玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。旧玖足手帖から記事・ブクマを引き継ぎました。


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Gのレコンギスタ第21話「海の重さ」終盤ギャグ回テクニックの冴え

【悲報】Gレコ感想に画像を使いすぎて、今月ははてなフォトライフの無料プランの画像アップ容量がいっぱいになってしまいました。なので、今回は新規画像なしです。まあ、今回はギャグ回なので面白い画像はみんな各自で見てください。どれも出オチレベルが高いです。
脚本:富野由悠季
絵コンテ:松尾衡斧谷稔
演出:松尾衡
作画監督:[キャラ] 田頭真理恵 [メカ] 小松英司


うわっ!ここでローゼンVVV松尾さんが再ローテで連名コンテか!


感動的なシーンなのにどこかシュールなギャグっぽかった名作、革命機ヴァルヴレイヴ(弐年連続紅白歌合戦出場の国民的ロボットアニメ)の松尾監督!


なんか、今回ギャグっぽくなかった???バクマン。で言う所の「シリアスな笑い」だった気が…。

■シリアスな笑いを誘う作品一覧

ネットでネタにされるなど、多くの人がシリアスな笑いだと感じた作品を挙げる。


革命機ヴァルヴレイヴ
キスダム -ENGAGE planet-
機動武闘伝Gガンダム
ジョジョの奇妙な冒険シリーズ
進撃の巨人
人造昆虫カブトボーグ V×V
STAR DRIVER 輝きのタクト
スパイダーマン東映版)
戦姫絶唱シンフォギア
戦国BASARA
TIGER&BUNNY
断裁分離のクライムエッジ
チャージマン研!
DEATH NOTE
テニスの王子様
富野由悠季作品
福本伸行作品
松井優征作品
輪るピングドラム
みさくらなんこつ作品
ミスター味っ子(アニメ版)
山粼あつし作品 
 他
シリアスな笑いとは (シリアスナワライとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

うわー。富野作品って全体的に、みさくらなんこつ福本伸行先生方とならんで作品が全般的にシリアスな笑いにランクインしている!(あと今川泰宏監督も2作。ウテナはシリアスな笑いではないのか・・・)



パーフェクトパック



テラ子安www


それにローゼン松尾とテラコヤスが合わさり最強に笑える。
って言うか、もう終盤だしエヴァンゲリオンだと第弐拾壱話だとシンジがエヴァに取り込まれて帰ってきてアスカがメンヘラになって「ネルフ、誕生」で綾波の過去等の重い話をして終盤に行くんだが。

意外!Gレコはギャグ回ッ!
その技法を考察していこう。前回は真面目に宇宙船の速度とかコロニーの大きさを計算したけど、今回はかるーく笑いながら書いていく。
しかし、富野作品のギャグは、意気込みがあり過ぎて割と滑りがちだった前歴(ザブンブルのしつこいヒステリーネタとか、ZZの前半のマシュマーとかキャラ・スーンとか)があったのに、Gレコは意外にもギャグが面白い。
Gレコの3話もかなりギャグが冴えていたけどまさか終盤で宇宙の果てに来てギャグ回とか、その構成をする発想が面白いわ…。

  • ツッコミリティ

視聴者に思わずツッコミを入れさせたくなる技法


・自分で海に穴を開けたのに驚愕するキア・ムベッキ隊長(いや、お前がな)
・ミサイルを撃ってはいけないコロニーの中で撃ちまくるチッカラのジャスティマと、クン・スーンのジロッド


