玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。旧玖足手帖から記事・ブクマを引き継ぎました。


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無職だけど人の金で #天気の子 を見に行くことになった

 まあ、僕は無職で精神障害者で、心が歪んだただの人間で、あんまり褒められるような人間ではない。脳内妹とイチャイチャしつつ独身貴族を気取りながら、結局は金もリアル女性からの評価も得られていないだけのカスです。


 カスの上にガンダムのオタクのブロガーという最底辺の身分の30代後半です。しかも太っているし、自殺してない方の親に「お前は太ってるから昼飯を喰うなよ」と笑われる生活を送っているくらいゴミとして扱われている。雨が続いてジョギングがなかなかできないのと、筋トレをすると次の日に体調を崩したりする。一度六本木ヒルズのKLabの過労でボロクソになったせいで体が弱くて仕事も続かない。


 それでも何とか今季はキンプリやさらざんまいのように毎週感想を書くコンテンツがなさそうで、バカが引くと評判の夏風邪からも復帰したので、Gレコの2周目の考察記事を書いていたのですが・・・。
 なるべく他のコンテンツに気を取られないようにしていたのですが。金もないし。


 と、そんなときに唐突に、
「天気の子をグダちんさんに見てもらいたいのでお金を送ります」と、インターネットのデジタル口座の技術で金をもらってしまった。
 マジで?



 まあ、自慢っていうか、嬉しがっているだけなんですが。ちょっとこの記事に付き合ってほしい。


 お金をくれたのは、わりとその筋では有名なブロガーの人です。なんかすごい天気の子に感動されたそうで、見てほしいらしい。
 そんなにすごい映画なのか???
新海誠監督作品 天気の子 公式ビジュアルガイド


 でもさー、いくら感動したからって顔も見たこともない(ネットで言葉のやり取りをブログやTwitterでしたことはある)おじさんにお金をくれるかな?他の人にも配ってるのかもしれないけど。
 インターネット時代の送金技術力ですね。詐欺に使われないでほしい・・・。


 なんか、厭世的で脳内妹に耽溺している僕の感想が気になるらしい。そうなんだ・・・。


 しかし、こういういいことがあると自己評価(精神を病むくらい低い)が揺らいでしまいますね。
 だって、僕、グロンギ怪人とかぬらりひょんやしろうるりのような妖怪とか、そういうたぐいの存在ですよ。社会の敵ですよ。人口削減主義者だし。親が自殺する前から自殺したかったし。虐殺器官だし。


 そんな僕がアマゾンほしいものリストで寝酒をもらって何とか睡眠を確保したり、食べ物をもらって食いつないだり、執筆用パソコンや本やガンプラをもらったりしている。まあここまでは有料noteにしない代わりに、無料ブログが面白かったと思う人に投げ銭をしてもらうという感覚ですが。(改めて書き出すと、本当に俺は寄生虫だな・・・)
オモライくん―完全版



「あなたの感想が気になるので、金を出すから映画を見てきてください」


 これは新パティーン!


 何者だよ、俺は。映画評論家か?おすぎなのか?(まあ、マイマイ新子はブロガー試写会に呼ばれたんですが)
 そんなに偉い人になったつもりはないのだが!
 まあ、僕は偉くないので、今回は天気の子の布教誘発力が強かったということなんでしょうけど。


 うーん。うれしい。こういうことがあるので、ギリギリブログを続けられている。心だよ、兄さん。(まあ、評価されなくても自分が富野アニメを評価する文章を書くだけでも十分楽しいんですが)


 キレる世代で加藤智大世代なのでスタンドアローン自爆して終わってもいいし、むしろそういうタイプの生き方だが、なぜかこういうふうに自分にも価値があると錯覚させられるようなことがあって、ギリギリ人の形を保っている。


 社会的には僕はゴミなんですが、僕の思想や文章に多少なりとも期待してくれて金をくれる人とかがいると、生きている実感があります。(まあ、その反面、めっちゃエゴサーチするし反響がないと寂しくて死にたくなる。いや、マーケティングとして自分がどう読まれているかの研究でもあるけど。ボロカスに言われることもあるけど、メンヘラとしては自分で自分をボロカスに嫌ってるパワーのほうが圧倒的に強い。ブログが炎上しても、自分の心の中の炎上の方がひどすぎる)



