玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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#京都府立植物園 を歩き、京都府知事選を思う

 まず大前提として、僕は京都市長の門川大作が嫌いである。

nuryouguda.hatenablog.com
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京都市長・門川大作氏(68)が7月18日、参院選候補者の応援演説で京都アニメーションでの火災に触れ「火事は3分、10分が大事。選挙は最後の1日、2日で逆転できる」と発言。そのタイミングを疑う発言に、ネットで非難の声が殺到している。


同日朝には京都市上京区で青葉真司容疑者(41)が京都アニメーションに火を放ち、33名もの命が失われた。


その夜、門川氏は参院選候補者の応援演説に立ち「火事は3分、10分が大事。選挙は最後の1 日、2日で逆転できる」と発言した。京都新聞によると演説後、門川氏は「一般によくある標語だ。誤解があったなら、今後気をつける」と話したという。


翌日、改めて門川氏は「今回の私の発言は、事件について多くの方が不安や悲痛な思いを抱かれている中、不適切であり、心からおわび申し上げます」と謝罪。しかし、Twitterでは怒りの声が止まない。

《京アニの火災でまだ被災者が建物の中に残されているのに 火事の標語に例えて選挙演説に使って一般に使われているから誤解で今後は気を付けるとか 完全に無神経な他人事で許せない》


CNNやBBCもそれぞれのWeb媒体で報道し、フランスやスウェーデンといった国々の大使館もTwitterでコメントを発表している。Apple社のCEOであるティム・クック氏も19日にTwitterを更新。京都アニメーションを「世界で最も才能のあるアニメーターや夢を持った人々のホーム」と評し、日本語で《心よりご冥福をお祈りいたします》と追悼している。

世界中で痛ましい事件を悲しむさなかに起こった、門川氏の「火事は3分が大事」発言。そのため、こんな声も上がっている。

《犠牲者もたくさんいて、世界にファンがいる地元企業が、働いてる人がいる時間に社屋丸ごと火をつけられたんだよ》
《自分の足元にある財産ですよ? 伝統ある寺社が燃えていたら同じ発言をしていたのか? 世界に冠するスタジオを軽く見ていた証拠では》《世界的に見ても大きな放火事件なんですが京都市長は分かっていないみたい》

08年に京都市長となった門川氏。昨年7月には京都府で大雨特別警報が出されたにもかかわらず、市内のホテルで開催された自民党・西田昌司氏(60)を後援するパーティーに参加。「市長としてその行動はふさわしいのか」と非難されていた。

 そういうわけで、2020年の京都市長選挙では門川大作の対抗候補の福山和人さんを応援して選挙活動をした。
 しかし、門川大作は「大切な京都に共産党の市長はNO!」という議論も全く無い嫌悪感と差別意識だけの新聞広告を出して市長に再任した。
 糞だと思う。


 友人も京都の政治は共産党とそれ以外しかないから、選びようがないと嘆いていた。国政で自民党と敵対している立憲民主党も国民民主党も地方自治体の選挙では半共産党連合で自民党と結託する。
 そういうわけで、京都の選挙は政策議論よりも共産党か、そうじゃないか、という点で投票が行われ、政策を議論されることなく「共産党じゃないから」と言うだけで自民党が勝つという民主主義としては歪な土地である。
 

 そういうわけで、僕は門川大作に嫌な気持ちになってほしいので、現在門川大作と癒着している西脇府知事ではない方に投票しようと思う。
 こういうことをアニメブログで書くのはどうかと思うのだが、まあ、noteよりもこっちのほうがアクセス数多いし・・・。

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 まあ、政策はこちらを見てもらうとして。


 西脇隆俊府知事の公約はなんだかイメージぽいふわっとした感じで、まあ、それはみんなそうなるといいと思うよね、と言う感じだ。でも僕は門川大作が嫌いなので京都府と京都市の連携をするという時点で西脇隆俊には投票しないのだが。