・何の説明もなくフルムーンシップが初登場するジット団の鉄骨桟橋
・あと、ジット団はベルリが海に穴を開けてシー・デスクの中に侵入していなかったら鉄骨桟橋でメガファウナを迎撃するはずだったのに、G-セルフを会場で迎撃するためにみんな出払っている。という事情を知らずに呑気に入っていくメガファウナのメンバーがじわじわと笑える。「向こうからの攻撃は無いってことでしょ」「そうかもーキャッキャッ」
・テン・ポリスをするモブ子安。存在自体が面白い子安。
・ザル警備のモブ子安のポリジット
 アイーダ姫様が「私たちはクレッセントシップから反乱分子を牽制しろと言われているんです!」って言って、ポリスが「ジットラボから反乱分子って本当なんですか?」って聞いて、ラライヤが「それはあなたたちが調べてください!」って一喝して、メガファウナの武装モビルスーツが5機も侵入する…。ザル警備!!!!「ど、どうぞ」じゃねえ!!!「警察ならちゃんと悪い奴を捕まえなさいよ!」って言って不法侵入を堂々と果たすノレド・ナグさんがすごいザブングルのシビリアン的なむちゃくちゃ言ってるのに相手に正論だと思わせるようなたくましさがある。
・「地球人はクレッセントシップの捕虜だってのか???」「聞いた?捕虜が勝手に動けると思ってる」「文化の違い!」  あー文化してるねー。ザブングルで主人公たちが雑にイノセントの基地に入り込んでうっかり殺した後、特に謝ったりしてない図々しさを思い出させる。


・「地球の野蛮人にモビルスーツを使わせる方が危険だ!」って叫びながら謎の巨大モビルアーマーを飛ばしてモブを吹き飛ばして、ジャイオーンでつかむキア・ムベッキ隊長。いや、あんたが野蛮人やん…。


・何の説明もなく、組み立て中の新メカのトリニティとジーラッハが出てくる。公式サイトがこの時期にラストで登場するロボのネタバレを繰り出してくるのも笑えるんだが。組み立て中のメカがなんか3Dプリンタで大枠だけ削り出したみたいなガレージキットみたいな感じなんですが。AGEシステムで製造してんの?


・「操縦がユニバーサルスタンダードなんですよ!」「G-ルシファーだろ」って突っ込む所はそこじゃなくてナチュラルに強盗して「鹵獲」とか言ってるの。「マックナイフ以上に操縦が簡単!」ってそれは盗んでいい理由じゃないだろ!ツッコミが誰もいないままメカの所在がグチャグチャに。でも、富野のギャグはツッコミが滑って面白くない時が多いので、ツッコミ不在で変なことをし続けるシリアスな笑いの方が面白いのかな。


  • お笑い番組的ギャグ

・爆弾だと思ったら花でした!水でびしょびしょ!
面白すぎる。
これはバラエティー番組でよくある頭の上の風船が割れたり水をかけられるというクソみたいな単純な笑いなんだが。
 ・富野アニメの人間爆弾ネタのセルフパロディ
 ・爆弾だと思い込んでる人とパーティーグッズだと気付いている人の表情の差
 ・頭に花が咲くバカバカしさ
 ・キア隊長があの顔でパーティーグッズを買って脅しネタを考え抜いたのを連想させる
 ・オプーナwww
 ・ていうか、宇宙船の内部で水をぶちまけるのはダメだろ
 ・完全な悪人などはいないものと言う前回のセリフからの時間差
 ・笑いの原則である「緊張」と「緩和」
 ・口枷のギャグとギャグシーンのギャグの語源をかけてるんですね
という、単純な中にもいくつもの笑いのレイヤーが重ね合わされていて異常に高度。富野監督は脚本を5年くらい書いていて3回くらい通しで直したらしいが、何度も何度もこのシーンを面白くしようと考えて持って行ったんだろうなあ。その富野監督が考え抜いていたと思えるのがまた面白い。


・ラライヤの股のタンポン
女の子が乗ってるモビルスーツの股から出てるひもを男子校の先生のケルベスが引っ張ったら女の子が二人出てきた!
しかもデリカシーなくそのマニィとノレドを振り回すケルべス。死ぬだろwww


・特に意味もなくリジットがリジットに「ほら、行け!」って海に突き落とされる。完全にお笑い番組のノリでロボットが動いている。ここら辺のロボットが生き生きしているのはファーストガンダムとかザブングルでもあったけど、ダイターン3もそう言う所があったかもしれない。そう言う古典的なロボの面白さを最新アニメでやる、堅苦しくてまじめっぽくなりそうなリアルロボアニメでやる。楽しんで作ってるんだろうなーって。
上島竜兵的な「押すなよ?絶対押すなよ?」みたいに、「撃つなよ?絶対撃つなよ?」って言いながらキャピタル・タワーやクレッセントシップに向かって割とみんな打ってたので、ダチョウ倶楽部っぽい雰囲気はGレコにはある。


