琵琶湖の岸に何故か居る俺。バスで帰ろうと思うも、次のバスは15時29分。
湖面からの蒸気で空が白くガスっている。
ちょっと余所見をしてる間に29分になった。
と、ここで自分が居たのが東岸の防波堤脇のバス停だと気付いた。ここでは北に向かって進むから一周しないと京都には帰れない。
ガスっているせいで太陽の位置はわからなかったが、左手の数十キロ先に要塞化した大津城が霧の間に見えたので、こちらが琵琶湖の東側だとわかった。北側は湖幅が広がっていたし南側はすぼまって数百メートルの岸壁が向かい合っていた。その岸壁に大津城の砲台群が点在しているのだ。
それを見ると、向かいの歩道のバス停に行かなければならないので走って車道を横切ったら、ちょうど左回りのバスがさっきまで居たバス停についたのでうっかりしていたら危ない所だった。
しかし、京都行きのバスはまたしばらく待たないといけないなあ。
さっき向こうに居た時に乗りそびれたんだな。くっそ。なんか俺はいつも惑っているなあ。
3日の朝も初夢？