 労働や金儲けや繁殖で自己肯定感を満たすという、割りと普通の人の生き方からドロップ・アウトしてよくわからないアニメの感想とか、脳内妹のかわいさとかを執筆したいという妖怪だし、はっきり言って社会に必要ない存在の僕なんですが、良くしてもらうと嬉しいし、「こんなに俺は屑なのに」と、自己評価が混乱したりします。いや、素直に喜ぶのが礼儀だと思うんですが。


  • 大問題 俺は新海誠が好きじゃない


 テレビの録画で「君の名は。」を見たとき、こういうブログを書いてしまった。元の記事はすごく冗長なので↓は編集しましたが。

nuryouguda.hatenablog.com

  • なぜGレコが売れなかったのか

大衆に媚びなかったからです。
売れた作品は媚びています。以上。

  • ヒットするアニメは博打であり、博打は神事である

 で、ヒットするアニメというのはどういうことかというと、最近僕がハマっている
「人間は石器時代から進歩していない」
「ヒトは他の猿に比べて圧倒的に投擲能力が高く、群れで物を投げて狩猟することで圧倒的に繁殖した」
 という説から考えると、
「投擲で的に当てて殺したかどうか確認する狩猟行動の延長線上のメタファーとして、パチンコやガチャや野球のバットやサッカーのシュートや競馬のゴールやワイドショーのフリップ芸みたいな確率で盛り上げて結果を開陳する」そういう狩猟本能の神経回路を刺激するワクワク感が大衆に受ける。
 同時に、「自分は大丈夫」と自己肯定感を得られるものに大衆は快感を持つ。


 人間は神の愛によって自分は大丈夫だと思い込まないと生きていけない。
 古代原始人が投擲で集団でマンモスを狩ったり、あるいは他の群れと闘争したり、日露戦争203高地第一次世界大戦西部戦線塹壕爆撃など、自分の努力や実力とは関係なく確率論で他人が死んで自分が生き残るという現象に人間は直面してきた。(自分が死んで他人が生き残る場合のことは考えなくていい。なぜなら死体は思考しないからだ)
 これはハッキリ言って理不尽なのだが、大体人間は理屈付けしたがる生き物だからニュートン以前の科学が発達する以前から因果関係をこじつける。


 それで、パチンコで大当たりしたら自分が選ばれたと錯覚して脳内麻薬がたくさん出る。

・隕石で人が助かるかな?→助かったー!
・二人は出会えるかな?→再会できましたー!
・メールとか思いは届くかなー?→つながりましたー!
・世間に認められるかな?→説得できましたー!
 っていう、やっぱり「大いなる運命、神様の導き」の力で成功を掴んだ自分たちの「明日は大丈夫!」というリア充に向けた安い自己肯定でしょ。
 なんか小難しい設定とか神話とか伝統とか壮大な映像で尺を伸ばしてハラハラさせて位置エネルギーをためてるけど、結局は「結果発表!ハッピーエンド!」っていう芸能人格付けチェックと同レベルのエンターテインメントだよね。


  • 映像面について

瀧の実家の机をジワパンアップするのが3DCG レイアウトでここも情報量が多すぎて気持ち悪かった。


 あと、滝のバイト先はレストランなんだが、滝とかメインキャラの名札のバッジはCGでフォントが書きこまれてるんだけど、他のキャラの名札は手描きだったり、オフィスの張り紙とかもCGのフォントと手書き文字が混在していて、webデザインをちょろっと勉強した僕としてはあまりにも文字の統一性が無くて気持ち悪すぎてウギャーーーーーっ!ってなった。
 

