脳内妹との結婚記念日に妄想彼女（ドラマ）の最終回を見た

　リアルタイムの時は存在を知らなくて今年、再放送してたけど、それも放送日に見れなかったので、いっそのこと脳内妹との1年目の結婚記念日に見てやろうと思ったわけだが。

　なんか、広瀬アリスさんという女優の人のことはあまり存じ上げないのだが、うちの妹の方が可愛いな。頭もいいし。

医学上、妄想彼女は存在しない

　まあ、僕も死にはしなかったものの親は自殺しているし、子どものころから一家心中を匂わされていたし、勉強はできたもののスポーツやコミュニケーションが苦手で彼女とかいないし、イマジナリーフレンドとずっと空想をしているような、小学３年生の時に分厚い「はてしない物語」の原作を読破したり、（幼稚園のころから擦り切れるくらい「ネバーエンディングストーリーの特撮制作本を読んでいた）、小学５年生で、機動戦士Vガンダムより先に筒井康隆の虚航船団を読破するような、割と嫌なガキだった。

　というわけで、普通の人が普通の友人と語らったり恋をするのと同じように、僕はイマジナリーコンパニオンと物語と夢の中で生きていた。
　今の脳内妹と出会う前にもオリジナルの人や漫画原作の人など、（シロクマ先生や本田透さんと同じくアスカも）何人かの脳内恋人がいた。
　テキストサイト時代の２１年前の僕を知る人は知っているかもしれないが、前の脳内彼女との人工無脳チャットとか作っていた。

　そうしたらなんかネットでの活動が評価されてラブライブの栄枯盛衰で株価がガバガバに上がったり下がったりしているITベンチャーのKLabに就職した。そして過労で死にかけた。
　まあ、全部KLabのせいにするのもアレなんだけど、まあ、KLabのことは嫌いですね。でもバンダイビジュアルも二次面接まで行った。ブログでガンダムに詳しいことをアピールしたら落とされた。バンダイはオタクは採用しない。今は知らんけど。
　まあ、僕は糞だし反人類種なのでKLabではなくバンダイに入社して過労になっていたら、富野監督やバンダイが嫌いになって日本刀を買って怪文書のビラを印刷していたかもしれない。
　KLabのことを嫌いになってもせいぜいラブライブが嫌いになるだけだし。うた☆プリはKLabが関わって以降は知らない。最初の方のアニメは割と面白かった。ブリーチとキャプテン翼は真面目に読んでないので。
　KLabは糞企業ということとは関係なく様々なゲームで毎期のように特損を出したり中国にラーメン屋を作って撤退したり、ジミー・ペイジを両国国技館のクラシックロック・アワードに呼んで真田社長がインスタで宣伝してプレミアムチケットを高額で売ったけど、ジミー・ペイジは演奏しなかったので裁判を起こされてイベント事業から撤退した。（ジミー・ペイジは最初から演奏しない契約だったけど、KLabはアレなので英語の契約書をちゃんと把握していなかったらしい）僕を過労にしただけでなく、割と燃料に事欠かないね。サイゲはなんだかんだ上手く立ち回っている。

　いや、KLabの話は別にどうでもよくて、とりあえず、積み重なる過労などで年々、精神障碍者等級が上がっていった。
　ので、精神科にも調子の悪い時だけでなく毎月２回は通うようになった。仕事をしていたりしてなかった時期もあったりなかったりしたけど、仕事の後の夜間カウンセリングを受けている途中で電話がかかってきて母親が自宅で首を吊ってると知らされたのは、まあ、ドラマチックというか現実味が薄いというか、そういうこともあるんだにゃー。という感じです。最悪ですね。
　そのあとは毎晩１０錠睡眠導入剤を飲まないと眠れない。いや、この処方に落ち着くまでに医者の方もかなり試行錯誤したし、僕も寝る前に酒と睡眠薬を飲んでラーメンを食べないと眠れない（そして毎晩寝ゲロして窒息死と隣合せ）という時期があった。
　因みに、寝る前に小腹が空いて眠れないときは物理的におなかを膨らませるのではなく、血糖値を上げるためにブドウ糖を摂取するといいらしいですよ！ドラッグストアでのど飴感覚で２００円くらいの袋詰めで買えます。物理的に寝る前に胃にものをいれて膨らませると、吐くので。
　