・キア・ムベッキ隊長がコンキュデベヌスを強引に発進させて、それを止めようとしたジット団の職員が風に飛ばされてジャイオーンの手にキャッチされる。なんでギャグシーンで命かけてるの…。なんか命がけで笑いを取りに行くことで、キアの強引であわてんぼうな人柄が強調されてる。本当の悪人にはなり切れない人だったのか、キア隊長…。って思った所で退場とかな。


・転ぶ、頭をぶつける秘書
 ドジっ子でコけと頭部強打を天丼でやるとか、バカバカしすぎるし、お笑いの基本過ぎるし、それを見てるメガファウナの連中の緩い笑顔の作画も笑える。それがいつものこととか、ドジっ子の小清水亜美声の美人秘書…。
美人秘書だけど頭にたわしがついてる…。色々と盛って笑わせようとしているし、ジャイオーンの派手な退場の余韻に浸る間もなく次のギャグを繰り出してきてカロリーが高い。


  • 動物ネタ

動物で笑わせるのはかなり卑怯なんだが。海に穴が開いて一斉に犬猫が逃げ出す。それはそれだけでも面白いんだが、ネオドゥから着地したノレドが次の瞬間にすでに猫を捕まえて抱っこしているのが可愛くて笑えるし、ジット団のラボでG-ルシファーを強奪する時に特に何の説明もなくパチンコで撃たれたジットラボの職員に猫を抱かせて黙らせてる動物の使い方がすごい面白い。ノレド・ナグさんはわんぱくだなー。背中にしょってる宇宙服のヘルメットに猫を入れるとか発想が可愛い。


  • 変なメカ

・ズゴッキー伝統の重装甲とオカマドリルで隠し腕のマニピュレーター自慢とか何だよ・・・。またガンダムの水泳部に変なのが増えた…。
・ジャイオーンとドッキングしたコンキュデベヌスはガンダム00の大使ロボみたいだしラスボスの風格があるけど、ベルリが「冗談メカ」とかひどいことを言う。で、キアが「地球人は焼け焦げになってもらう!」で、ベルリが「魚じゃあるまいし!誰がオーブンで焼かれるか!」って、それぞれが勝手に言ってるだけなのに会話が繋がるのがまた富野節だなー。
そして、コンキュデベヌスは超巨大ビームサーベルでクロスボーン・ガンダムゴーストのゴールドビルケナウ並の強さを発揮して、無敵のトワサンガシールドを吹っ飛ばしたけど。でもベルリが適当に逃げて上空に行った間に自沈。あーーーー。せっかくの巨大メカとカッコいいジャイオーンが――――。オーブンは予熱で終わったwww。ジャイオーン、プラモデルの発売と共に登場して売り終わったら氷結とか…。ラスボスかと思っていたら…。いや、黒い三連星も2,3回しか出てないですけどね…。
・G-ルシファー。どんなサイコメカかと思ったら女子高生でも操縦できるかんたん操作ロボだった!!!ルシファーって言うから悪魔かと思ったけど、でも暁の明星は金星なので金星で作られたロボだったらルシファーでも良いのか。マスティマとかアイオーンとかも悪魔の名前だしなー。リギルドセンチュリーではキリスト教で悪魔とされているものでもスコード教で「何となく昔の精霊は全部すごい」って感じでまとめられているのかも。

