玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。


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前回の記事のブクマレス兼、「言葉と怒り」について

b.hatena.ne.jp
 なんかちゃんと調べた記事よりも雑に書いたお気持ち表明レベルの記事ほどブクマコメントが増えてアクセスが増えるっていうの、悲しいんだけど。まあ、6時間程度で様々なご意見を頂いた。


 しかしまあ、みんな、とは言わないが読めていない人が多い。あるいは重箱の隅をつつく程度のツッコミを一意見として言っているような矮小な人間が多い。


  • 僕は京都精華大学の学生ではない

 単に情報館の視聴覚施設や図書貸出を利用して公開講義に参加した、別の学校の学生です。(京都大学じゃない方の国立大学というしょぼい大学なので特に名前を出す必要はないくらいチンケな学校を出た)(そもそも国際的な大学の場に於けば京都大学もしょぼい大学だ)
 一応僕が卒業した大学の卒業生でガンダムに関わっている人はこれくらいだと思う。↓
ガンダム神話
ガンダム神話ゼータ―ガンダム新世代の鼓動




 その割に僕が京都精華大学の卒業生とか身内だから京都精華大学を擁護している、というようなブクマコメントがある。これは僕の文章が情報伝達できていないのか?
 僕は単に「タダでビデオを見せてくれた恩があるしな」という程度。エヴァの録画を貸してくれた先輩に対する中学生みたいな感じ。京都精華大学には公開講義と、図書館での萬画と雑誌とビデオと魔導書を提供してもらったという程度で、その大学で学んだという実感はない。


 文章に書いてあることを読み取るというより、ブコメで悪口や毒舌を言ってやろうという意識が先走っておる人が多く感じる。



  • 怒りの範囲

 僕はイスカンダル王はアリストテレス先生から「ニコマコス倫理学」で(ニコマコス倫理学が書かれたのはイスカンダルの家庭教師時代ではないとか野暮なことは言わない)

 プラトンのいうように、まさに悦びを感ずべきことがらに悦びを感じ、まさに苦痛を感ずべきことがらに苦痛を感じるよう、つとに年少の頃から何らかの仕方で嚮導されてあることが必要である。事実、これこそが真の教育というものであろう(岩波版 P77)
ニコマコス倫理学〈上〉 (岩波文庫)

 と習っているのだが。
 勇敢さや怒りについてもアリストテレス先生は中庸の態度を推奨している。


 で、今回は白井氏という、僕があまり知らない人がユーミンに対して死んでほしかったとフェイスブックで書いたことが問題視されて、京都精華大学の石田涼理事長(サコ学長とは違う人)から厳重注意をされた。


 その処罰が軽いと怒る人が多い。我は我の健康と財産にしか興味がないので他人の処罰が軽いと文句をいう人は単にギロチンショーを見るのが好きなモッブに過ぎないのではないだろうか?などと思ってしまう。


 松任谷由実氏に対して、殺害示唆をしたわけではない。刑事罰としては名誉毀損罪か侮辱罪であろう。そして、それは親告罪である。なので、喧嘩の作法としても法律としても、白井氏について怒っていいのは松任谷由実氏だけである。怒るべき時に怒るのは大事だが、怒るべきでない時に怒る人はアリストテレス先生によると嫉視的、あるいは悪意的な人である。
 呼ばれていない喧嘩に口を突っ込むのははてなブックマーカーやTwittererの悪い癖。


 ただ、僕が僕のチラシの裏の王国であるブログに付いたブコメに文句を言うのは、僕の権利、というか僕の喧嘩の射程距離である。(まあ、僕がはてな運営に名誉毀損で訴えてはてな村から消した id:nekora ほど邪悪なものではない有象無象はだいたい非表示にして終わりだが)(nekoraは僕に粘着してきて僕が恐怖の精神障害者で犯罪者予備軍で母親を自殺に追いやったなどというエントリーをはてなブログに書いてきたので、それは僕のカウンターアタックの格好の餌食だったね)(裁判をしたらもうちょっと金が貰えたかもしれんが、面倒だったので)


