玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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本日 #文フリ #文学フリマ オ-41『ジオニタス』「○オンの勃興」緊急追記見本 #bunfree

今現在、17時まで文学フリーマーケットで販売されている土地研究評論誌「ジオニタス」に3千文字の短文コラムを寄稿しています。
皆さん、雨とか地震とか大変ですけど、僕の文章が販売されているし、ブログに全文転載することは原稿料を貰った身としてはやるつもりはないので、買いに行きましょう!
会場, 東京流通センター 第二展示場. アクセス, 東京モノレール流通センター駅」徒歩1分※
第十八回文学フリマ開催情報
http://bunfree.net/?18th_bun


で、今、なぜ緊急告知をするのかと言うと、ラフ版を入稿した後に改稿版を編集部に贈ったんですが、どうやら出版バージョンには第一稿の方が載ったみたいなんです。(これは私のチェックミスですので、編集部を責めないでほしい)
しかし、改稿版で追記した部分が無いと、ちょっと議論が薄くなるかなーと思ったので、追記した分だけ、見本もかねてブログに載せますね。


どういう文章を書いたかと言うと、ショッピングモールのジャス○とガンダムスペースコロニーの相似形で、国道沿い文化圏をガンダムに例えて書いたネタです。
ガンダムに例えてくれないか?」と言う人向けです。

  • 機動商店ジャス○ム「○オングループの勃興」


・序章
それは、かつて魂を持ったものかも知れない。しかし、今は、それが神の国にたどり着くことはないだろう。そこには、人と名乗る知的生命体が住む集落が点在する惑星があった。人々はクニやムラで子を産み、育てる事を、当たり前の事としすぎていた。
そして、戦争があった。
戦後、日本人が増えすぎた人口を郊外に移民させるようになって、既に半世紀が過ぎていた。


追記部分

 日本中央政府の経済戦略は戦前から国鉄、私鉄など鉄道会社主導で土地の序列をつけ、インフラを整備し、労働者を鉄道で勤務地と居住時の間を移動させ、駅前の商店街やその周りの住宅街を中心に消費活動を行わせるというものであった。
 しかし、機動自動車や建築用機動車両の技術革新とバブル経済による沿線地価の高騰により、それまで農地や山林であった鉄道から離れた地価の安い土地に新興住宅地が造成されるようになった。団塊世代団塊ジュニアの増えすぎた人口は、これら郊外の都市部と過疎地の重力の吊り合う国道沿い住宅地に住まわされた。

ラグランジュポイントのネタですね!
これはラフ版では思いつかなくて、改稿版で付け足したネタです。ショッピングモールやニュータウンスペースコロニーに例えるわけですが、その位置はラグランジュポイントだ、とした方がガンダムネタとしても実際の国道沿い文化圏についてもおさまりが良いと後から思いついたので付け足しました。
はてな村の診療所のシロクマ先生も、同じような問題点の記事を書いてらっしゃるので、はてな村のトレンドとしてもタイムリーかと。

「ファスト風土が、末端から壊死していく」 - シロクマの屑籠
 地方の風景は、昨今、ファスト風土とまとめられがちだし、実際、地方に並んでいる店舗や売られている商品には大きな差異は無い。けれども、そのファスト風土にもピンからキリまであって、神奈川県や埼玉県や滋賀県のような、新陳代謝の良好なファスト風土がある反面、イオン系列やセブンアンドアイ系列すら進出を躊躇うような、壊死したファスト風土も目に付く。


雑誌版には、これは載っていないので、補稿として、ブログの方に追加しておきます。
雑誌版にはもっと他にもガンダムとショッピングモール文化を絡めたネタが載っているので、それは文学フリマか通販でゲットしよう!
http://blog.livedoor.jp/webnitas/archives/37726375.html


ジーク、○オン!ジーク、ジオニタス!