玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。 4話まで

あ、3話の録画ミスしてた。
まあ、先週はアレだ。学校に行こうとしたんだな、引きこもりのじんたん(主人公)が。わかった。


1,2話はじんたんの脳内彼女っぽさや鬱屈や、めんまのかわいさと健気さや、ガチな仏壇などの生活描写で、泣いたり胸が痛くなったりした。
で、今週はユキアツがめんまへの情のあまり、やらかしちゃって痛い目に会う話。これはこれで泣いた。
うん。構成が分かりやすい。
昨日書いた花咲くいろはの感想を僕は一話ごとの事件構成が分かりやすい、と書いたが岡田麿里さんはキチンとしたものを書こうとしたらかけるんだなあ。なんか前からやってたけど、前クールのフラクタル放浪息子、ゴシックから妙に名前の見かけ率が上がった岡田さん。
あ、id:IdolMasterさんが好きなアイドルマスターゼノグラシア長井龍雪監督作品でもある。とらドラ!は一話だけしか見てないけど。レールガンは学園都市という制度自体を見たり、ダサくて深みのない説教セリフを聞いてるだけでムカついたのでちょっとしか見てない。ごめんねー。美少女はハリー・ポッター第1作とLEONくらいでいいんだよー。
ゼノグラシアは一話ごとの超展開と、全体を通じての超展開が噛み合う時とかみ合わない時があったのだが、最近は安定して人気作品を出しているようで良かったよかった。


「あ(略)な(る)い。」のはなしだった。
泣けるし、いい話だと思う。三十路のオッサンだから高校生に感情移入する歳でもないんだけどねー。まあ、思い出を思い出してウロウロするってのはいくつになってもありますよ。若い子に似た感情が全くなくなった訳でもないし。


演出的には。
幽霊で見えなくて、じんたんにだけ見えるめんまちゃんの台詞に、めんまが見えないし聞こえない友人たちのセリフをかぶせたり、そこで話題がすれ違って行くのが面白い。
視聴者と、じんたんとめんまと、他の友人と、それ以外のグループの人たちの間のインフォメーション・デバイドが面白い。
STAR DRIVER 輝きのタクトの神話前夜のお芝居等に出てきた「他人には見えない人」っていうシチュエーション演劇っぽいね。実際、僕も大学時代に小劇場でそう言うネタの芝居を何本か見たし。でも、テレビアニメで、一話だけのネタではなくシリーズもので、「みえないひと」をテーマにはっきりと出してくるのはあんまり覚えが無い。
もーれつア太郎の幽霊の親父はどんな扱いだったっけ。結構普通に居たよな。×五郎。
(追記:ウィキって思いだしたら、×五郎はア太郎には見えてモノには触れるという、めんま状態だったけど、ア太郎は他のニャロメとかのキャラや赤塚ギャグのナンセンスさが濃かったので、名実ともに影の薄い幽霊になっていったらしい・・・)


見えてる人には見えてるけど、見えない人には見えないので、グダグダになるっていう展開の演出は面白い。アニメの表現としても、台詞の被せやカメラワークの妙でめんまが見えたり見えなかったりと言う感覚を上手く使っている。
が、ジョジョ3部の冒頭のように、めんまこけしを動かす所や銃弾を掴む(できません)を他の人の前でやればいいだけでは…。ふすまを開けたり、ぽっぽに飛びついて重くしたりは出来てるわけだし・・・。


ま、そういう粗はそうとして、超平和バスターズの幼馴染が再結束して仲良くなると良いねーって言う、幽霊のめんまの純粋な願いの裏で、あなるがじんたんたち昔の友達と再び遊んでたら、あなるちゃんの今の学校の同級生が「あいつ最近付きあい悪いよねー」って嫌な雰囲気や、予期せぬ影響が広がったり、そう言う多面的な感じも面白いな。
まどマギの「希望は絶望に変わる」ってほど派手じゃないけど、まあ、普通に人間関係のすれ違いッていうか。
ドラマだねぇ〜


あと、つるこって口はきついけど、人や物を良く見てたり、地味に優しいよな。
あと、絵も綺麗で良いと思う。本当にゼロ年代のデジタル化以降のポスプロの進歩などで映像は綺麗になったよなー。アニメーターのレベルは世代や個人で差が激しいから、一概に比べられんが・・・。絵柄の統一性、動きのタイミング、レイアウト、密度、とか、いろいろ個性のパラメーターが違うしなあ。絵描きは。作品のカラーを統一するのは監督って言うかディレクション係の仕事だけど。