 対する梶川憲さんは割と具体的に最低賃金などの数字を示しているし、具体的に京都府の政策のどれに反対していくかと言う感じだ。

  • 大きな政策では共産党には反対だ

 これが問題なのだが、僕は原発推進派であり、北陸新幹線にも賛成なのである。そういうわけで、かじかわ憲さんの公約とは異なっている。


 しかしながら、僕の原発推進の意見は次善の策であり、本当は原発を必要とするくらい増えすぎた人口の間引きを望んでいるコスモ貴族主義者である。
 でも、実際問題として虐殺をするのは難しいので日本人を緩やかに減らしながら生かしておくためには原発もやむなしかと思っている。事故が起きたときは火力発電所もそれなりに被害を出す。


 また、原発を再稼働してほしいが、それはあくまで「ちゃんと動く原発」の推進であり、バケツでウランを運んだり、高速増殖炉という科学の塊のくせにガバガバの火災事故を起こしたり、事故を隠蔽したり、部品が一本落ちただけで大事故に発展しかねなくなって運用も廃炉もできないという事態に陥るクソみたいな運用をする原発はやらないでほしい。


 つまり、原発がどうこうという以前に、人間がクソなのである。科学的に正しい行動をできる人間は少ない。大半の人間は無能なアホです。アホのくせに資源を食いつぶす。なので人間を規制したほうがいいと思う。(僕は脳内妹と結婚して甘えているので、子どもを作る気はない)


 少子化になると老人を介護する人手が減るとか言われるけど、老人の奴隷になるために産まれてくる方が子どもにとって不幸なので産まれないほうがいい。


 豪雪地帯や豪雨災害の山地にソーラーパネルを設置して予想どおり破壊されているような自然エネルギー推進派のことはどうしようもないと思っている。



 また、北陸新幹線について調べた。西脇隆俊知事は推進していて、共産党は反対している。
 そして、僕は新幹線が好きなので北陸新幹線など、新幹線網が完成してほしいと思っている。
 理想としては新幹線と在来線の調和を望んでいるが、どうも現実はそうはならないらしい。


 京都市を縦断する地下40メートルのトンネルを作るらしい。なんで地下40メートルなのかと言うと、特に科学的根拠があるわけではなく、地下40メートル以下の大深度地下利用の場合は地表の土地所有者の承諾を得なくてもいいという人間の法律上の都合らしい。そして京都にはメチャクチャ地下水がある。ロボットアニメのダイ・ガードですらそういう話があった。それについて井戸水に影響があるかどうかなどと不安の声が上がっているのだが。まあ、水道が琵琶湖から出てて、井戸水を使ってる人は食品業者や酒造りの人などに限られていて少ないので、僕はそれは関係ないけど。

 工事はきっと難航するだろう。事故も起こるだろう。しかし、北陸新幹線の大阪接続が完了するのは2046年らしい。24年後の話である。くっそ先送りである。今の政治家はその時に責任を取らないだろう。
 また、京都市を縦断して、京都駅で東西を走る東海道新幹線と角度的に合流しにくい、というルート設定をしたのは「JR西日本とJR東日本の利権争い」ということらしい。アホか。乗り換えの便利さがない駅とかクソじゃん。(JRの派閥と運行区域ごとに運賃の収益の奪い合いというのがあるらしい)


 北陸新幹線の方便としては、日本海側に新幹線を通すことで、東海道新幹線が災害にあった時に予備の路線として使えるので国土強靭化になるということらしい。まあ、シンカリオンでも活躍してたし、北陸の交通の便が良くなるのはいいと思う。
 しかしながら、西日本の日本海側を走る山陰新幹線の計画はオイルショックの1973年に凍結されたまま半世紀無視されている。主に鳥取と島根の人口が少なくてしょぼいので舐められているからだ。


 本当に国土強靭化で日本海側を強化するなら、山陰に新幹線を通すべきでは?と思うけど、鳥取と島根は過疎化しているので優遇されません。
 ていうか、東京と大阪をハブにするのは分かるけど、別に京都という景観とかめんどくさい都市の地下にトンネルをぶっ通す必要性はあまり感じられない。しかも利権争いで東海道新幹線には乗り換えしにくい構造にするとか。
 舞鶴より西に伸ばして、兵庫県の山間部を縦断させて大阪と繋げたたほうがいいのでは?(まあ、これはこれで兵庫の人からは反対されるだろうけど)
 現在京都と北陸を結んでいるサンダーバードは琵琶湖の湖西線なのだが、そこはそこで住宅街があるので新幹線を隣に通すのは嫌だみたいな話らしい。