 では、怒り、及び処罰の範囲として彼が「差別発言をした」という問題だが。正直これについては僕個人はどうでもいいと言うか、ネットマナーができて20年くらい前から言われているような「居酒屋の悪口がネットではログが残るようになった」という程度だと思う。居酒屋やフェイスブックでのどうでもいい失言が果たして処罰の対象として適当なのか、なかなか面倒なことだ。


 また、政治思想として、一回の「ユーミンが死んでたら良かった」という発言、及びそれに伴う悪意的な想念が白井氏の政治学者としての思想や業績や研究成果について、何%くらいの割合を占めているのか?これもよくわからない。

 あるいは教師として、「荒井由実のまま夭逝してくれたら良かった」とフェイスブックに書くような人間性が、大学の政治学科社会学の授業において、どの程度学生に悪影響を及ぼすのか?これもよくわからない。


 さらに言うならば、白井聡氏の人間性や思想を安倍総理大臣辞任のタイミング以前の任用段階で大学当局がどの程度把握して、どの部分を評価して採用したのか、これもわからない。


 京都精華大学の思想的な方向性はなんなのかとか、そもそも大学当局が思想的な理想を掲げることが正しいのか、それが学生の自治意識の強い京都精華大学においてどの程度学生に影響しているのか、またくわからんな。調べてないので。シラバスは見ようとしたけどパスワードを知らんので外部からはアクセスできんかった。


 わからないものについて沈黙する、という僕のこの態度は慎重にすぎるかもしれないが。


 先のエントリーで挙げた「神戸市会議員 岡田ゆうじさん」の「教授が学生や大学院生に「早く死んだほうがいい」「お前の名誉のために夭折しろ」と言うアカハラがあっても、厳重注意でおしまいなんですね。アカハラ仕放題。だから大学認定を取り消せ」というツイートは僕の態度に比べると飛躍、あるいは違う状況に意見や感情を接着させすぎているだろう。安倍総理大臣と個人的な交流があった松任谷由実に対する気持ちと学生に対するアカハラは全く意味が違うだろう。


 京都精華大学の学部生に24%、大学院に79%の外国人留学生がおり、その大半が中韓出身であるから京都精華大学全体も反日組織であろう、というツイートも妄想としか言えない。単に近いからでは?
(あと、歴史的に動画アニメーターが中国韓国の労働力に支えられていたということもあるし、最近はアークナイツやアズールレーンなどのソーシャルゲームでも日本の萌え様式を本歌取してくる中華起業があり、そこに日本人イラストレーターや声優が関わっているという構造もある。なので、中国韓国台湾は日本と揉める面もあるが、文化的パートナーというか個々の商業的活動(特に京都精華大学が力を入れているアニメ、萬画、ゲームの分野)では切り離せないし核とかでいきなり消滅されると困る国ではある)


 また、京都精華大学はマンガ学部やそれにちかいデザイン学部が取りざたされるが、そもそももともとは女子校の美術大学である。それに対して偏差値がどうのこうのと言って勝ったつもりになる人もなんだかなあ、とは思う。(まあ、知人の話によれば芸術では就職率が低い、という内情も聞いており、まあ、それはな…)
 まあ、マンガ学部の功績は大であるし、僕も多大な恩恵を受けた(具体的にはタダでガンダムシリーズとダンバインとブレンパワードを図書館で見せてもらった)のだが、国際文化学部グローバルスタディーズ学科(おそらく2002年位にできた学部だった気がする)というものもあり、これは西欧主義に陥りがちな留学アカデミズムの分野においてアジアやアフリカとの関係や歴史や文化史の観点から日本を見つめ直そう、というフィールドワーク中心のかなり真面目な学科である。(僕の知人がいたマリ出身のサコ現学長のゼミもこの学部だったはず(年度によって名称は変わっているかもだが))
 しかし、学生とワールドカップを見てはしゃぎすぎて怒られたというおもしろ黒人枠だと思っていたサコ教授が学長になるとは、単なる雇われ外国人教授ではない実力があるのだなあ、と感服した。(実際の面識はないが、その教えを受けた知人は名前は出さないが、かなり出世しているので、それなりの人物であったのだろうと想像している)


