玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。旧玖足手帖から記事・ブクマを引き継ぎました。


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ガルガンティアもヴァルヴレイヴもマジェスティックプリンスもヤマトもおもしろかったので、今期SFアニメは良いと思う。

一応ヤマトはYAMATO2520も含めてだいたい全部の映画とテレビシリーズを見てるけど、あれ?こんな話だったっけ?というふうに美麗アレンジ。
武士道を美化した忠臣蔵を美化した新選組を美化した太平洋戦争を美化した宇宙戦艦ヤマトを21世紀向けに改めて美化しているので、すごく美化度がすごい。
ヤマトシリーズは後付け設定が多すぎるわけだが、全シリーズを俯瞰してストーリーラインまで改変して美化している。

松本零士先生がクレジットから外れているし、デジタル作画向きに線のタッチがあっさりめになっているが、再キャラクターデザインの結城信輝さんが少女漫画風味の耽美な路線の要素も加味しているので、微妙にバランスが取れている。
島がフェミニンというかショタっぽくなってるというか可愛いのだが・・・。
まあ、全体的に美化されていて、見ていて感心する。
庵野秀明監督の仕事がいまいちわからないのだが、ヤマトを愛する彼や出渕監督をはじめとするスタッフの皆さんの美化とパロディとオマージュがすごく「俺の見たかったヤマト」って感じで美化されてていい。
西崎Pのおれのヤマトではないんだよな。


西崎義展プロデューサーが死に、松本零士先生が外れたヤマト計画はどうも機動戦士ガンダムTHE ORIGINを富野由悠季安彦良和抜きでやる計画の前哨戦にも見えるわけだが、まあ、見ていて面白いので視聴者としては良しとしよう。
富野監督も安彦良和先生もガンダム以外にもヒット作を持ってるし、人間としても70歳まで生き延びられたのだから、いいだろう。


ただ、宇宙駆逐艦ゆきかぜがモビルアーマーのように機敏に動くのは、むしろ一人乗りのガンダムというより複数の人が乗ってるイデオンメカの動きに似て見えた。
そういうわけで、伝説巨神イデオンのデジタルリメイクの前哨戦という伏線も見えて、バンダイビジュアルの戦略を感じる。

宇宙メカの陣形やビームの模様やデザインが規則的で綺麗だった。規則的で綺麗な世界の主人公と杉田ロボが野生的な地球とコンフリクトする話が見所か。地球の船の中も階段や手摺りなどのレイアウトはパキッと規則的だったが?
SFとして規則的な設定をつけるのが虚淵玄さんの特徴だ。その規則的要素が杉田ロボやドミネーター。ただ、虚淵さんには「武侠ロマン」というもう一つの持ち味があるので、そのバランスに期待。魔まマみたいに段取り優先なら飽きるが?
規則的で魅力的なSF設定段取りに引きずられない物語強度や演出熱を獲得できれば、イデオンザブングルを混ぜたみたいな名作の予感。宇宙艦隊戦闘を見せるのは綺麗だが、8話まで我慢して物語強度を上げたらバランスよさ気
いろいろとちゃんと考えてレイアウトや台詞を作ってるので、綺麗です。 #翠星のガルガンティア は見てるだけでも楽しいですね。最近はつかれやすいので考えすぎないように見たいです
ガルガンティアはアイディアを考えて書いてますね。永野護的でもあり
ロボ杉田が成長し、生殖の自由を求めるいつもの杉田になるまでを描く成長物語。パクマンさんみたいになる

RT @chii_to_azuki: ぷちっとがるがんてぃあ、かわいい(*´ω`*)杉田さんが面白いw URL #gargantia @gar_animeさんから
http://gargantia.jp/#petit

今期は #gargantia #翠星のガルガンティア かなあ。#うたプリ はキャラごとに波があるが、二期もショーが楽しめそう。沢城さんは目がカマキリっぽい以外はいい子。 #マジェプリ は女子メンの活躍次第でチームの話が膨らみそう。 #悪の華蟲師で期待
#gargantia #翠星のガルガンティア パイロットの操縦や搭乗システムが考えて描写されてるロボットアニメは名作。ボトムズとかVガンダムとか
しかし、地球の存在がわからなかったのに、星を観測したら地球確定?フォールド断層的な?台詞は長いから半分聞き流してた
杉田ロボは地球の言葉をVガンダムのハロみたいに覚えていき、どんどん口が悪くなり、最終的には銀さんになります。燃料に糖分を要求します。 #杉田智和