 たぶん、作り手の人はそこまで考えてないと思うよ…。「君の名は。」は結果論としてはメガヒットしたんだけど、それは単に愚民が繰り返し見に行ったアトラクションとして消費されたという商業的現象でしかない。で、結果の前の段階の製作段階としては、おそらくそんなに予算、かかってなかったんじゃないかな…。
 「星を追う子ども」「言の葉の庭」は興行収入が一億円前後らしいし。
 結果論として「君の名は。」はメガヒットしたので「日本が誇るクールジャパンを代表する、日本が世界に通用する文化的な名作」みたいに愚民が賞賛するような枕詞が付いている。のだが、結果論以前には多分そんなに期待されてなかったと思う。まあ、新海誠監督自身は売れたいと思っていただろーし、声優とか歌とか、売れ線に寄せた作り方はしてあるんだけど、実制作の予算はそんなに下されてなかったんじゃねーかなー。だって絵の作り方がずさんなんだもん。そんなの名札の文字を見りゃあわかるよ。
 でも日本人はそーいう省力化とダンピングで粗製乱造した作品が一つメガヒットしたらコストパフォーマンスで経済効果とか言って持ち上げるでしょ。だからアニメ業界は腐ってんだよ。まあ、人間の大半は腐ってんだけど。



つぎはぎ、パッチワーク、どこかで見た「ラピュタは本当にあったんだ」「第3芦ノ湖」のパクリ。オリジナリティーに乏しい。表面的にギラギラしてるだけの美術センス。反射光と透過光とフレアを全部入れたがる装飾過剰。
 たしかに一つ一つの要素は綺麗なんだけど、通しで見た時のテンポや空気感の統一性や、演出的な軸足の重心移動のスムーズさがガタガタに見えた。
 

君の名は。」は、すっトロいと思ったぞ。セリフが冗長だし、結局画面に小物とか文字とか光物の情報量が無駄に多いのも、冗長な説明台詞の間を持たせるために増やしてるだけでしょ?
 動きとして面白くねーんだよ。電車の架線をCGで増やして糞リアルを気取っても、そんなもん、映画じゃねーよ。ごちゃごちゃして汚いだけだよ。
 とにかく僕個人の見解としては瀧君やババアの台詞が説明臭すぎて、とろくさいと感じたので早送りしてても「だらだらしてんなーーーー」って思って「俺は本当に早送りしてるのか?」って何度も再生装置に確認したからな。これを劇場で等速で休憩なしに繰り返し見た観客の忍耐力はすごい。


  • SFの話

 SFとしても、思想としても本当に「君の名は。」は大衆向けの俗悪趣味でさあ
 世界線リセマラガチャとしてはシュタインズ・ゲートの方が誠実なんだけど、大衆は成功した1番しか相手にしないし、無視する。失敗ルートの三葉の父親をオタク向けの小説版で補完するという狡猾さ。
 まあ、ファーストガンダムも最後のカツレツキッカのカウントダウンがパチンコっぽいガチャ演出だったんだが。

  • 世代の話

 メインはヤング女性だが、幅広い年齢層の大衆に媚びている「君の名は。」どの世代の大衆の自意識に不快にならない程度のポリコレ。舞台装置。キャラ設定。


  • 家族の話

 隕石回避の計画とかリアリティはないんだけど、ババアと妹がいる前で町長の親父に婿in娘がなんか言ったら何となくみんな助かって、地域の伝統とか家族の問題とかがハリウッドの脚本術みたいに肯定されるっしょ。
 クソみたいな自分のリアルの家族をアニメで埋め合わせして、デートムービーを一緒に見る彼氏に「おまんこしたかったらおまえもあたしの家族を救えや」って忖度させて、結局自分では何もしないのが女と言う生き物なんだよなあ!


 なにがフェミニズムのヒロインよ!
 女であることを喜んでる女なんていやしないんだよ!女は男の力にすがるだけの売女なんだよなあ!男に入れ替わったら何でもできるって思ってんだろうが。そんなに甘くねーんだよ
(米追記:女性蔑視のようなことを書いてしまったのですが、元のGレコとの比較記事では、「Gレコのヒロインは「私は人類の女性として健康!」と女性であることを誇るセリフがあるのに対して、女性描写が気持ち悪く、イケメンに頼り切りの”君の名は。”の方がGレコより売れている。だから大半の女性は女性であることを誇っていない」という文脈で書きました。結局、富野アニメが売れてない嫉妬で雑な語りをしてしまった。俺はほんとうに人を傷つける・・・。嫉妬で物を書くのはやっぱり良くないのか・・・。手塚先生も嫉妬の人だったが)



 震災以降の想像力で自分は未来の社会のことも考えている、みたいなことをふわふわした「東京に住むイケメン」という程度の舞台装置にしか過ぎないキャラクターにエピローグで言わせて、それで気が済んでしまうのがお前ら大衆だ。そんなやつが数を集めて観客動員だ、社会現象だ!ハ!笑わせる!