  • 変な建物

・宇宙コロニーの海の水が減ってヤバいので海の水を注ぎ足す装置ってメカニカルなものを連想しがちだが、なんかマーライオンとかガーゴイルっぽく装飾されてるのが文化してる感じ。
・エジプトみたいなデカい神像が空気と水の玉の貯蔵施設になっているのも文化してて面白い。海の水が抜けたのを補充するって言うの、よく考えたら体積の移動としておかしいんだが、水の玉は水を軽く小さく圧縮してできるので、それを解凍して出したのか。
・トウモロコシ畑。未来で宇宙なのに普通に畑があるって言うのが面白いし、サイバーやバイオを一般化したくないという富野監督の意志を感じる。
・あと、畑の上をジャングルにホバーで入ることすらできなかったレックスノーが低空飛行していたのだが!オーシャンリングの重力は意外と弱いのかもしれない。重力はオーシャンリングの回転で生み出してるっぽいと前回のブログで計算した。G-セルフもすぐに高度3000mまで上がってたし。でも、海や鳥の感じだと1Gあるっぽいんだが…。重力が弱いところで農業ができるのか?そこら辺の設定はふんわりしているのか?レックスノーのブースターが強化されたって言う説も成り立つし。
・薔薇。ヘルメスの薔薇って言うか…。デカい・・・。数キロメートルくらいある笑うしかないバカバカしい大きさの宇宙の薔薇。作った人はどういう気持ちだったのか。コスモバビロニアのマークみたいなものか?ロザリオ・テンの入口にあるのかな?ロザリオ・テンはオーシャンリングの首都らしいが、ジットラボと同じシー・デスクなのか別なのかはちょっとよくわからなかった。メガファウナで宇宙を移動したっぽいのだが。

  • 富野節

登場人物は至極真面目に状況報告をしているつもりなのに、第三者から見ると言いまわしが面白くなるのが富野節だ!
(セルフツッコミ)
・「ジット団のMSを追いかけています!追いかけられてもいますけど!」って言うベルリ。追いかけられているってわざわざ捕捉するのが面白い。メガファウナとは結局海では合流出来なかったのにな。
・コンキュデベヌスの出撃を見て、ベルリが「次から次へと、なんだって言うんだよ」と。氷川竜介先生の富野アニメの演出の特徴のカルチャースクールに行った事があるけど、視聴者よりも先に自分でツッコミを入れる(∀の髭とか、イデオンのメカっぽさとか)のが富野の技の一つらしい。


(妙な例え)
・「海だなんだというのがよくわからん!」宇宙で海とか、説明を受けていてもよくわからないよね。


(あだ名)
・「ロールパン」「食べられないロールパンは嫌いだ」
ホワイトベースの木馬とかVガンダムのフライパンとか敵にあだ名をつける文化が富野アニメだし、ヒゲとか言ってメカがじわじわ親しみやすい面白さを醸し出す。これをアニメ評論家の氷川竜介氏は「富野監督ならではの見立ての面白さの一つ」と言った。
・「俺はコンキデで迎撃する!」あー、キア・ムベッキ隊長、「コンキュデベヌス」って言うのを諦めちゃったか…。ビーナスの貝と言う意味らしいが、言いにくいからなあ。変なネーミングを富野が自分でして、作中の人物にそれを変だと言わせるのも富野節だなあ。細かいがいちいち面白い。


(変な言い回し)
・「隊長は何でずぶ濡れなんでありますか?」「海の中を潜り抜けてきたからだろ!!!」
宇宙ロボアニメに出る軍人なのに「隊長はずぶ濡れ」とか「海の中を潜り抜けて」とか、いちいち変なフレーズを入れてくるのがいい。
・「ズゴッキーの伝統!装甲は頑丈で!このマニュピレーターでチビのあんたなんか!」言ってることも面白いんだけど、微妙にラップっぽくライムに韻を踏んでるっぽいリズミカルなセリフなのが面白い。
・で、すごい久しぶりにまともに戦闘したリンゴが「いつもラライヤの守護神であります!」ってオープン無線で宣言してモビルスーツのモランと中の林檎が同じポーズをするのが可愛いし面白いし、果物。浅沼さんが久しぶりにカッコよかった…。
・敵地で、すごい呑気な声で、デカいスピーカー音声でケルベスがレックスノーから「まにぃーのれどーどこだー」のんき。
・G-ルシファーに乗って「おつかれー」のんき。

  • 変な演出

・宇宙の海を見て驚くメガファウナのモビルスーツ乗りの5人が分割カットで吹き出しっぽく出てくるの、ギャグっぽい。
・コンキュデベヌスが悲劇的に撃沈した直後に、G-ルシファーでマニィとノレドとノベルが「おつかれー」って飛んでくるの、人が死んだ哀しみとかに浸らせないし敵が何人自業自得で死のうが自分は人生を謳歌するぞ!って感じですごい。すごい切り替え。G-ルシファーってラスボス級のサイコメカっぽいのに、こんなにカジュアルに出てくるのか…。すごい肩すかしだが、期待の肩すかしもギャグの技法だなあ。