 工事の手間や運用を考えると大深度地下に新幹線を通すよりは地上の湖西線か米原ルートで接続したほうがいいと思うのだが。リニアモーターカーを奈良にするか京都にするかでも揉めている。利権争いです。そして実際の開発はほとんど進んでない。


 また、梶川憲さんが舞鶴の米軍のレーダー施設を止めろというのはよくわからない。米軍はあまり好きではないが、それなりに強いことは事実なので、その施設を日本のために利用するのは別にいいのではないかと思っている。海兵隊員の犯罪は普通に取り締まってほしいが。
 朝鮮学校の支援のことは更にわからない。衣笠の部落地域にある旧朝鮮学校跡地はものすごい廃墟で塀に落書きが刃牙の家みたいになっていて、グラウンドに枯れ草が満ちているという世紀末的な状況になってるけど、そのちょっと先に金閣寺やリゾート施設があるというのが京都のいびつさを表している。


 そういうわけで、僕は嫌いな門川大作と癒着している西脇隆俊知事は不支持なのだが、反原発で自然エネルギー路線の左派的な理想を語る共産党の方針も全肯定できない。
 ただ、東日本大震災後10年も多くの原発を止めているのに原発を運用できる組織を改めて作れるのかって言うとそれも難しいと思う。人間はクズなので絶対に不正をするので。しかも原発再稼働をするにしても当初の耐用年数を超えたものを法律的に捻じ曲げて動かす方向で、新築で堅牢な原発を作るという方向ではないので不安だ。


 だって、さー、僕は京都大学基礎物理学研究所の事務員をしていて、非正規雇用を正規雇用にしろという法律ができたせいで辞めさせられたんですが。ノーベル物理学賞受賞者を輩出した、日本で一番賢いはずの京都大学基礎物理学研究所も論文とか資料の紙が地下の誰でも入れるところに山積みになっているというグダグダの管理体制でしたからね。ガソリンで一発ですよ。(一応防火装置はあったけど、避難訓練とかはあんまり・・・)体系的な管理はできてない。僕は頑張ってエクセルにまとめようとしたけど評価されなかった。そして事務方の人は逃げ切って定年退職金をもらうことしか考えておらず、研究者は役職付き教授と任期付き非正規教授の間で軋轢があり、また、中央大学執行部と学部の研究所の間でも足の引っ張り合いがひどかった。
 京都大学の一番賢そうな研究所でもそんな感じのクソ環境なので。



 やっぱり人間を規制したほうが…。人間はクソなので…。

  • 人間は糞だけど花は美しい

 というわけで人間は嫌いだけど、花見をしようと思って脳内妹と京都府立植物園を散策してきた。ドチャクソ桜が満開でいい感じに温かい散歩日和で観光客も多かった。2万歩歩いた。お花はきれいだねーーーーー!
日本の桜なみ写真集


 そういうわけで、花が綺麗だねーって脳内妹とイチャイチャするだけにしたかったのだが、どうも京都府立植物園も自民党系の府政から再開発の案が挙がっているらしい。京都府知事選挙では自民党の人はそれを争点として表に出してないが、共産党が追求する形になっている。
 なんか、京都総合資料館の跡地をシネマコンプレックスにして、京都府立大学内に一万人規模のアリーナを作って観光客を誘致するために、植物園の敷地を改装するとかいう案があるらしい。
 岡崎公園の京都会館改、ロームシアター京都や京都市勧業館みやこめっせなども再開発されているのに、イベントホールはそれでは足りないのか?西京極の京都市体育館とか他にも体育館は京都市にいくつかあるけど、わざわざ北山に新設する意味があまり感じられない。
 シネマコンプレックスも四条河原町と二条駅と京都駅にあるのだが。京都って狭い街なのでシネコン、これ以上増やす必要があるかっていう。むしろ京都市内のシネコンを増やすより舞鶴とか僻地に作ったほうが良くないかと思う。


