Episode31”応戦”、32”障害”
いやー、元日だし、赤と金の仮面ライダークウガはお正月っぽいしコロナを口実に行くのが面倒だったし信仰もしていない神社の代わりにおめでたい感じでいいかなーって思ったのだが。バイクアクションがかっこよくて見ごたえがあると思ったのだが。
バイクで殺人を積み重ねるバッタ種怪人ゴ・バダー・バ、普通に気分が悪いな！
第31話はライジングフォームの総集編を兼ねつつゴ・バダー・バのバイク殺人が開始されて、前回の爆発のせいで未確認生命体第４号すなわち仮面ライダークウガがマスコミにバッシングされたりしてしんどい展開に。いや、２０年前も見たし超全集も大百科も持ってるが。でも、クウガは割と自分の中で大事な作品なので逆にあんまり見返してなかったのだが。
怪人の超能力で殺人をするんじゃなくてバイクで轢殺っていうリアリティのある殺害方法は気分が悪い。クウガの到着はいつも手遅れだし。被害者が立体駐車場の高いところで殺されてるのだが、バダーがクウガを真似てサムズアップして挑発するの、五代雄介としては最悪に激怒だっただと思うし。（一瞬でドラゴンフォームになって跳んでいくし）
女性陣も警察官も五代雄介になにかしてやりたいけどなかなかうまく行かないし、怪人は悪すぎるし、しんどい。神奈川県警の白バイ警察官もなー、突出してやられるけど、杉田さんの表情がキツいし。
いや、怪人を自称している僕がこういうことを書くのも変だが。
クウガとバダーのチェイスも映像的にもスタントアクションとしても見ごたえがあるし、迫力があるんだけど。バイクって普段目にするものなんですが、それを互いに武器としてぶつけ合う仮面ライダーって普通に怖いなーって思ってしまった。
まあ、同時に、かっこいい武器に乗って操っているヒーローのかっこよさも感じるんだけど。クウガも迷いなく前輪で殴りに行くとか暴力ーーー！バイクってこんな使い方もできるんか。怖いな。若い頃は僕もヤンキーっぽく無邪気にバイクに憧れていたけど、普通に怖い。いや、クウガとグロンギはコンクリートより頑丈だって第一話から描写されてたので、バイクの前輪とか、そこまでダメージじゃないかもしれんが、人間が真似すると死ぬしな。
２０年前の特撮なのでCGがアクションに追いついてない部分もあるけど、それはそれでバダーとクウガのバイクテクニックが現代の技術では再現できないという逆説的な超絶技巧を感じさせる。そして、現代の技術で再現できる煽り運転と轢殺はリアルで怖い。（まあ、１号ライダーの序盤とかBLACKの漫画版とかは怪奇なんですが）
仮面ライダークウガの感想を書こうと思って、リアルな殺人を行う怪人と人間の関係とか、人間社会のライダーと警察の軋轢とか被害者の気持ちとか考察していたら憂鬱になってきたが、
脳内妹に「仮面ライダーは娯楽！正月だし短く感想を書いてさっさと風呂に入って寝ろ」とビンタされた。妹が正しいと思う。
僕も怪人だけども、最近はグロンギの殺人ゲームよりソーシャルゲームのアイドルマスターとかFGOを楽しんでいるし。もっとかわいいアイドルとか概念とかを愛でていたほうがいいと思う。
殺人の文化の是非とか人間社会の権力構造の闇とか鬱い要素をあまり気にしないで、娯楽ドラマは娯楽と割り切って、考えすぎないで楽しんだほうがいい！
鬱い事を考えるより、目の前の愛する人、まあ、二次元キャラクターとか脳内恋人とか概念とか数式でもいいけど、好きなものを愛していったほうがいい！愛の前に立つ限り！
まー、こういう言い方をするようになった僕も怪人としては老獪になったという感じですが、向精神薬とシンフォニックメタルがないと鬱病無限お布団編になってしまうので・・・。
土曜日の夜９時から、悪いゴ・バダー・バがクウガによって爽快に殺害されます！やったね！そして次のムナクソ殺人ゴ・ジャラジ・ダ編が始まるのだ。
うわーーーーーーー！！！！！！
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怪人だけどダラダラ映像コンテンツを見て楽しく暮らしたいし、これ以上病気の罹患数を増やしたくない。そんな感じで今年も適当にやっていったり失敗したりごまかしたりしていきます。
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