  • 強すぎて笑える

・前回、無敵のはずだったトワサンガシールドをジャスティマに切断されたG-セルフがどうやってピンチを乗り越えるのかと思ったら、「僕は本物の海で戦ってきたんだ!こんなものは爆発させないで動かなくしてやる!!!」ってゆって、普通にパンチ連打で勝つ。ビームサーベルが海では使えないとか、そう言うアルドノア・ゼロ展開かと見せかけて、普通にサーベルの射程の内側のインファイトで殴って勝つ。あーーー強い―――。あ、でも、海面にビームサーベルがふれて巻き上がった水蒸気爆発の波しぶきの向こう側から殴りに行くのはゼーガペインぽくてカッコよかった。ここは頭を使ったっぽい。

  • 変なキャラ

ローゼンタール・コバシ(声・諏訪部順一
オカマでリーゼントロールでダンディーで化粧が濃い。そしてズゴッキーに謎のこだわりを持つ。そして何役目だ諏訪部。


  • 残酷で笑ってはいけないのが笑える

・海の底に穴が開いて船とかがガンガン流される。
思いっきりビジュアルは東日本大震災とか2004年のスマトラ沖地震津波の映像を連想させる。不謹慎だなあ。有れてる海から逃げようとして必死に車が動いているのは確実に震災で見た。
こういうネタは放送中止されたりする恐れがあるんだが。「地球の津波じゃなくて宇宙コロニーだからいいんだよー」って態度が面白い。
・大参事で舟がガンガン流されて何百人も死んでて、ほっといたらメディスペシー(このシー・デスクの名前らしい)に住む数十万人が死ぬって責任を感じたキア・ムベッキ隊長がコンキュデベヌスを沈めて海の底の穴を塞ぐ時、自己犠牲で感動的なんだけど、彼を助けようとしたクン・スーンが「これに掴まってください!」って言ってアホみたいにデカいボールをコンキデにぶつける。クン・スーンは真剣に隊長を助けようとしているけど、ジロッドは破壊兵器なのでデカいボールをぶつけるだけで、なんかバカみたいにボールが跳ねる。「そのボールは邪魔なんだよ!」かわいそうな場面に何で笑いを挟もうとするのか。それがリアルは地獄なリアリティなのか。葬式のときでも笑ったりする落語みたいな感覚なのか。
・「宇宙兵器は水圧に弱い」という豆知識で死ぬ。宇宙ロボだから機密が完璧かと思わせておいて、宇宙ロボは1気圧の機密に耐えるだけで、水深150mの15気圧の水圧だとガンガン水漏れして死ぬって言う。めっちゃかわいそうな場面なのに理科の豆知識を挟んできて素直にかわいそうがれない。そもそも穴を開けたのはキアだし。死因が間抜けすぎてかわいそうなのに泣けない…。でもBGMの悲壮感がすごい!このギャップが色々とおかしい。
・水漏れしてショートしてる機体で最期まで脱出しようとしてるキア隊長と、ポッドで宇宙に脱出できたクン・スーンの無線越しのやり取りが悲しいし、普通の映画だとアルマゲドンっぽく感動シーンに成るんだけど。隊長に近づこうとしたクン・スーンの脱出ポッドが玩具みたいにコンキデにゴチンってぶつかって跳ね返される動きが妙に面白い。悲しい時に面白い動きをする残酷さが・・・。テン・ポリスが駆けつけてきたけどジャイオーンの中のキア隊長の遺体は回収されるんだろうか?コールドスリープして、キンゲのザッキみたいに最終回で生きているのかも?それとも、人柱として永遠に祀られるのだろうか?

