機動戦士ガンダム THE ORIGIN TV 2話 - 玖足手帖-アニメブログ-

よかったところ

　前回、「世界観が最初に提示されていないのでわかりにくい」と苦言を申したが、キャスバルとアルテイシアが宇宙船の窓からムンゾのスペースコロニーを見ることで、ある程度世界観がビジュアル化していてよかった。（良かったけど悪かったところ・月の裏側のムンゾコロニーを出たばかりのところでいきなりあんな風に地球が見えるんだろうか？）
　ともあれ、OVA版で一気に見れるなら宇宙コロニーを本編40分以降に描くのはありではある。（宇宙コロニーが途中から出るのはZガンダムっぽさもある）

　ガンタンクがわんぱくに暴れていて面白かった。ハモン、踏み潰された車の中の民間人も含めて殺害しすぎだろう・・・。一台の暴走ガンタンクに対して地球連邦軍が10台以上のガンタンクと戦車で一声砲撃をするのはオーバーキルだとおもったけど、地球連邦軍の惰弱さを表しているのかなー。

　原作持ってるけど読み返さないけど、ダイクンの正妻のイビリおばさんの赤軍派みたいな演説が少なくてよかった。（次回やるんだっけ？）

普通だったところ

　キャスバルが父にも母にもあんまり愛されてなくてアルテイシアばっかり愛されているけど、アルテイシアを守るためにたくさん殺害するのが、ORIGINシャアの基本行動原理っぽかった。

　キャスバルは父の前でも母の前でもあまり発言しないけど、キシリアや敵ガンタンクなどの敵の前では多弁になるのがシャアっぽかった。

　でも、僕のシャア観は安彦良和先生とは違っていて、ジンバ・ラルに洗脳されたから、とか母親が殺されたから、というのとは違っている。僕にとってシャアは「自分の人生に親であっても敵であっても恋人であっても干渉させたくない。干渉されたら、そいつを絶対殺す」という、曹操みたいな人物だと思っている。（でも下のものを操るために道化もやる）
nuryouguda.hatenablog.com

くわしくはこちら↑

　ランバ・ラルとクラウレ・ハモンがガンダム本編での「大人」と言うより、割りと幼いというか、ルパンと峰不二子みたいにはしゃいでいるっぽさがあった。ギャグっぽいというか、暖かみがあるのは富野と安彦の作風の違いかなあ。まあ、温かみがある演技だけど、ガンタンクでめちゃくちゃ踏み潰して殺害するハモン・・・。ガンタンクを横流しする不良連邦兵士のことは特にどうとも思わなかった。

　ギレン・ザビが派手な音がなる囲碁ゲームをしてるのが戦略バカっぽくて面白かった。

よくなかったところ

　ガンタンクで民間人を轢殺しまくったランバ・ラルとハモンがどういう処罰を受けたのかよくわからんところ（まあ、連邦兵士のガンタンクパイロットに押し付けたんだろうけど）

　なんでキシリアが臨検をあえてしなったのかがわからんところ。

　タチ少尉は可愛かったけど、検査されそうなコンテナを宇宙船に乗せたクレーンを誰が操作していてピンチを脱したのかが不明瞭なので、助かってもいまいち爽快感がなかったところ。

基本的に

　もう諦めているので富野ガンダムとは違うと思って、限りなく機動戦士ガンダムに近いアナザーガンダム二次創作としてみていこうと思います。

そんなことより

『劇場版ガンダムＧのレコンギスタ』は、2014年に放送されたTVシリーズに新作カットを大幅に追加し、映像を再編集。2019年の展開を予定しています。
また、20周年を迎えるフランス・パリのJAPAN EXPOに、富野由悠季総監督が登壇することも決定しました。
http://www.g-reco.net/news/

G-レコ劇場版、まず7月にフランスで公開とのことですが、恐らく監督が登壇予定であるフランスのJAPAN EXPOですかね。2019年の開催日程は7月4日から7日となっています。その後、日本で公開と。https://t.co/rf6BMOL5lW
— ken-46 (@5brWi5bu9hTuaSa) May 5, 2019

宝塚大学東京メディア芸術学部での富野由悠季監督の講演、無事終了しました。参加者は12歳から65歳。内容は映像論が中心。「Gのレコンギスタ」1本目は7月にパリで公開、3本目まで製作が進んでいる、日本での公開がいつになるかは控えさせていただきます、ということでした pic.twitter.com/Y4yGYmtOu6
— enchi (@Enchi151) May 5, 2019

mantan-web.jp

　ほげええええええええええええええっ！

　つ、ついに劇場版Gのレコンギスタの公開日が発表されてしまったー。しかも夏のパリ！パリは燃えているか！
　「閃光のハサウェイのあとの秋ぐらいだろ」と舐めていた俺、大ピンチ！

「ガンダム　 Gのレコンギスタ」感想目次 - 玖足手帖-アニメブログ- https://t.co/CDw2WH1r9n
私グダちん！アニメと富野由悠季監督が大好きな子供部屋おじさん！
Gレコの劇場版が7月世界公開されることが決まって大ピンチ！
今は2周目の考察を14話まで3年がかり！間に合わせて富野監督に勝てるのか！
— ヌ・リョウグ・ダちん (@nuryouguda) 2019年5月5日

「ベルリの殺人考察」シリーズ、3年もかけて14話までしか終わってない！！！！
ほげええええええええええええええっ！
　あと2ヶ月で終わるのか？週に2回に増やせばなんとか・・・。今まで3ヶ月に1本だったのに、絶対無理！でも富野監督がやっているなら俺も。俺はーっ！やるっ！！！！

　ていうか、パリでGレコ世界最速上映会やるとか、そんなの予想できるわけ無いじゃん・・・。富野監督は本当に「敵のまさかと思うポジションが、こちらの優勢の位置になる！」みたいな行動してくるし怖い！77歳なのに、ベルリ・ゼナムみたいなわんぱくぶり。

俺の尻にも火がついた！パリの炎が！
聖戦士ダンバイン第40話「パリ炎上」