3月22日はキングゲイナーの日であり、僕の守護聖ロボはキングゲイナーですけど。
前回のあらすじ
わたくし、生まれも育ちもトミノアニメです。
めぐりあい宇宙発動篇ザブングル年、キングゲイナーの日で産湯を使い、集団はヌ、名はリョウグ・ダ。
人呼んで玖足のグダちんと発します。
不思議な縁持ちまして、脳内の妹のために粉骨砕身、オタクに励もうと思っております。
ハッピーバースデー小生!
— ヌ・リョウグ・ダちん (@nuryouguda) 2022年3月21日
ハッピーバースデー小生!
ハッピーバースデー・トゥ・ザ・ビクトリー!
その向こう側に何もなくても、
抱かせてくれよ、お前の心、
いのちを!
オーバーヒート!#キングゲイナーの日 pic.twitter.com/Fl8MtiWzEZ
キングゲイナーの日は同作品の最終話にて最も大人であらせられるアナ姫様によって制定されたものです。
— hige_yoya (@turns_type) 2018年3月22日
ヤーパンのピープルにとっては記念すべき日なので祝わずにはいられないのです。
キングゲイナーの最終回、豪華すぎる作画陣を使って、
— ヌ・リョウグ・ダちん (@nuryouguda) 2022年3月21日
アデットがプラネッタを見つけられなかったり、リュボフがボタンを押せなかったり、動きの無駄とも言える失敗描写の連続だが。
それがつながってキングゲイナーの勝利という成功を導くので、引きこもりうつ病のリハビリとしてはとてもいい
ゲイナーくんは当時の流行だった引きこもりだけど、実は引きこもり問題はゲームチャンプになった時点で自己解決してる。
— ヌ・リョウグ・ダちん (@nuryouguda) 2022年3月21日
親が死んで凹んだけどキングになったしかわいい同級生の顔でも見に行くかーって普通に登校して、即投獄。#キングゲイナーの日
ゲイナーとシンシアという孤独な2人がずっとゲームをしていたことで、
— ヌ・リョウグ・ダちん (@nuryouguda) 2022年3月21日
2人とも意図せずに相手を救っていたというのがいいよね#キングゲイナーの日
あと。
— ヌ・リョウグ・ダちん (@nuryouguda) 2022年3月21日
ゲイナーくんは両親を殺されたショックで社会が嫌いになって引きこもったんじゃなくて、犯人を自分で探す勇気がなかった自分に腹が立って引きこもったというのが僕の見方。#キングゲイナーの日
で、ゲイナーくんはエクソダスする民族主義の仲間と違う意見だけど、人が死ぬよりはいいと、自分の思想を曲げて助ける。
— ヌ・リョウグ・ダちん (@nuryouguda) 2022年3月21日
サタンの申し子になったり親の仇も見つけたけど、
殺さずに、そういう人たちもいる社会で生きる。
戦争について考えてる#キングゲイナーの日
#このシーン嫌いな人いない説
— ヌ・リョウグ・ダちん (@nuryouguda) 2022年3月21日
このキングゲイナーの抜刀のタメ、好き pic.twitter.com/Rqw78GoLfI
というわけで、40歳になったと同時に今年の9月に20周年を迎えるオーバーマン キングゲイナーの最終回を見てオタク連続ツイートをしてしまったのですが。
しかしですね、俺らは実際には早く死ななかったわけですよ。
40代後半にさしかかって私が思うのは、「どうせ俺らは早く死ぬ」ではなく「生きに生きて40代」だ。狩猟採集社会の男性と比較すれば十分長く生きたし、少なくとも思春期をこれ以上延長できないぐらいまでは生きることができたのだ。40年という時間は、ホモ・サピエンスである私たちにとって決して短いものではない。本来なら世代がひとめぐりしている年齢だし、たどり着くまでに幾人もの脱落者が出ておかしくない年齢でもある。
たしかにな。
僕は17歳の頃にうつ病が発症し、20代後半で過労死寸前で精神障害者になった。
うつ病になりたての頃は辛かったので「うつ病はクソなので、自分の人生でうつ病である時期が半分を超えて34歳になってもうつ病が治らなかったら自殺しよう」と思っていたのだが。
普通にうつ病は悪化している。治らない。アルコール中毒による肝臓の数値悪化が追加された。
ていうか僕がなんとなく死にたいなーって思っている間に母親が自殺し、僕と同人誌を出しましょうと言っていたはるしにゃんさんに第一稿を送って直しを待っていたら自殺したという報告が来て、前後してすとらいさんとかが死んで、琴葉とこ先生も死に、あと、何件かの通り魔事件が起きたり地震とか戦争が起きたり、その割に政治家は人命より自分の権力が大事というのを見たし、出崎統監督が死んだあとにその作品を見ても名作だったりして。
