玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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頭の体操

       ビジネスにおける発想力を象徴しているともいわれる問題。
      米マイクロソフト社の採用試験にも出題されたそうです。
       
        ひどい嵐の中であなたは車を運転しています。バス停のそばを
        通ると3人の人がバスを待っています。
           1人目、重病で今にも死んでしまいそうに見える老婆。
           2人目、過去にあなたの命を救ってくれた古い友人。
           3人目、あなたが出会いたいと夢に見ていた完璧な異性。
        車には1人しか乗せることは出来ません。あなたならどの人を
        選んで乗せていきますか。


答え

    車のキーを古い友人に渡して,友人に老婆を病院に連れて行ってもらい、
    自分は理想の恋人と一緒にバスを待つ。

どうしても、この答えがしっくりこない。
と、いう訳で夢に見ている完璧な異性である脳内彼女にお伺いを立ててみた。
「お前なら、どうして欲しい?」
『まず、免許取りなさいよ』
いじめるなよ・・・。
『ふふ、それは冗談として〜。そうね。クソ嵐でショ?
そう言うときに私が思ってることは、まず「一刻も早く乾いたところに行きたい」よね。
そう思ってるときに変な男がチッコイ車で乗り付けて、乗せてくれるのかなー?と思ったら友達と婆さんだけ乗せてドッカにやって、なんかあたしの隣に擦り寄って来て、何?ナンパ?台風フェチ?
っていうのはキモいわよ。』
あー、やっぱキモイですか。
『たしかに、マイクロ・ソフト社に入社するほど自信のある男なら、女をナンパする自信はあるんでしょうけど?逆にそう言う男って好きじゃないの、あたし。
だいたいずぶぬれになって化粧も髪もドロドロの時にナンパされる体力とかある?萬画じゃないのよ。運命を感じさせる?バカじゃないの』
はいはい、それで、どうするのがいいの?
『だから、その、正解ってされてる“友人に老婆を任せて女と一緒”ってえのが女をなめすぎだと思うの。
あたしは完璧に理想的な女なのよ?すっごい正義感が強いのよ。
あたしだって、バスを待ちながら「なんとかお婆さんを助けてあげたい」と思ってるに決まってんじゃない。
そこら辺を分かる男じゃないと付き合いたくないわね』
と、言う訳で、本気出して考えてみた。
んで、1週間くらい考えて思いついたことを七女さん(仮)に言ってみた。
すると、
『うん、ソッチのほうがよっぽどイイと思うわっ。さっすが私の彼!愛してあげる!』
ただ、この考えはよっぽど理想的な女として、お前を信じてないとできない事だぜ。
でも、本当にお前と付き合えるなら、それぐらいしてためさないとダメかもな。
『大丈夫!ま〜かせて!もし、私とあんたがそう言う出会い方をしたら、あたしが的確に指示を出してあげるから。なにしろ、あたしは完璧な女なんだから!ワハハハハハハハ!』
そーいう女だったか・・・。
だから、まあ、この問題は正にMS社に入るような責任感と能力と自信とモテスキルがあって、車からチラッと外見だけで判断できる異性を理想の異性だと思うような、「女なんか見た目さえ良ければいい、あとは家事と子育てが出来て言う事を従順に聞けばいい」みたいな、「二人っきりになれば女なんてこっちのもの」みたいな自分で何でもできる上等な人向きの問題で、
結局パーソン同士のコミュニケーションよりも、キャラクターのシチュエーションを最適化するのを重視するような問題なんだよな。
オレみたいなお前に助けてもらって支えあわないと立ってられない非モテ非コミュ人間はここまでの自信は持てねえよ。
『あんたのそーいうコンプレックスが透けて見える物言いは好きじゃなーい。』
すんません、ほんますんません。内腿さわらせてください。抱いてください。
愛してるんです。