 しかしながら、大宮交通公園は共産党が反対していたけど、老朽化していたガソリン駆動ゴーカートを廃してよりエコで幼児も遊びやすい自転車を導入して、生えている桜などの樹木を保全しつつ公園の雑草などをきれいにする再整備をしたのは、僕は評価している。毎年咲いていたスイレンの球根も残っていたし。展示されていた蒸気機関車の車両もそれ専門の施設に移管されたらしいし。
 以前の交通公園は本当にクソみたいに雑草が生えていてちょっと入るだけでひっつき虫というか植物の種が服について非常に不快だったので。消防署も移設建築されたけど、あんまり木を切り倒す感じではなく、もともと駐車場だったスペースに入れていたので。空き家になった古い消防署は改めて活用してほしいと思うが。


 そういうわけで、京都府立植物園を保全しろと言うだけでは説得力がない気がしたので、主権者として京都府立植物園を視察してきた。単純に花を見て楽しいと思うだけでいいのだが、僕は微妙に生真面目なので。
 でも、基本的には花見の散歩なので、ゴリゴリにでかいカメラを持っている人も多かったけど、僕は自分の肉眼で楽しむ方を優先して、あまり写真は撮っていない。



 実は僕は人間より植物のほうが寿命が長いので、人間より植物のほうが偉いと思っているところがある。いや、樹齢数百年の楠とかのほうが信仰を集められるだろ。




 僕も割とクズな無職なんだけど花見のついでにいきなり植物園の職員に事情を聞いて選挙の参考にするという外道なことをする。いや、3分位しか話してないけど。



 色々と問題があるのに強行されようとしているらしい。


 実は僕は、共産党系の人が府知事になっても、原発とか米軍とか新幹線などの国政レベルのことにはあまり影響力を持てないだろうと予測している。ただ、植物園の改築の是非は京都府内部の問題なので、そこは確認しておきたかった。



 植物園はかなり広くて、桜並木もあり、梅もあり、モミの木とイチョウの並木もあり、杉の大木などもあり、その間にさり気なく咲いている椿も趣深く、まだ今は咲いていないがバラ園もあり、季節ごとにどこが一番の見所なのか、とはなかなか言い難い。


 あまり目立たない小さな花や若木も丁寧に植えられているのを見てまわった。僕は人間があまり好きではないので、植物が春を迎えてちょっと芽をふくらませるのを見ると、ああ生きているんだねえ、と愛おしく思う。(自分の家の庭木も甲斐甲斐しく世話をしている)


 たしかに、満開の桜は集客力があるが、目立たない小さな花や、花があんまりつかない針葉樹も大切にされているようだった。
 一つ一つの木に学名のついた札を付けている労力も尊敬に値する。



 素人目にはおなじに見える絶滅危惧種植物の微妙な生育環境の違いを生で栽培展示していて、非常に学術的な価値が高い。


 もちろん、子どもがわいわいと遊ぶ芝生広場や遊具園などもあり、一概には言えないのだが、植物園が開園する前の原生林の保存区画などもあり、かなり繊細なバランスで成り立っている環境のように見えた。


 このような学術と生物のバランスで成り立っている植物園を、単に大きな土地であるし、北山区画の地価を上昇させたいと言う資本主義の都合だけで再開発してしまうと、よろしくないと思った。


 また、大宮交通公園は再整備される前は非常に雑草が多くて辟易したものだが、植物園の方はプロフェッショナルの栽培者とか造園業者が整備しているようで、雑木林のように生い茂っている区画も快適に歩けた。


 一見落ち葉が溜まって腐っているようなところも、微生物の発酵とかも含めて計算されているのだろうという趣があった。いや、僕はプロじゃないのでよくわからないんだけど、台風で折れた切り株と幹などもなんとか子供の遊具になるように再設置されているなどの工夫が見られた。