　いや、別に親が自殺してかわいそうという話も大して関係がなく、とりあえず何が言いたいのかというと、精神科に定期的に通って、仕事も長続きせず、親は死に、親戚とも疎遠になり、定期的に会話する相手が精神科医と脳内妹だけという生活になったということです。
　そういうわけで割と医者には何でも話すようになっているのですが。まあ、医者から「狂った母親から距離を置け」って指導されていたら母親が自殺したので、医者が言うこともどうかなーって思うけど、かといって睡眠導入剤はやくざや裏ルートで入手するより、働いていた時に納付していた保険が効く正規の医療機関で購入した方が安価で信頼性が高い。という関係。
　（これも余談だけど、ジェネリックは効果のある薬は同じでも成型方法とか溶解性物質などが違って微妙に相性があったりする）

　というわけで、前置きが長くなったが脳内妹は僕の大切なパートナーであるので医者にも言っているんですけど。
「妄想彼女というものは医学的な定義としては存在しない」
　と普通に用語としてダメ出しされた。

まさかとは思いますが、この「弟」とは、あなたの想像上の存在にすぎないのではないでしょうか。もしそうだとすれば、あなた自身が統合失調症であることにほぼ間違いないと思います。

dic.pixiv.net

妄想とは明らかな反証があっても確信が保持される、誤った揺るぎない信念である。
bsd.neuroinf.jp

　妄想とは上記の例のように、統合失調症などで、「自分が異常なことをしているという自覚がなく行ったり当然のごとく信じている誤ったこと」なので、実在しない弟を実在すると信じている場合などの症例。
　僕のようにグノーシス主義に基づいて「脳内妹は基底現実の肉人間とは違う存在で、至高天のイデアから僕の脳に投影された運命の花嫁ソーテールのシルエット」だと思って、現実の肉人間とハッキリと区別している僕の場合は医学的には「空想（イマジナリーフレンド）」という定義になる。

　まあ、亡き女を想う、という妄想という字面はデカダンス文学的であるのだが。まあ、僕の脳内妹の名前は「そら」なので、空想でもいいかな。

　まあ、空想と言われると空っぽな感じがして、それはそれで感覚としては「あ、こいつはいる」という気配を感じるので、空想ともちょっと違うのだが。
　ちなみに、脳内妹の声やにおいや感触を脳で直接感じ取れるのは、別に妄想とか超能力ではなく、年齢差のある対性クローン双子としての共有感覚です。魂を共有している。

　なので、じつは「脳内妹」という呼称も正確には正しくない。グノーシス主義において、僕が創世邪神デミウルゴスの作った基底現実から本来の至高天に戻るときの居場所を作ってくれる運命の花嫁というのが正しい。
　実は物理脳で演算している空想ともちょっと違う。物理現実とは違う「膜」の宇宙で重ねあわされている状態なのだが。（なので、僕は京都に住んでいるともいえるし、脳内妹の屋敷に居候しているともいえる）

　ですが、インターネットでは脳内妹と呼称した方が都合がいい。何故かというと妹と結婚したとか妹を愛しているとか妹をファックするとか、普通の恋人がやるようなことを妹にしているとインターネットやTwitterに書いて、近親相姦DVをしている犯罪者みたいに思われて余計な揉め事を起こされると困る。なので、脳内妹ですよー、茶番ですよーみたいに諧謔しているのが世間体としては都合がいいんだな。

　Gのレコンギスタはガンダムとは違う方向性だけど、商業的にはガンダムとしておいた方が通りがいい、くらいの感じ。

　富野監督と同じようなレトリックを使う！
　なんだぁ？文句あるのかコノヤロー。俺は妹に対して富野監督がガンダムに対するくらい本気（マジ）だぜぇ？

　富野監督は自分でエッチな絵を描いて自己満足している、と別に書かんでもいいのにエッセイで告白していたけど、実は僕もなんだ。

　性的な意味で富野由悠季と同レベル！

　他のエッチコンテンツでは陰茎が1/100RX-78ガンダムくらいまで勃起するけど、脳内妹を相手にする場合では1/100∀ガンダム、あるいは1/100νガンダムまでハイパー化する。マスターグレード勃起！