ヴヴヴだからなあ・・・。

  • 男女関係

恋愛は本人が真剣にやっていても第三者から見ると面白いのでシリアスな笑いに繋がりやすい
・ギゼラ赤面。メガファウナのブリッジチーフを務める女傑のギゼラさんが、ここに来てロマンスグレーのミラジさんに肩を触られて赤面。うわー。まさかの枯れ専。ザブングルのころだとここ大人の恋を若者が茶化すっぽいんだが、Gレコはスルーすることでツッコミ不在の面白さを醸し出している。
・「色気より食い気か」→女子高生に髭を引っ張られる。ありがとうございます!
・Gセルフを見て驚いて「おかああああさあああああん!」って叫ぶデブのオッサン。で、呼ばれたのはおそらく妻と思われる。で、同じく太ましい妻もG-セルフを見て失神する。これだけでも面白いんだが。どうもこの二人は海沿いの家の下にボートを持っていて、二人でクルーズしているようだ。デブの夫婦が金星の海でクルージングデートをしているって想像させることで、じわじわと面白いし、人のセックスを笑うな。しかも、その海がぶっ壊れてボートとかガンガン流されていてすごい滅茶苦茶だよー。
・クン・スーンって最初はゴスパンクみたいな目つきの悪い女子だったのに、なんか登場するごとにかわいくなっていっているし、キア隊長との別れがすごく切なかった。隊長を喪った後も新メカに乗るらしいので、ジット団の単なる3人目だったクン・スーンが男絡みの恨みで戦うパワーを増しそう。「絶対に許さない!」とか言いそう。小清水亜美さんの声、かわいいなあ。Gレコはアニメっぽい演技を敢えてしない演技プランらしいけど、やっぱり小清水亜美さんは可愛い。あと嶋村侑さんはプリキュアとしては後輩ですね。
・「マスク大尉からマックナイフの整備のついでに操縦は出来るようにって」って流れでマニィが言ってたら「あのマスクに教わったの?」ってノレドがデリカシーのないことを言う。あー。ノレドから見たらマスクは変態で敵だからなー。で、マニィは「まさか」って顔を隠す。親友っぽいのに…。恋愛が絡むとなあ…。
・ステア赤面。終盤でラ・グー総裁を見つめながらステアが赤面しているのは酒がまわったからなのか、ラ・グーみたいなイケメン200歳が好みなのか?人の男の趣味は客観的に見ると面白い。人のセックスを笑うな
・ちなみに、前回は看護師のキランさんが医師のメディー・ススンにくっついていたので、メガファウナは熟年でも部隊内恋愛が多いのか。ブレンパワードで脚本家の面出明美さんは「戦いは合コン」と言った。

  • 圧倒的テラ子安!


彼だけは貼らずにはいられなかった…。
年齢もファッションも髪型も声も地位もムタチオンで人々が絶望するとかの変な新情報もフラワーもヘルメスのステッキも盛り過ぎだ。盛り盛り。もう、出オチ感が半端ない。
大御所声優の出オチw
もう、今回の激しい戦闘や悲劇的なシーンとかをすべて吹き飛ばしたし、スターはもう、出るだけで笑いを取れるから卑怯すぎる!秘書はドジっ子だし。
しかも、エル・カインド艦長は「現在のビーナス・グロゥブを統一しているラ・グーという方は、大変高潔な方ですよ」って言ってて、みんなで会いに行って、どんな人物かと期待していたら、出たのはいろいろとデコデコと盛った子安www
大変高潔な褐色金髪ロール赤ジャケットフリル魔法使いステッキ持ち200歳総裁子安www
ザブングルのアーサー・ランク様はまだ普通だったな…。
ていうか、ガンダムに出すぎだろ子安武人


SDガンダム(騎士サザビーアッシマー、大将軍、今殺駆、ジェガン1、戦士ガンキャノン
機動戦士ガンダムF91(ドワイト・カムリ)
機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY(士官、管制官、兵士A)
SDガンダム外伝 聖機兵物語(GP01)
機動戦士Vガンダム(ライオール・サバト
機動武闘伝Gガンダムベルイマン博士)
新機動戦記ガンダムWゼクス・マーキス / ミリアルド・ピースクラフト新機動戦記ガンダムW Endless Waltzゼクス・マーキス)
∀ガンダム(ギム・ギンガナム)∀ガンダムII 月光蝶(ギム・ギンガナム)
OVERMANキングゲイナー(アスハム・ブーン)
機動戦士ガンダムSEEDムウ・ラ・フラガ機動戦士ガンダムSEED DESTINY(ネオ・ロアノーク〈ムウ・ラ・フラガ〉)
機動戦士ガンダムAGE(フレデリック・アルグレアス)
革命機ヴァルヴレイヴアマデウス・K・ドルシア)
ガンダム Gのレコンギスタ(ラ・グー)←NEW!
12個もガンダムに出てるのか・・・。飛田展夫さんも多いと思うけど、これは…。