 サコ学長の来歴に大学時代を中国で過ごして日本に来たと書いてあるだけで反日だという人もいたが、サコ学長のロングインタビューを読むとむしろ天安門事件の直前に過激派の中国人学生からも当局からも攻撃されたとからしいので、中国の手先ということはないだろう。
 6ヶ国語以上喋れるらしいので、アフリカ系黒人のIQが低いという俗説も彼には当てはまらないだろう。僕はたまーにブログのCSSで使う以外の英語も殆ど忘れたし。僕のIQはネットのクイズで127くらいだけど、それよりは賢いんじゃない?(雑)

  • 怒りと射程距離

 とりあえず、僕は「萬画と萬画を読ませてくれる大学が好きなので」このような事件が起こった時に「マンガ学校に過ぎないから」みたいな揶揄をされると、「怒る」。
 また、「知人から間接的にサコ学長の人となりを知っているし、京都精華大学の空気感も知っているので」それを知らない人に「反日養成機関」などと飛躍した悪口を言われると、「怒る」。
 それと、平和を愛する諸国民の一人として一言の失言から「先入観」が増大して大学組織や国際関係において憎悪の感情が膨らむのは「醜いと感じる」。(まあ、ベルク・カッツェや渡瀬サネトシ的な面ではそうやってダメになっていく人間どもを面白く思う面もあるが)
 と、一応整理しておく。




 つまり、僕は僕の射程距離に入ったものに対して迎撃をするが、それ以外は割とどうでも良かったりするオタクです。それを整理しておきたい。




 しかし、ブコメやこの件に関するTwitterなどを観測すると、単なる鬱憤バラシや職場のストレス解消をしたい程度の人間が、怒る資格を持っていない時に怒ったり、事実を調べずにレッテルを貼ったり、単純な二元論で敵味方を決めつけたり、殆どの場合は敵ばかり作って悪口や毒舌を吐いておけば対象より自分が上になったような瞬間的快感を得たいだけの醜い大衆モッブの汚さが見えて嫌だね。
 対象の長期的観測や文脈の調査もせず、一言の失言から人格や組織全体を全否定する短絡さ。ただただ人がたくさん吊るされたり思い処罰を受けるのを望む加虐性…。


 なんで皆そんなに怒ったりしたいんだろう。そんなに明確な正義をみんなは自覚しているのだろうか?


 安倍晋三と小泉純一郎と竹中平蔵のパソナのおかげで働けて嬉しい!という人や、働かされているけど実質賃金が下がっている!という人がいる。
 石破茂は以前はヤベーミリオタ鉄ヲタの防衛大臣でタカ派という印象だったが、スガさんや麻生さんと比べると最近はマシのような気がするのだが、僕が肩入れした政治家はだいたい負けているので、(悪夢の民主党政権が誕生した時は逆に「民主党が勝ちすぎて調子に乗ると良くないので今回はバランスとして自民党に入れる」ということをして負けた。)
 政治はわからんねえ。


 僕はまあ、度重なる過労で精神と自律神経(特に消化器官がヤバい)をぶっ壊して障害者特権と親戚や読者からの食糧支援で無職なのにダラダラ生きている環境を構築したので、労働のストレスからは開放されたし、浮世離れしています。だけど、母親が自殺したPTSDは入浴中や就寝時に襲ってきてかなり苦しい。
 というわけで、僕は個々人や特定の国には肩入れはしませんが、逆に射程距離を最大にして「や人愚滅」という気持ちは常に持っていますね。



 はあ、雑に書いた記事に雑についたブコメに対するレスを雑に書いただけなのに長くなった。noteを一ヶ月やって大体わかったが、モッブは、どうせ文章を読まずに自分の気持ちよさや固定観念を追求するだけだし、僕がブコメレスをしてもほとんど何の意味もないんだろうな。まあ、僕も単に「怒るべき時に怒るのは大事だが、怒るべきでない時に怒るのはダサい」と自己流の喧嘩の作法を書いてカッコつけたかっただけだしな。


 無駄なことをしていた…。ミリシタに復帰したのでミリシタをしたほうがよっぽどマシだった…。今回のイベントのエミリー・スチュワートと水瀬伊織はとってもかわいい。おじさん…、かわいい物好きなんだ…。デレステもアニバーサリーだ…。全部持ってる野々村そらしか勝たんので課金はしないけど。
 


 はー、無駄なことしたシャワー浴びてくる。