 また、子どもを遊ばせるだけでなく大学教員などが子どもを指導するイベントも有り、逆に老人たちが頑張って育てた盆栽や蘭のコンクールなどもあり、地域の交流の場となっている。

  • しかし、植物園の問題もある

 第一に感じたのは、雑木林エリアの「落葉落枝・落下種子調査(リター・シードトラップ調査)」の学術研究用の機材がむき出しに設置されているところ。一応、触らないでくださいとは書いてある。
 けれども植物園は不特定多数が出入りするし、子どもが遊び回って壊す場合もあろう。
 


 まあ、本命の調査は山地の研究林でやっていて、植物園のリター・シードトラップは「こういう研究手法もあるんだよ」と紹介する意味のほうが強いのかもしれないのだが。しかしながら、桜もその他の植木も手に触れられるようにあまり柵がない構造になっている。
 桜は人が触るととてもストレスになる。また、若木などもなんとなく蹴ったら簡単に折れる。


 つまり、植物園の構造は植物園の来園者の植物を愛好する善意を信じるという前提で成り立っている。


 しかしながら、人間はクソだと僕は思います。実際、夜間開園に伴って花泥棒とかもあるらしいし。


 たしかに植物の研究とか絶滅危惧種や植生環境の保存は科学的に正しいし意味があることだと思う。しかし、クズの人間の中にはそういうものを全く意に介さないで自分の金銭的利益を重視するようなやつも多い。そして人類は実際に多くの動植物を絶滅させてきた。


 なので、植物園の人が学術的に正しいことをしているから、それを来園者も尊重してくれる、というのは少し甘いんじゃないかなと。人間はクソなので。


 そういう点で、正しい施設だから政治的にも尊重してもらえる、という風に考えているとしたら、そこは政治的なウィークポイントで資本主義的利益主義者の介入を許す要因になっているのかもしれない。


 植物園の小学生向けの植物教育の催し物を見ても、定員は二十人くらいで、少人数を丁寧に教えようという志は感じる。しかしながら、公共施設でも資本主義的利益を追求する日本維新の会のような団体が幅を利かせる世の中になってしまったので、多く集客して収益を上げるというモデルにはなっていない。


 確かに戦前の大正時代の開園当時は、植物を学術的に保全しつつ展示するという方針が当時の最先端の文明開化と言うか国家の格を上げることだったのだと思う。が、今はそういう文化的な国家が尊敬される世の中ではなくなっている。(相対的に野蛮な国家が減ったということでもあるが)
 むしろ、公共施設でも機能性を無視した派手な建築デザインで人を集めて金を取るという資本主義モデルが推奨されるような風潮になっている。(僕は嫌いだが、人間はクソなので花の美しさよりも金銭に価値を感じる人のほうが多い)


 そういう文化的な方針の違いから、地方自治体でも財政を云々するのが大事というような役人やら行政や政治家から見ると、植物園は理想主義的すぎて敵対勢力に思われて、土地を奪われそうになっているのかもしれない。



 まあ、僕は調子のいいことを言っておいて、選挙で勝って市長に再任してから京都の財政は夕張市と同じくらい悪化しているとか言って敬老乗車券や僕の病院代を値上げした門川大作のような首長は大嫌いだけどな。京都って他の多くの地方都市などの自治体と比べて色々と財産や観光資源があるし、かなり恵まれている部類だと思うが、ちょっとコロナウイルス流行とかでインバウンド事業が失速したからって老人や病人や保育園児など弱者の負担を重くして、強い任天堂や京セラや寺社仏閣に課税しない京都の腰抜け行政は糞だと思っている。



 まあ、人間はクソなんですけどね。でも人間が核戦争とか飢餓などで滅んでも多分植物は何らかの形で生きていくと思うので。まあ、それでいいですかね。



 僕は根室教授みたいなところがあるので、心のどこかで人間は放射性物質を濃縮して次の世代のゴジラの餌になる役割の動物なのではないかと思っている。シダ植物が石炭になり、恐竜が石油になったようにな。

幻想の未来 (角川文庫)