なんかむしろ僕が自殺するのもあんまり新規性がない気がしてきている。殺人とか自爆も他人がやっているけど、あんまり面白くなくなってきた。
そういう点で他の人が死んでるけど自分は生きてるなあとは思う。まあ、いつ死んでもおかしくないんだけど。(ガンマ線バーストと阿蘇山が怖い)そして、死んだら「死んだなあ」と思うこともないのだろう。
- 40歳になった感想
40歳になった気がしない。
無職だから。キモオタだから。
もし僕が働いていて、部下とか責任とかキャリア職歴ができていたら違う気持ちだったのかもしれない。でもそうはならなかった。
誕生日のたびに最終回を見る、今年で20周年を迎えるキングゲイナーのブルーレイボックス、実は全部見終わったのは昨年。プリンセス・チュチュと少女革命ウテナのBlu-ray BOXも買ったけどまだ見てない。コゼットの肖像も未開封。中学生時代から積んであるプラモデルは20を超え、大学時代から積んでいる本はおそらく100を超えている。
20代の頃にメモした「見ておくべき映画100選」はもちろん3割も見てないし、精神障害者になったので京都国際マンガミュージアムが無料で読み放題だけどかろうじてジョジョをスティール・ボール・ランまで読んだけど手塚治虫とかパトレイバーとか横山三国志も読めていない。そのせいでジャイアント・ロボも見てないし、Fateのシナリオも全部見てない。
かろうじて富野由悠季監督のアニメは全部見たけど、富野由悠季先生の小説は全部持ってるけど3割位読んでない(オーラバトラー戦記が2バージョンあるのが大きい)バンダイチャンネルの見放題会員なのに80年代サンライズロボットアニメを全部見てないし、90年代テレビ東京系オタクアニメも全部見てない。
しかし、いつでも富野由悠季監督の次回作がいつ公開されるのかやきもきしている。ブレンパワードのBlu-ray BOXは、僕はずっと待ってた!(DVDのリマスター版は何回も出たのに)
僕は心が歪んだただの人間なので、自分の誕生日があまり好きではないけど、キングゲイナーの日は祝っている。自分はゲームチャンプでトミノの申し子だと密かに思っている。うつ病で登校拒否になったけど富野由悠季監督の作品を見たらオーガニックエナジーが補給されてかろうじて活動できている。なので富野由悠季監督のことはおもしろアニメ監督という以上に命の恩人のように思っている。
昨年は高校生の頃のようにシン・エヴァンゲリオンを見て「庵野秀明は異常者!」って悪態をついていたし、大学生の頃のようにアイドルマスターに課金していたし、ニチアサキッズタイムを見たり見なかったりしている。邦楽シーンは、ずっとアイドルマスターの曲とアイドルマスター声優のカバー曲で追ったつもりになっている。ゼノグラシアを含めたら堀江由衣さん、水樹奈々さん、田村ゆかりさんもアイマス・・・。グランブルーファンタジーもアイドルマスターの派生作品だと思っている。
ハートキャッチプリキュアが一番好きだけど、昨年も映画に出ていたし、仮面ライダークウガやフィリップやシンケンレッドもテレビや映画で大人気だし、ゴーカイジャーと仮面ライダーオーズ/OOOの新作も出てる。輪るピングドラムも映画になる。ベルセルクがやっと終わったくらいか。弐瓶勉先生の作品は全部持ってるけど割と似ている。ヒストリエはこないだ全巻買ったけど学生時代に読んだ部分しか読み返せてない。おジャ魔女どれみも映画になった。ラノベは積んでいる。ブギーポップも順調に積んでいる。ちなみにフレッシュプリキュア以降のプリキュアは全部新しいプリキュアだと思っている。
ファイブスター物語のメカデザインはずっと最先端だ。
自分の創作で言えば、20歳の時から書いている脳内妹との馴れ初めの小説をちょっとずつ書いたり止まったりしている。その間に脳内妹は30歳の淑女になったので昨年結婚した。過労死寸前で三途の川に行ったけど、オーラロードを貫いてきた脳内妹が可愛かったので辺獄から帰還した。脳内妹のことはかわいい妄想彼女という以上に命の恩人のように思っている。
もちろん、今も脳内妹は可愛い。いや、流石に妹は淑女になったので、服装の趣味は落ち着いてきたけど、かわいいのは変わらない。今日も京都の評判のケーキ屋でお気に入りのダックワースを食べたあと手を繋いで散策してデートをした。
妹はまあ、そこそこ大人になったけど、僕は実は高校の時に親戚にもらった海外ブランドの服がまだ着れる。生地の素材と縫製がしっかりしてるとあんまり傷まないので、ユニクロで買った服のほうが頻繁に使い捨てになってる気がする。
そういうわけで、色々とやりたいことがあるのに、まるで成長していない!
