玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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Zバイブル感想

ムック本としては1800円は高いけど、富野本としてはいいと思う。
イ言者ですから!3色ボールペン使うし。富野由悠季と言う、理想像としての、つまりアニメ自身の本性を見抜いた一人の人間としてのおハゲ様、セイントミノの考えや人格や意図を見た上で星を継ぐものを見るー。
id:dskに似ている福井晴敏先生や氷川竜介先生が
Zガンダムを見てると、アニメなんか見てる場合じゃないという気分になる」
とおっさられてたんです。たしかに、僕もZを必死に成果大に行って見て、
「こんなに必死になってもたかがアニメじゃないですか。現実には何一つ変わってない。どうせNEETになるしかないし、死ぬしかないし、確実に地球環境も経済も太陽代謝エネルギー収支も限界だから絶対そろそろ戦争になるし、だからソレを生き抜くために他人を出し抜けるように勉強したり資格をとったりコネを作ったりしないといけないのに、おれはアニメなんか見てどうだって言うんだ。死にたいとしか思えない!」
などと思いまっす。
でも、やっぱり、ガンダム仮面ライダー響鬼がないと自殺していた私ですので。
まあ、現実に対していこうと思わせてくれるのが現実にはなく虚構の中にしかないという自分はどういうことかと思いますけど。現実と対面したら割と死にたくなる。
でも、喉が渇いたら飲んで潤して、走り続けられるという、給水所みたいなのがアニメの役割かなあとも思います。
そういうのが富野監督の言う所の「芸能」や「お楽しみ」としてのアニメーションの社会的な効能というか位置なのかなあとも思います。
しかし、人は増えすぎたので、僕のような人を自殺に追い込まないで生き続けさせるためのアニメは人類全体にとってはどうなんだろうと思う。
国が自殺者を減らすために予算を組むらしい。
死なせたらいいんだと思うそのほうがすっきりするだろう。
まあ、子供のある人が死んだらいけないと思うけど。
50代の仕事や子育てが一段落した人が高齢になる前に死んでくれたり、学生やNEETが社会的に責任のある立場になる前に死んでくれるのはいいことだと思います。
それでも実際に自分の周りの人が死ぬのはつらいのかなあ。そのために自殺は止めないといけないのかなあ。
結局エゴじゃないですか。
でも、僕はエゴが嫌いではない。