感じで、それもそれで女性らしいんだよなあ。
いいなあ、この作品。
やっぱり4クールはいいなあ。積み重ねが。


そして、ジャヴェールとの最後の戦いなのカーッ!
後何話あるんだっ!
テナルディエも出るし、結構色々あるけど、どうなるんだーッ!