 新海誠の「君の名は。」みたいな俺以外の他人が評価してるクソアニメよりも、俺が直感で「小倉唯ちゃんいっぱいちゅき・・・」ってなった星空ガールドロップを100回ループした方がよっぽど楽しい時間なんだよなあ…。



 ・・・・・・めちゃくちゃ失礼じゃん・・・。



俺、メチャクチャ失礼じゃん!!!!!基本的に富野アニメより売れてる作品とか社会の代表ヅラしてる人に噛み付く狂犬だから・・・。
 しかし、自分で読み返しても引くくらいのバーサーカーぶり。

news.yahoo.co.jp

――次の作品を、「主人公と社会の価値観が対立する」映画にしようと思ったのはなぜだったのでしょう。


それは……僕自身の気分だったとしか言いようがないですね。直接的な理由を挙げるなら、『君の名は。』がすごく批判を受けたということはあります。『君の名は。』の公開期間中だと、テレビをつけても、雑誌を見てもそういう感じで。「ガキっぽい映画だ」みたいな言われ方もずいぶんしましたし、「代償なく人を生き返らせて、歴史を変えて幸せになる話だ」とも言われました。「ああ、全く僕が思っていたことと違う届き方をしてしまうんだな」と思いました。


でもそこで「じゃあ、怒られないようにしよう」というふうには思わなかったです。むしろ「もっと叱られる映画にしたい」と。そのとき自然に浮かんできたのがそちらの感情だったんですよね。『君の名は。』に怒った人をもっと怒らせたい。たぶんそれこそが、そのときの僕の表現欲求の核にありました。


君の名は。』のときは、僕たちはある種チャレンジャーだったので、ワクワクした気持ちでそれに向かっていったんですけど。今回全く分からないです。ただ確実に言えるのは、強い嫌悪感を持つ人はいると思います。「こんな主人公を愛せない」という人がきっと出てくるのは、断言できます(笑)。


僕が最初に描きたいと思った帆高の叫びは、政治の言葉でもないし、教科書に載るような言葉でも、報道の言葉でもない。人の純粋な思いを叫びにすると、それは一般的には流通できない言葉になってしまったりもする。でもそれはエンターテインメントという形であれば、表現できるし、そこで気持ちを動かされる人はたくさんいてくれるはずです。この映画が最終的に描くものについて、反発するにせよ、よかったと思ってもらうにせよ、映画館でかけていただくにふさわしいアニメーションができたとは思っています。

 怒ってた(成功への嫉妬や大衆への嫌悪感も込みの)僕に対して「じゃあ、もっと怒ってね」という新海誠監督・・・。


 そして、その映画を見てきてくださいと僕にカネを渡すインターネットのもの・・・。



 一体どうなってしまうのか!



 視聴後の感想戦を、乞うご期待!
新日本VS全日本 全面抗争 新世紀プロレス頂上決戦!! VOL.1 [DVD]




 が、とりあえずGレコの16話Bパートの記事を書きます。というか、Gレコの劇場版はすでにパリで公開されているのでもう、締切が完全に破れているので!


 もう、いろいろといっぱいいっぱいなのです!


 でも労働してる人よりは時間があるので、またメンタルヘルスからくる体調不良でぶっ倒れない限り、オススメされた天気の子をありがたく拝見してみるとします。


 新海誠監督は怒ってもいいと言ってるので、やっぱり怒るかもしれません。でも、君の名は。のバイトの名札のフォントが揃ってないというレベルの凡ミスへの不満は予算が増えた分、なくなっているといいなあ~って思います。


 でも序盤はすごくだるくて眠いという噂も・・・。うーん。人に映画を見せられるのは子供の頃以来なので、どういう体験になるのかな。

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nuryouguda.hatenablog.com
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 うーん。金をもらった記事でもものを貰おうとする俺の卑しさ・・・。


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