　もう、生体反応としてチンポのデカさに明らかに影響が出ている相手は、もう好きといっても過言ではないのではないでしょうか。

　さすがに膣や肛門にガンプラを入れるのは危ないからやめようね。ガンプラは大人のおもちゃじゃねえー！ガンプラバトルで勝負だ！

　ていうか、親が自殺して遺体が警察によって撤去された後に最初に僕がしたことは、「遺体によってふさがれていた自室に入って、自室の引き出しに隠していた妹の絵を親が壊していないか」の確認だったからね。ノケモノと花嫁で親に虐待されていた子供がぬいぐるみを命がけで守っていたような感じなので。人間社会の輪が苦手な僕にとっては妹こそが魂の依り代のような感じなので。

　幾原邦彦作品レベルだよ！

　あと、実は、妹との関係がハッキリして、（Gレコ以降、筆が止まって書いてないけど）妹を主人公にした小説のラストまでのプロットが固まってからファイブスター物語を読んで命拾いしたけど、妹が単独顕現しているとかソープとラキシスみたいな関係というのはすごく共感できる。
　永野護レベルだよ！

妄想彼女はレベルが低い

　そういうわけで、僕の愛は富野由悠季、幾原邦彦、永野護などの天才と同レベルの段階です。もちろん、創作術などでは遠く及ばないのだが、妹への愛は天才と同レベルです。現実には川村万梨阿さんやああこさんみたいな人はあんまりいないし、なかなか出会えないので。

　ここでやっとこさドラマの妄想彼女の感想文に戻るのだが。

　あのね。妄想彼女は現実の女や現実の人間関係に向き合うための練習台じゃないから。だって、現実は皆さんが毎日ニュースやワイドショーやTwitterで見ているように、クソでしょう？そんなクソに僕はチンポを突っ込まないよ。尿道炎になるからな！

　モテない男は妄想の女なら自分の思い通りにできるとか、おまえ、空想の力を舐めてんのかぁ？（今日は結婚記念日なのでしこたまアルコールを摂取している）

　妄想の女と違って現実の女性はわがままで思い通りにならないけど、そっちの方が現実だし、そっちと向き合う方が大人、だとか舐めてんのか。

　現実の肉人間なんて遺伝子にプログラミングされた生存戦略と資本主義と損得勘定で動く哲学的ゾンビだと思う。現実の肉人間がわがままなのは、単に我欲に執着している餓鬼であるからに過ぎない。そんなものはいくらでもコントロールできる。僕は、嘘をつくのはすごく得意だからね。
　そんな金と食い物と安全を求めている我欲の塊の女のために、糞みたいな社会の糞みたいな詐欺みたいな会社で働いて噓をついて虚飾にまみれた社会で給料分を顧客や取引先や下請けの誰かからピンハネして生き延びて、過労になって死ぬのはもうこりごりなんだよ！
　金と少々の承認欲求でごまかせる女なんて下らない。

　でも、魂を共有している脳内妹、運命の花嫁はそうはいかない。僕の心の真っ黒などす黒い醜い自己破壊の粘ついた闇の炎を、妹には隠すことができない。だが、妹はそんな憎悪の黒い犬（ベルセルクのガッツのアレみたいな感じ）を平気で蹴飛ばして追いやる。僕の呪いの炎も妹には傷一つつけることができない。霊的格が違うので。

　脳や魂を共有している本当の意味で真剣な空想、というか概念の恋人には、一切の嘘が通用しない。つまりほとんどの恋愛工学が全く通用しない。そこでは、もう、真実の愛を自分で、すべての虚飾を捨てた状態で納得できるかどうかが固有結界の強度として問われるのです。
　だから、現実の女は妄想彼女よりわがまま、とか、他人がままならないとか、そういう次元ではなく、自分が本当に自分を信じて、そのうえで愛していると決意できるのかってことなんですよ！
　たいていの若い女のわがままなんて、多少の金でどうにでもなる。