主人公が杉田を利用してロビンソン・クルーソーみたいに原住民を教育したり君臨したり神を名乗って女のイケニエを要求したらいい

という感想をツイートした。


虚淵玄さんはピーキーな脚本と設定を書く人で、すごく好きな部分(カッコイイところ)と、すごく嫌いなところ(ダンドリ臭い)があるんだけど、そこをうまく料理してくれたらいいですね。
宇宙戦闘の段取り臭いところの段取りを「陣形の美学」とか「宇宙空間の時空の物理エンジン描写」としてきれいに描いたところは評価してる。すごく。
で、その規則的な文明的な感じが地球原住民という雑多な要素と交じるのが見所っぽいんだけど、雑多な人の活気を描くのは理詰めではない感性が必要なので、演出家やアニメーターのセンスが問われる。そこが注目ポイントか。
地球に降りてからも、レイアウトが階段とかレールとか、水平を意識させる規則的な絵作りで、ちょっと雑多になりきれていないという感じはしたが、そこはエロ漫画家の鳴子ハナハル先生のオーガニック的な感じで?
これも異言語描写とか宇宙怪獣とかイデオンっぽいんだけど、野性的になった地球ということで、ザブングル要素もあるね。
富野ファンとしては富野要素に影響を受けたアニメがいろいろあって嬉しい昨今。
富野本人の新作もできればできてほしいが、高齢に無理がないようにサポート担当の人も援護ヨロシク。

平井久司さんのキャラクターデザインだし、機動戦士ガンダムSEEDっぽい革命機ヴァルヴレイヴと同じ日にオンエアされるのでついつい見比べてしまう。ヴァルヴレイヴは思いっきり宣伝とか予算をかけてバンダイサンライズの本気のプロジェクト性を感じる。
が、3DCGでロボットが作画されるのが当たり前になると、もう、予算や作画の良さとか大作かB級か、ってことは見た目では判断できなくなるよなあ。
(まあ、演算コンピューターもタダではないんだが)
そういうわけで、作画や予算ではなく、純粋に作品の中での描かれるロボットの、演出、見立てやアイディアが問われるわけで。
マジェスティックプリンスはギャグもこなせる元永慶太郎監督っていうこともあるので、ロボットが人間臭いカッコ悪いポーズをしたり、鳥バードみたいな敵が出たり、ということで見立てのわかりやすさはすごくある。黄色がカレー好きだったり、すごくキャラがわかりやすいし、各ロボットの得意分野もサンダーバード的に見た目で分かりやすい。
キャラの演出でも主人公たちが変顔ギャグ顔をしたり、っていうことで、シリアスになりすぎないでほどよく息抜きをしながら見れる安心感や呑気さみたいなものはある。DNAレベルで戦うことを強制される主人公たち、っていうと同じ平井さん顔のファフナー的に悲壮な物語になりそうな設定だが、うまくかわしている。
あと、機動戦艦とかチーム戦とか、謎のコーチとか、ガンダムっぽいというよりコン・バトラーVとか惑星ロボ ダンガードAっていうガンダムよりちょっと古めの感じもある。だけど、ギャグ顔の使い方のセンスは80年代以降の気楽な感じでもある。アクエリオンっぽさもあり、まあ、アクエリオンゲッターロボなので、系譜が連綿と続いてます。
まあ、そういう娯楽性の高いロボットアニメということである。

私は想像する

私は想像する

タイバニのパロディもあり。
おっぱいもあり。
元永監督だからなー。
プリンスなのにチームに女子が二人いるのがおもしろい。萌えキャラやヒロインでもなく、なんかチームメイトとして女子と男子が微妙な距離感で戦ってるのはマジこい真剣で私に恋しなさい!っぽさもある。が、あれはあれで後半が変になったので、これも後半が変になるのだろうか?
でも元永作品だと刀語は普通に名作だしー。元永さんはいろいろできるシー。
単純に敵と戦う話ではなくて、これも味方内部にいろんな人間関係や策謀がありそうで、シナリオ面でも何が出てくるか予想もつかないが、面白くなるといいなーって。
チームに恋愛関係でもない女子が二人いるということで、色恋や萌えを超えたところでの人間関係の面白さみたいなものが熟成されると名作の予感。

  • 革命機 ヴァルヴレイヴ

これは平井久司さんの顔ではないが、脚本が大河内一楼さん。ガンダムSEED路線、っていうよりかコードギアス反逆のルルーシュ路線。あと機動戦士ガンダム第08MS小隊小説版路線。
生と死とメディアと大衆とヒーローと学園と日常とロボットと戦争の振れ幅の広い対比を中二病っぽいセンスでかっこよく描く系のアニメですね。あと襲ってくる敵の美形のやりかたがすごくガンダムSEED路線だ。あとその敵の美形と主人公が妙に親しくなったり、っていうのはギアスだなー。

1/144 ヴァルヴレイヴI 火人 (革命機ヴァルヴレイヴ)

1/144 ヴァルヴレイヴI 火人 (革命機ヴァルヴレイヴ)

