玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

CLANNAD AFTER STORY 1野球の話

1年ぶりです。普通に懐かしかった。
ウェルメイドで面白かったと思う。
原作でもギャグっぽい話で楽しい。やっぱ、野球マンガは基本だよな!
でも、なんか、困った。
何でかと言うと、オタクっぽい美少女アニメなのにリアル。リアルなのに変。
涼宮ハルヒは超能力外道少女だから野球が強くても良いんだが、なぜ、こいつらはこんなに野球が上手いんだー!
まあ、それはギャグとして。
でも、ギャグなのに、春原にはリアルな暴行と暴言で我が事のように可哀想です。置鮎龍太郎はリアルに怪我をするので。
ギャグなのかリアルなのか。

大地丙太郎やら佐藤順一とかだと絵柄や動きを変えてギャグシーンとシリアスシーンの線引きをしてくれるんですけど、今回は境目が崖の上のポニョのように見えにくくて困りました。
普通の男の子の春原が道化になるような、奇天烈マンガなんだ。絵柄はリアルでこぎれいだが、天才バカボンと同じようなナンセンスコメディーなんだ、これはアニメなんだ、萬画なんだ、本当じゃないんだ、と、自分に言い聞かせながら見ました。
春原とかグリーンリバーライトのギャグっぽい顔や動きを基準点として、ギャグとして見ようと頑張りました。
でも、春原陽平とか緑川光は普通に頑張ってるのに、それを嗤ってはいけないとも思って、困ったり。
そしたらラストで岡崎朋也がベタにホロッとさせるので、困りました。(時系列入れ替えは好みの違いとして)
efや出崎アニメは演出過多で「これはアニメです、絵です。変なことが起こってもいい世界ですよー」っていう安心感を与えてくれているので、逆説的にドラマ部分に集中できるって言うところはあるのかも?
それがef - a tale of memories.出崎統の演出の方向性の一貫性なのかしらん?


最近ではマクロスFは映像としては良かったんだけど、変にリアルなところとファンタジー熱血なところの噛み合わせの咀嚼が、僕にとっては難しかったと思います。見る時の立ち位置に迷いました。
よつばと!もリアルなんですけどねー。あれはなんか絶妙なバランスでストレスを感じないです。間の問題に過ぎないかなあ?


美少女キャラの肉感的な体とキラキラした顔の絵柄の一貫性を保っておれば、物語の空気感にプレコックス感を感じても、美少女アニメとしては正しい選択と言う事か?
僕はちょっと真面目すぎるのかもしれない。
安田朗氏はリーンの翼のムック本で、「僕はアニメーションでやっていることを真面目に見ていたら気が狂うと思うので、普段はアニメに対してすごく距離をおいてみています。でも、富野監督のアニメは別です」
っておっしゃってた。
僕も富野世代以外の芸術作品とは間合いを計った方がいいのかもしれない。
トミノ監督は射程距離が無限のガンドロワ(頭痛メカ?)なので、回避不可能!ワンポイントアタックしか!


富野監督は「イデオンの発動篇を見た後、スターウォーズを見て両方面白がれるのが人間としての懐の深さだ」って言ってましたけど、僕的にはひとつの作品の中での空気感はそれなりに統一してほしいです。空気が風になって変わるって言うのも映画ですけど、一応そこら辺の気圧配置の法則性とか因果関係というものの説得力とか。


あと、最近エロゲー原画集をたくさん観る機会があったのだが、絵としてよっぽど上手いもの以外は、可愛い記号の美少女がニコニコ笑っているのを見ても、「知ったことか」「お前が笑ったりパンツを見せたところで、俺はなんとも思わない」という冷血な気持ちになったりした。
美少女は脳内妹しか好きじゃない。


しかし、ディアナ様がロランの頑張りを見て百面相にコロコロと表情を動かされたり、奮戦なさったりするのを見ると、ハニャーン!ってなっちゃうよー〜〜〜
つううううううううきのたまよおおおおおおおおおおっ
あ、カードキャプターさくらもかわいくて面白いですね。
そういうわけで、方向性よりもたんなる完成度の問題かもしれないけど、京アニクラナドも完成度は高いと思うので、やっぱり肌に合うかどうかって言うものかね。
脳も生体化学物質だから、そういう体質的な抗体反応はあるかもしれないな。
オルファンさーん!


あと、力押しの力量のテンションで押し切るって言うのも在るよなあ。京都アニメーションCLANNADはそこら辺はおとなしいかな。
まあ、出崎がやらかし担当だから。AIRの最終回でも観鈴ちんのおかんとそらが飛ぶ所は派手すぎるってテレビのAIRファンには不評っぽかったし?
ジジイの方がやらかしていると言うのもどうかと思うが。出崎は今でもスポーツカーに乗りまくるぜ。
まー、そういう棲み分けは在るとして。