あ、あと、子安武人さんは少女革命ウテナの時、「桐生冬芽も鳳暁生に憧れてプレイボーイごっこをしていたのが、残念で、もっと自分なりの活躍してほしかった。」と仰ってたので、金星の総裁で念願の暁生超えを果たせたのかな???薔薇のレリーフもデカいし。


で、こんな変な人が一番偉いビーナス・グロゥブには不安しかないし、ジット団はまだ残ってるし、地球のアメリア軍とキャピタルアーミィと月のトワサンガ軍の紛争も放置しっぱなしだし、あと5回で終われるのか、5回の間で何が起こるのか、本当に気になるしウワーウワー。
でも面白いですね!


GレコBD3巻オリコンデイリー、STAND BY ME ドラえもんを抑えてBD総合1位おめでとうございます!
http://www.oricon.co.jp/rank/bd/d/2015-02-19/


  • 追記・なんでギャグをやったのか?

ここを考えないで記事をアップしてしまってすみません。
今回のGレコはいつもよりも本当にギャグ成分が多かった。なぜか?それはギャグを入れないと陰惨な印象に成るからでしょう。キア・ムベッキは自分の空けた穴で大勢の人間を海にひきずり込んで殺し、自責の念から自分で穴を塞いで、悲惨な事故死。
ラ・グー総裁も地球圏での紛争の火種で、今回新たにまたGit団の造反も招いた責任者で。
そして、終盤に殺し合うことになるモビルスーツが登場して、それを持って帰って今後はさらなる戦闘が予想されるわけです。
だから、ギャグが無かったら、今回は本当に悲惨な事故死と災害とそれを招いた強すぎるMSの力と責任者が統治できなくなる六つの海が繋がる時代を描いた陰鬱なものになりそうなもの。
だから、そこで敢えてギャグを入れる。
災害で動物が逃げ出しても、猫可愛いって女の子が拾う。
壮絶な戦死を遂げるまでの生前の元気なしぐさやパーティーグッズを買う所が笑えて人間味がある。
ラ・グー総裁も分かりやすい金や権威を振りかざす悪い黒幕や、責任を押し付けられる無能などの類型的な人物ではなく、オリジナリティーを持ったキャラクターの濃い人物。
それと、モビルスーツは基本的に兵器だけど、色とりどりで見ていて楽しい。そこで生きている人も色んなファッションで生活している。
そう言うわけで、「世界は地獄だし大変だけど、楽しいこともあるんだ!」、「人が死んだ後でも自分が死ぬまでは笑ってもいいんだ」というおおらかさを盛り込みたいのかな。
だから、終盤で普通のロボットアニメだったらシリアスが加速するようなところで、シリアスの中の笑いを入れて見たんだと思う。
人がたくさん死ぬ、殺す、しかし、自分は生きているから生きねば。風立ちぬ、いざ生きめやも。と、そう言うテーマを宮崎駿ほどオタクっぽい路線ではなく、死や喜怒哀楽の混沌も内包しながら、おおらかに人間を描こうとしているんじゃないか?そのための執拗なギャグ。
生きているからギャグがあるし、人が死にそうな時も逆に命を実感できるから危険な描写は笑いに成る。そういう人間の危機察知能力の本能にも「笑い」が重要にかかわっていそう。


だが、マスク先輩が再登場した時、笑いで済ませられるんだろうか?
カバカーリーという「クンタラの魂が安らぐ場所」というネーミングだが明らかにインドの死と殺戮の神のカーリーから来ている。
カバカーリーを作ったジット団はG-it団だが、インドにおいて19世紀半ばまで存在していたとされているカーリーを信奉する秘密結社で、殺人を教義としていたサッグ団もネーミングのアイディアの一つかもしれない。
そうすると今後の展開は暗くなりそうだが、それも元気のGの閃光で照らしてくれるのか?どうなんだ?