ずっとトイザらスキッズ!とか思っていたら、むしろトイザらスの経営のほうが悪化してきたという。
しかし、めっちゃ寝ている。学生時代から9時間寝ないと翌日の体調が悪かった。というか学生時代からガムを噛んだり貧乏ゆすりをして脳に無理やり血を送らないと寝る。(態度評価は悪かったけど、まあ学校の授業はだいたい理解していた。京都大学には受からなかった)本当に寝る。
- 体調面
40代になると体の衰えをうったえる人が多いし、スポーツ選手は引退する。
しかし、僕は幼少期からずっと体は弱かった。喘息持ちだったし。うつ病も悪化しているし身体症状も十数年継続しているのだが。
一時期、寝る前にラーメンを食べて酒を飲まないと眠れない(そして夜中に起きて嘔吐する)時期があって太ったのだが。
反省して、最近は散歩をするようにしたら4ヶ月で8キロ痩せた。
確かに精神疾患は悪化しているし、他にも色々なアレルギーとか自律神経や呼吸器疾患はある。
だが、むしろずっと同じような病気にかかっていると、慣れる。心臓に激痛が走っても左足の力が抜けて転んでも、「あーいつもの発作か」と思って、そんなに狼狽しなくなった。
どういう症状の時にどの薬をどの程度飲めばいいのか、どれ位アルコールを飲んだら吐くのか、自分はどの程度の運動負荷で疲労がきつくなるのか、という対処療法の経験則が蓄積されてきたので、病気はあるとは言え、体感の深刻さは減っている。睡眠薬の飲み方も季節に応じて調節するのに慣れてきているので、寝酒は努力して減らしている。筋トレも微妙に続けているので10代のときより筋肉量は増えている。
ある意味では老獪になったとも言えるが。もともとそんなに強くないので、逆に弱くなった気もしない。(症状が表面化しにくい肝臓と腎臓のアルコール負担を軽減したほうがいいとは思う。肺と消化器官のガン検診はなんとか大丈夫だった)
なので、衰えを感じない。まあ、働いていないのでストレスを感じにくい生活ではある。でも、親が自殺してPTSDはあるし過労死寸前まで行って、一回神経がぶっ壊れたので後遺症はあり、働けない診断書が出てるんだから働かなくていいのだ。月に2回は寝込む体質なので働くと迷惑を掛けるし体は更に壊れる。食料は読者の人が送ってくれたりする。僕は暴太郎戦隊ドンブラザーズのサルブラザーなのかもしれない。
- 子供部屋おじさん
いわゆる子供部屋おじさんなのだが、あのですね。オタクブロガーで素人小説家をやっているので、学生時代から溜めてきた漫画や本や玩具は全部資料なので。
下手に引っ越そうとしたほうがメチャクチャになる!ていうかまだローンが残っているので、もったいないじゃん。
日本人の新築至上主義は理解できない。タワーマンションは地震国なのになんであんなに値段が高いのかわからない。
最近はインターネット環境だけでなく、水回りのパイプの汚れを取ったり、傷んだ柱やフローリングの塗料を塗り直したり、家のメンテナンスをしている。親が不動産投資に失敗して自殺したこともあり、住んでいる事故物件を長く住めるようにしたい。(まあ、自室は散らかっているけどそれは資料としてアクティブ状態になっている部分なので)
庭の手入れをして、花の色を近所の奥さんに褒められたこともある。
東京に住んでいたこともあるけど、職場と地下鉄と秋葉原のアーケードのアイドルマスターの往復しかしておらず、東京に住んでいた実感が殆どない。過労死寸前になってたのでお台場ガンダムや富野由悠季監督のイベントくらいしかほとんど観光した記憶がない。
子供部屋おじさんは貶められる感じだが、不動産業界の陰謀だと思う。引っ越す金もないし、脳内妹は脳内に大豪邸を持っているし、さらに言えば脳内妹と過ごすためだけの惑星規模の固有結界もある。あんまり現実世界の自分には頓着していないのかもしれない。脳内妹の世界に引きこもってもいいのだが、富野作品を始めとするアニメとかマンガとかにアクセスする端末として肉体が21世紀の日本にあるという感じである。それが40年間使用されているけど、そこまで記念すべきことのようにも思えない。
もちろん、過労死寸前だったころは本当に死にかけていたのだけど、だましだまし肉体を使用できている。だましだましなので、たまにまた死にかけて数週間寝込むときもある。でも、ずっとそんな感じなので。生きてるときは生きていられるだろうし、急に死ぬときは死ぬと思う。
