玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

超電磁マシーン ボルテスV 19〜24 富野は19話(ラスト)

GyaO!で見た。
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1977年放送のボルテスV富野喜幸がスタッフ参加したクレジットが残っているのは今回の19話で最後。この後、富野喜幸は自分が監督する無敵超人ザンボット3に注力する。でも、世界名作劇場の絵コンテは77年のあらいぐまラスカル、78年のペリーヌ物語、79年の赤毛のアンの前半まで書いている。ロボットものは自分の監督作に行っているが、人物アニメーションではガンダムがヒットするまで絵コンテマンとして活動し、未来少年コナンにも参加している。と、いうわけで、もう富野はないので・・・。富野ファンブログとしては、あんまり感想を書くモチベーションはないですね。うん。
いや、面白くないわけでもない場面もあるんですが。正直、富野目当てに見るという観点から言うとそんなに興奮しない、という。


名無し・A・一郎さんの全話解説ブログでいいかなーっていう気もします。(私自身の体調もあまり優れないので、そんなに感想が湧いてこないのです)
http://higecom.web.fc2.com/bigfalcon/story/story19.html

  • 第19話 父の胸の中で泣け!!

脚本:田口章一 絵コンテ;とみの喜幸 演出:山崎和夫 作画監督塩山紀生、金山明博(総作画監督)
主人公の剛兄弟が、父の剛健太郎博士に出会えそうで出会えない、っていう連作の一つ。
まー、人情物のスタンダードである。それに合わせて、相変わらず怪獣とロボットは戦う。あと敵役の宇宙人陣営にも内紛があったりする。

敵に脳を探られないように、自己催眠をかける剛博士が、なんかフラッシュ・ゴードンのザーコフ博士のアレのような気がしないでもなかったけど、QUEENが主題歌を歌ったフラッシュ・ゴードンの映画を見たのはかなり昔なので記憶が曖昧です。フラッシュ・ゴードンでもなんか博士が脳をいじられるシーンがあったよね?SFっぽいよねー。
あんまり富野絵コンテ独自の良さはあんまりこの回では感じられなかった。まあ、スタンダードなロボットもので、長浜忠夫の人情アニメだなーっていう印象。

  • 第20話 血で書いた数字の謎

脚本:辻真先 絵コンテ;高橋資祐 演出:上原一夫 作画監督:金山明博
敵の怪獣がアメーバーを元にしたロボットなのに、しゃべる。ボルテスの怪獣は吠えるだけの時としゃべる時があって、特に理由は明示されないので、謎。
一応、宇宙の獣をサイボーグ手術で巨大化して、そこにボアザン星人の脳を移植してできるのがこのアニメの敵のロボットである獣士という設定らしい。移植される脳がしゃべれる人か、獣のままか、というのが違いみたい。でも、それが重視される時と、単なるやられやくのと気がある。今回は別に喋らなくてもいいと思ったけど、喋った。まあ、説明台詞的なものは必要な時はある。
父に会えそうで会えない状況の継続。

  • 第21話 策謀の秘密基地

脚本:五武冬史 絵コンテ・演出:寺田和男 作画監督:坂本三郎、金山明博(総作画監督)

拉致されたり脱出したり拉致されて、剛博士が行ったり来たりします。そして行方不明に。コン・バトラーVでもあったけど、コピーロボット人間による偽物というエピソードが多いですね。

  • 第22話 裏切り者の計画

脚本:田口章一 絵コンテ・演出:横山裕一郎 作画監督:佐々門信芳、金山明博(総作画監督)
プリンス・ハイネルの部下の知性派ズール将軍が、ハイネルに謀反を企てていたのは数話前から視聴者には明示されていたが、ハイネルにもバレた。
そして、ズールは人間爆弾としてボルテスチームの基地に送られる。人間爆弾はザンボット3以前からあった。まあ、ザンボットはもっとひどいらしいが。
人間爆弾は最近も現実の紛争で使われているので、怖いなーって思います。
で、敵幹部が一人欠けて、前半戦終了。

  • 第23話 小犬よ明日に歩め!