個人的に、ダイソンスフィアを舞台にしたロボットものの企画はすごく考えてて、好きな題材で熱いし、私の体調が(うつ病も母の自殺のショックも人格障害も免疫不全も全部治って)ものすごくよくなったら書こうかなーっていう題材だった。
で、それを売れっ子作家の大河内一楼さんとサンライズに先にやられたら嫌だなー、でも楽しみだなー、自分で映像化するのは面倒だしなー。って思ってたんだが、見てみると私の考えとはやっぱり違うので、安心反面、不満も半分。
ダイソンスフィアってのはもっと、こう、重厚長大で広大な感じじゃないとダメだろ!このスケール感だとダイソンスフィアじゃなくてスペースコロニーじゃん!
あと、ダイソンスフィアを攻めるときは空からじゃなくて地下!
やっぱり宇宙のスケール感はリングワールドとか宇宙のランデブーとかシェル・ブリットとか、映像媒体より小説の方がいいのかなー。マクロスFも3DCGロボアニメだったけど、あんまり宇宙の距離感は感じられなかったから、画面の中に収まるアニメの表現ではできないのかなあ?いや、でもイデオン発動篇の富野監督はそこをうまく表現していたと思う・・・。いや、富野の空間把握能力は異常に高すぎる・・・。


弱めの重力を歩行で表現した描写は評価するが、空間の宇宙っぽい壮大さがあんまり感じられないのが残念。学園や都市中心なので狭く見える。ネットが宇宙で簡単につながりすぎるのもおかしい。(まあ、宇宙の広さについては今後語られるかもしれん。宇宙空間の真空に対する意識レベルの描写についてはガルガンティアが一歩リードか)
という美意識の違いはあるんだが、まあ、僕はもう少し違うアイディアもあって、ヴァルヴレイヴはやっぱり学園がテーマなのかなー、というわけで若い人向けだねー。
俺も三十路だし。
でも、ロボットが感染するっていうアイディアは全くの予想外だったので、そこがすごくオリジナリティーがあっていいなーと。
あと、ロボットがティガとかクウガとかアクエリオンみたいにフォームチェンジするっぽいのもバンダイの作品だなーていう感じ。ビビッドレッド・オペレーションの要素もあるんかねー。
これはこれで、いろいろとショッキング性を繰り出してくるギアスっぽいクリフハンガーノリが楽しめそうだ。
あと、バイファムっぽさにも期待。
まあ、バイファムよりはメインキャラの年齢層が狭そうだけど?


ヴァルヴレイヴはもっと特別なオカルト的なロボットかと思ってたら、案外普通にマジンガーZみたいなリアルロボットっぽい感じでプールから出てきたのが意外ではある。(いや、マジンガーZもゼウスやミケーネ関係でオカルトなんだが)
もっと、ブレンパワードみたいにオーガニック的なものかと思ったら、コックピットはZガンダム程度には文明的だった。もっとヴァルヴレイヴはアクエリオン程度にオカルトロボだと思ってたのだが・・・。でも人間をやめるので、そのオカルト描写が明らかになるとワクテカできるかなー。どうかなー?
敵のロボットの箱っぽいデザインや戦い方は面白い。盾の使い方などおもしろい。ロボットっぽさと戦闘機っぽさと機械っぽさがうまく表現されてた。
ガルガンティアも盾が並んだ陣形が面白かったので、今のロボットは盾の使い方が熱い!バリアーもあるよ!

Preserved Roses(初回生産限定盤)(DVD付)

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深夜ラジオを聞いてた程度に好きなTMさんと大好きな水樹奈々さまの奇跡のコラボ歌も良いよなー。
ヤマトの歌もすごいコラボだった。

キャラも絵的にもエロくてあざといギアス路線。
競泳水着を着ている水泳部女子と女教師が悪い宇宙人に襲われます。まったくけしからん宇宙人ですね。 ロボットでやっつけなきゃいけませんね! 本当に悪い宇宙人だな! 濡れたまま逃げまどう競泳水着女子とか、けしからん!
本当に正義の熱い怒りがこみ上げてきますね。女の子をいじめる宇宙人は本当にやっつけなくては!
いや、ほんと、性的な意味ではなく。

  • 今季は宇宙SFアニメが熱い!

そう言う感じで、いろいろ宇宙SFロボットアニメがやってて嬉しいですねー。
(ジャイロゼッターやダンボール戦機もかなりがんばってるんだが、最近の私は家庭が不幸なのでファミリー向けはちょっと見たくないんですよ・・・。すまん・・・)


宇宙編隊戦闘の描写には銀河英雄伝説の影響もあるように感じたけど、銀英OVAはちゃんと見てないんだよなー。長いし。

銀河英雄伝説 Blu-ray BOX1

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そんな今季メカロボアニメの雑記でした。