玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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この際だから機動戦士ZガンダムIII-星の鼓動は愛-の書き忘れも書いてしまえ

カミーユハマーンが来た時にニュートラル位置でシャア・アズナブルを観察してると以前書いたけど、カット尻でシャアのほうに1歩移動する描写に気付いたので、
やっぱりカミーユ・ビダンはクワトロ大尉が好きと思えてよかった。
クワトロ・バジーナがグラサンを取った時に驚いたり、視聴者を誘導してるのかなあ?視線が観客とダブるし。
その直後にケーキを食いながらのシーンもカミーユは後頭をさらしてシャアを見つめてるのが萌え。と、同時に回りの人も観察してるんだな。カミーユ。観察してもあんまり起こらない新訳カミーユは普通にカッコいいな。
レコアさんについて語るファを背中で聞くのとか。露骨な描写で分かりやすい。
んで、カミーユはシャアを観察しつつも、シャアを好きでいてあげてるのに、なんでシャアは逆襲するんだろうな。星の鼓動は愛逆襲のシャアをハシゴで見たときには政情的には繋がってたけど、心情は繋がってなかった。ダブルゼータの最終回でのエゥーゴのダメッぷりが無かったからな。
「我々は長期戦をやる余裕は無いのだぞ!(うろ)」という時の悔しそうな顔でテロを決心したように、僕は感じましたけど・・・。
ただ、REVERBERATION in GUNDAMのシャア ロンリーソルジャーを聞けば、まあ、シャアだから仕方ないよな。わがまま王子だからな。という気になる。

あの時 星の鼓動を聞くのを忘れていたと思い出せる
あの時 君の息吹を忘れてモビルスーツに乗ったからだ
あの時 マシンが命を生かすものだと信じていた
夏の日の街角に立つ 迷彩服の似合わない奴(笑)

ロンリーソルジャー!
ビッグウェーブが呼んでいる

ロンリーソルジャー!
ロンリー ロンリー ソルジャー


ロンリーソルジャー!
名乗り替わった日々がある だから

ロンリーソルジャー!
ロンリー ロンリー ソルジャー

そのまんますぎるな。1999年の井荻麟の作詞。カミファを皆が祝福してもシャアは違う所でマシンに閉じこもってる。
ザコンだからか?僕はシャアはコントリズムを大衆に対する方便にしてるだけで、家庭を捨てて死んだ親父の思想を本当に信じてはいないんじゃないの?とか思ってたんだが、劇場版Zガンダムを見ると、ある程度は信じてるかなあという気もする。
あ、親父の思想、というよりはララァの意思を信じてるって考えたら良いのか?
うーん。やっぱりマザコン・・・。というか、子供の頃にマザコンをちゃんとする余裕の無い幼児期だったと思えるからなあ。仕方ないし、そのことでキャスバルを責めることは出来ない。
そういう生き方も孤高の美学もあると思うし・・・。でもやっぱ悲しいよな
ところで、あの劇場でシャアは何をしたかったんだろうな?もうすでにあの時点でカミーユもブライトも撒いてとんずらするつもりだったんだろうか?でも映画版ではグリプス2には地上部隊が浸透しているはずだから歩兵に見咎められるか?
つーか、そしたら、そんなところにノーマルスーツも着ないで乗り込むハマーン・カーンとパプティマス・シロッコは自信過剰すぎる。
じゃあ、白兵はいないのかというと、そこでいなかったらエゥーゴは無能すぎる。
ハマーン様シロッコなら歩兵を全員撃ち殺してきたのかもしれんが。
そう言うわけで、微妙なシーンだが、好きなシーンでもあります。カミーユがカッコいいし。