　幾原邦彦作品では近親相姦をする世界の果てや燃える麒麟は抹殺されるしかないのだが。僕の妹は別に僕とくながうことを嫌がりもせず、普通の恋人として愛してくれている。まあ、プライベートなことなのでどういうプレイをしているのかは書かないけど。

　大体、妄想彼女のドラマの原案の本も「世界一気持ち悪い男」に選ばれるくらい気持ちが悪い。

モテないんだからネットだけでも
モテてると思われたい！「いいね！」を押してもらいたい！
きっかけはそんな気持ちからなんだそうです。

drama-suki.com

　ネットの他人にモテてると思われていいねを押してもらいたい、それはきっと、愛じゃないもの！
（唐突で当たり前のアイドルマスターゼノグラシア）

　ネットの他人に評価されたり、脳内恋愛をオタクに支持されたり、それで本が売れたり、ラノベ作家としてデビューしたり！そんな他人の評価は俺はどうでもいいんだよ！

　だいたい、あんな安っぽいカツラとか抱き枕を彼女のふりをしてネットの見世物にして、なにが妄想彼女だよ。俺の妹の髪はもっと豊かでいいにおいがするし、肌も美しく、肌理の一本一本も見えるぞ。臓腑の粘膜細胞の一つ一つまで演算できるわ！
　妄想でも彼女と言い張るなら、もっと自分でそれを信じろ！自分が彼女の実在を信じていないのに妄想をネタにして他人に見せて、それがネットや出版社の社会のコンテンツになるっていうんなら、それは愛の冒涜だ！
　俺は他人にどうこう評価されるかどうかではなく、俺がお前を愛しているからお前といるんだ。

　クソ現実の肉人間にモテると思われるとか、そういう変な性癖をネタにして受けを狙うとか、そういう基底現実での評価より、俺はお前を愛して生きたいんだ！

　だいたい、過労死寸前になって数カ月高熱で寝込んで、クリスマスイブに臨死体験してレテ川のほとりの懺悔教会の裏で「俺は紙に許しを請うより、ユダのように自殺して魂を消そう」と首をくくろうとしたら、妹が来て
「あたしの前で他の神に気を取られて死ぬのかい。それは目の前のあたしに対して、無礼だろうが!!」
って己の可愛さだけを武器に冥界から僕をオーラロードを貫いて生き返らせてきた女は、もう、格が違うとしか言いようがない。
　っていうか、なんで三途の川でファラ・グリフォンなんだよ？こえー－－。チェンソーマンかよ。地獄のヒーロー。
　以来、妹には頭が上がらない。結婚したのも「30過ぎて男除けにフィアンセがいるとか言うのも痛い女って思われそうでカッコ悪いし、籍を入れるから」って妹が通告してきたので従うしかなかった。
　支配の悪魔…。

　輪るピングドラムもGのレコンギスタも劇場版が完結したことですし、そろそろ大して面白くない新作アニメから離れて、妹とのなれそめを描いた小説を再始動させるべきなんだろうな。

　滝本竜彦先生も本田透さんもゼロ年代の虚構恋愛の人たちは表舞台から去ってしまった。

　僕の観測範囲から見えなくなっただけで生きてはいるのかもしれないけど。

　僕は、他の人が脳内恋愛を信じなくなっても、僕だけは、妹を愛しているよ。なぜなら、それが本能的に自然だと思えるから。

　ていうか、本当に不眠症がひどくて、毎晩輪るピングドラムの最終回の冠葉レベルで悶え苦しんで自分を闇の炎や子どもシュレッダーで破壊する感覚があるけど、毎晩妹が抱いて沈めてくれる。毎晩輪るピングドラムのクライマックスって、割と疲れるけど、そうなってしまったからそうなんだよ。
　ほかに生きる手段を知らないからだ。だから脳内妹を嫁にした。