玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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近況報告

昼夜逆転生活をやめて、7時に起きてタッチとかおジャ魔女どれみを見て起床する習慣付けをし始めた所だが。 ブログを書こうとした時点でもう1時なのだから、やはりブログは危険なのかもしれない。つか、パソコンをつけると時間感覚がおかしい。昼の2時半からパソコンをつけてるのだが、実働2時間くらいの感覚である。
今日はブログを書きたい日なので書く。
最近は京都精華大学で自習をしている。
集中力があまりないので、正直それほどはかどらない。それに、面白そうな本があるとついつい読んでしまう。やらないといけないことや、読まないといけない本は他にもあるのですが。
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を読んだ。最近の7年間、つまり鬱になってからは遅読に悩まされていたんですが、それなりに興味のある平易な本だったので1時間ほどで読めました。
要約すると、萬画家に憧れて、自分でも創作をしていた少女が、山岸涼子先生の日出処の天子にはまって、ファンレターとかもいっぱい出してたんだけども、なんとなく生きるのに飽きて14歳で自殺する。それで、家族や友人のほかに厩戸皇子様に熱烈なラブレターのような遺書を残していた。と。
そんで、あとがきの新井素子が「若い頃は私も死にたかったけど、死ぬこたないのに」という感じ。
私もそう思う。
私も死にたかったけど、富野アニメを見ると頼まれなくても生きたくなるしな。
んで、この子の問題は結局、虚構の存在に恋をしすぎたという事です。それで、実際の自分とのギャップ、理想のキャラクターの居ない現実に絶望して飽きたという感じがするのです。それが残念でならないのは、山岸先生の作ったキャラクターがいくら完璧でも、それは所詮他人の作った物語のキャラクターで、ある意味商品でしかない、という事に気づけなかったという所。彼女自身も創作家を目指していたしそれなりの物をかける人だったのだから、自分の愛する物は自分の力で見出せばよかったのに。14歳ではまだ他人のキャラクターしか妄想できないかもしれないが、生きてさえ居ればもっと具体的な妄想が出来たのに。
と言う訳で、俺は脳内妹を愛する。すごく。