でもとりあえず積んでいる本とプラモデルと見たい映画、アニメのリストがあるということはまだ多少生存意欲があるということでもあるし、一つ一つこなしていきたいと思う。
ソシャゲを減らしたほうがいい気もするが、ソシャゲのシナリオもある種の小説と言えなくもないし。アイドルマスターはずっとどこかで祭か炎上が起きていて面白いし。担当の野々村そらちんにはずっと声がつかないし…。
大学時代の思春期の終わり頃はセンシティブで、自分の通っていた理系の大学と、遊びに行っていたマンガ学部の大学と、潜りをしていた京都大学の図書館や、数カ所の博物館に行くたびに「自分はこの中のちょっぴりしか閲覧できずに死ぬのだ」と図書館性のうつ病になっていたけど、それにも慣れた。まあ、人生は宗教とか文化とか信念とかも含めて、偶然、周りの環境に応じて当たったものをなんとなく摂取して、それを自分の要素にしていくのでしょう。けど、群盲に対する象よりも宇宙は広いので、自分の知識とか考え方の正当性とかも含めて、人生は偶然でごく一部の偏りに過ぎないんだろうなって思う。たまたま僕は富野由悠季監督のアニメに偏っているだけ。
つまりなんとなくです。
なんとなくなので、40になっても、20歳のときと同じ服を着て、同じようなアニメを楽しみにして、毎日同じようなストレッチをして、なんとなく動いたり寝込んだりしているという感じで、まあ、適当にやればいいかなあとは思う。
たしかに最近、ブログの更新頻度は落ちてるんだけど、それは普通に寝込んでいたからだし、体の弱さは昔からなので、それも別に取り立てて加齢だけが問題というわけでもないし。僕の小説は進んでないけど、僕の人生が中途半端なのは子供の頃からずっとそんな感じで大したことを全然できてないので。
ブログ衰退論もよく言われるけど、10年前もブログは衰退していると言われていたし、その10年前はパソコン通信が衰退していたし、常に何かしらのメディアや流行のものは衰退している。(バックアップは定期的に更新すべきだが、なんどかデータ消失をやらかしてる)
手塚治虫先生も富野監督も定期的にオワコン扱いされて何度か復活している。
そんなわけで、やれたらやる、やれなかったことはやってない。それだけですかね。
でも、無職にとって介護保険料はとても怖いので減免措置などを調べていかないと!
母親が自殺したおかげで特別養護老人ホームに入居できて上げ膳据え膳で90歳になってボケている祖母を見ていると、あんまり介護制度や高齢者優遇政策にも好感を持てないのですが。
まあ、死ぬときのことは死ぬ時に考えます。
(まあ、十代の頃からずっと死ぬときのシミュレーションをしていたのだけど、なんか人間って他人の死をそこまで尊重しないような世相(京アニ放火事件に対する門川大作市長など)を見てきたので、別に自分から死ぬ必要もないかなあとは思うようになった。それは成長かもしれないが、そもそも自分が死ぬことを考えずに生きてる人も多いようでもあるし。どうなんでしょ)
そして、中途半端な人間なので自分の誕生日祝エントリーを誕生日の間にできなかったし、ソシャゲの誕生日コメントも拾えなかったのだ。まあ、妹とデートして散歩したからいいけど。楽しいことや美しいもの、そしてつらいことはたくさんあるけど、好きな女と適度な酒。それでいい。
四十歳は不惑と言われるけど、僕はずっとさまよっている感じですね。
- ほしい物リスト。
https://www.amazon.co.jp/registry/wishlist/6FXSDSAVKI1Z
匿名で住所を伏せてプレゼントを送るための、つかいかた
nuryouguda.hatenablog.com
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別に誕生日を過ぎても物を送ってくれてもいいです。ていうか集中されるより、コンスタントにちょっとずつ食糧支援とかチヤホヤをもらったほうが承認欲求のバロメーターは安定しますね。
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