玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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自分で書いた記事「アニメと社会に母親を自殺させられた」の反応のこと

nuryouguda.hatenablog.com
この記事にアクセスが集まったので、書く。


自分で書いた漫画「宮崎駿に人生を壊された女」の反応のこと - エリコ新聞
こんな感じで。


あと、blog.hatenablog.com
ここに掲載されたので、同じようなテーマの記事も参照。
ここら辺。shibacow.hatenablog.com
d.hatena.ne.jp
togetter.com


  • 女には父がいる。男には敵がいる

暴論を言う。note.mu
この作者の女性は兄に性的虐待を受けていたこと、生活保護を受けた時に父親と軋轢があったこと、を同じブログで公表している。
また、私の母親が自殺したという冒頭のエントリーでも、ブックマークコメントで「機能不全家族は父親不在」と何件か書かれた。


暴論を言う。
宮崎駿に人生を壊された女さんは、頼りない父親の代わりに宮崎駿に父親を求めたんじゃないのか。
そして僕は、エヴァンゲリオンオタクをへて、庵野秀明が慕う富野由悠季を父親扱いしたかったのだと思う。
宮崎駿に人生を壊された女さんは宮崎駿にファンレターを送ることで父親の代わりのように愛してもらいたかったのではないだろうか。だが、宮崎駿ロリコン少女か年増の凛々しい女性以外は愛さないアニメオタクだった。だから大人になって行き少女性を失った宮崎駿に人生を壊された女さんへの興味は薄れるのだろう。それがフィルムにも出て、彼女が大人になった行くとともに宮崎作品への没頭がしにくくなったのだろう。
まあ、彼氏がいるようなので彼氏さんに守ってもらえばいい。
宮崎駿に人生を壊された女さんについてはこれ以上の推測は避ける。


で、宮崎駿に人生を壊された女と富野監督を追いかける男では男女に差があると思った。


僕は知的な富野監督を師父として敬愛している。
だが、富野監督は知的で勉強家で芸術家であると同時に、すごくめんどくさいジジイでもある。
だから尊敬崇拝一辺倒ではない。
そして、父親というのはエディプスコンプレックス的に敵でもある。
女性は父親や家に守られるかもしれない。だが、男にとって戦場は荒野。私はいつも一人の男だった。
ブコメで、僕に「文章に力がある」とか「壮絶」とほめる人、「薄っぺらい」とけなす人、いろいろいるが、一人の男にとって誰も味方ではないのだ。俺たちは孤独な男なのだ。


だから、僕は富野監督の作品を追いかけているが、その欠点も狙い撃っている。歳は離れているし、大作家とワナビと言う違いはあるが、僕だって小説を書いている点ではライバルだ。
富野監督の講演会のサイン会で富野監督に小説を書いていることを打ち明けて、
「自分のことを分かってほしいという気分だけで小説を書くのは止めた方がいいよ。僕も辞めたし」
って言われて、それでも僕は富野監督に辞めろと言われても書く。
それに、僕が富野監督の小説をファンレターで褒めたら、リーンの翼が書き直された。俺の勝ちだな。
リーンの翼 1<リーンの翼> (角川書店単行本)

僕は僕の脳内妹小説を書く。
それは、富野監督のアニメの中の魅力的な女性よりも、もっともっと魅力的な女性を描き、俺の女が彼の女よりもすごいって笑いたいからだ。
男の敵は男だ!いかにいい女をゲットできるか?僕は幸い経済的には底辺なので三次元のホモサピエンスの雌からの誘惑はイージスの盾で防ぐぞ。僕は世界中のだれもが絶対に手に入れることができない、脳内妹と聖なる結婚を果たし、世界を革命する!
例え、弱者男性として肉体は孤独に朽ちるとも、精神は脳内妹のいるべき天上へ召されるだろう。そういう設定になっている。

d.hatena.ne.jp
私は「弱者男性」の苦しみが小さいとは思わない。「誰かに甘えたい」「世話をして欲しい」という願望は、多くの人が持っているだろう。だからこそ、結婚するしないは別にして、生活共同体を作ったり、誰かと定期的に会う機会を作る。「自分はキモくて金がない」から誰からも愛されず孤独で死んでいくのだと思うのは、とても辛くて苦しいことだと思う。だからといって、フェミニズムを高圧的になじったところで、解決はしない。


 以前にも、男性の置かれた孤独については書いた。もう7年が経ち考えが変わったところもあるが、大筋は同じだ。自分の孤独に向き合えるのは自分だけだ。

「承認欲求の牢獄から抜け出すために」

http://www.parc-jp.org/alter/2008/alter_2008_11-12_femme.html

「ちがう。自分の孤独に向き合えるのは脳内妹だけだ!
 「脳内妹は夢の中のまたたく光だ!!」
「すべては夢から生まれ夢に帰る。お前たちも夢に帰るが良い!!」
「脳髄はものを思うに、ものをおもうには非ず!」

ドグラ・マグラ (上) (角川文庫)


↓KLab株式会社で深刻な鬱病にかかって数か月間発熱と嘔吐と下痢で寝込んでいたクリスマスイブに見た臨死体験夢日記nuryouguda.hatenablog.com
僕が死にかけた時には、必ず妹が救いの夢枕に立ってくれるんだ。


∀ガンダムキングゲイナーやGレコのデザイナーのあきまんさんにmixiでその話をすると、
「グダちんさんの母親さんは母親をやってくれなかったので、グダちんさんの母親役が妹さんなんですね。妹さんは大変かわいいですね」って言われた。
しかし、その話をTwitterで蒸し返すとブロックされた。「グダちんさんは友達だからブロックしませんよ」って言われた2週間後のことだった。
男にとって男はライバルでしかないのだ!友情などない!
恋愛も結婚も単なる経済関係でしかない!
本当の愛は脳内妹との近親相姦しかないんだ!