脚本:塚本裕美子 絵コンテ;高橋資祐 演出:山崎和夫 作画監督高橋資祐、金山明博(総作画監督)
動物回。敵の怪獣狼に母犬を殺された野良犬の子犬がなんか活躍します。
子供向けアニメーションでは動物は重要。ボルテスの序盤では2号機パイロットの一平の愛馬の話もあったので。あと、超電磁ロボ コン・バトラーVでも動物の親子の話があった。動物と親子の情愛は泣かせの基本なので、長浜忠夫の人情ドラマだよなーって感じです。
子犬が巨大怪獣にダメージを与えるのは実際は変だけど、まあ、泣きドラマはそんなに細かく考えたらダメかなーって。
親が死んでも自分で幸せを掴みに行くためにどっかに行くっていう話はちょっと、私にはしんどいですねー。

  • 第24話 敵・新将軍の挑戦状

脚本:田口章一 絵コンテ;磯浜太郎 演出:山崎和夫 作画監督:金山明博
ボアザン星から送り込まれた新しい将軍は、亡きズールを上回る知能と策謀を持ち、しかも個人的にも力強い。
プリンス・ハイネルが本国の皇帝から情報を与えられてないのに、新しく赴任してきた補佐官に命を狙われるとか、ボアザン星の貴族社会のドロドロとした陰謀が長浜忠夫監督の2年後のベルサイユのばらアニメに通じるよなーって。っていうか、ボルテスVでの敵の星の社会の貴族社会とその革命という展開自体がベルサイユのばら萬画を参考にしたものらしい。
なんか、ロボット戦闘よりもこういう敵の内部紛争の方がドラマとしては面白いかもしれん。剛兄弟の親子の再会ドラマはちょっとベタに泣かせようとしてる感じが。まあ、ハイネルのドラマも結局親子関係ドラマと合流するのだが。
ロボット戦闘の面で言えば、新将軍がレーダー妨害隕石をビッグファルコンに叩き込むところで「ミノフスキー粒子の源流!」って思ってちょっと興奮しましたが、すぐに片付けられて、ずっこけました。片付けちゃうんだ・・・。そんで、片付けられたことに新将軍は気づかないで攻撃を仕掛けるんだ・・・。レーダー妨害はうまくやればガンダムみたいな面白みを発揮するんだが。


ハイネルは色々とめんどくさい部下や上司や血縁に振り回されてるのに、頑張っててえらいなーって思います。ハイネルの地位を狙っていた部下を従わせるために許すなど、ハイネルの器の大きさが感じられてかっこいいと思います。まあ、敵なんですけど。美形の敵役というジャンルを確立した感じですね。あ、まあ、長浜忠夫監督的には巨人の星花形満も美形の敵ですね。なるほどなー。
美形の敵役はシャアとか子安武人テッカマン・エビルとかゼクス・マーキスとか、いろいろつながってありますよね。大事なジャンルです。乙女向けにも重要です。
富野監督時代の勇者ライディーンのプリンス・シャーキンが変身した砂場金吾が美形かどうかは議論が分かれますね。
最近萬画になっている、長浜忠夫ロボットアニメシリーズ5作品をリメイクしたゴッドバードでは美形だった説が取られています。

ゴッドバード4 (CR COMICS)

ゴッドバード4 (CR COMICS)

富野が抜けたので、とりあえず観ますけど、全話感想は書かなくなるっぽいです。
けど、名無し・A・一郎さんのひげどっとこむ。っていうロボットアニメ解説サイトがスゴイ全話解説してるので、私がやらなくていもいいかなーって。
私はどうも富野監督の作品とは波長が合って感想を書きたくなるけど、他はそうでもないかもしれない。
いや、見るんですけどね。
あと、見てて黙ってて、感想は書かないのに自分の書きたい小説のネタにパクる時もあります。
兵部京介のアニメ面白いですよね。パクろう。