いくらなんでも安定しすぎだろう。綾波レイは人間になるために空回りしつづけたと言うのに。カヲルはシンジに対しても分析的な言葉を使い、それでいてコミュニケーションにも長けている。心の深い部分を理解している。
やはり、これまでの使徒の蓄積があるのだろうか?
ただし、アルミサエルが死んでから急遽用意された自我にしては、それはそれで馴染んでいる。
セカンドインパクト時にアダムと碇ユイから肉体を用意され、アルミサエルの死と同時に、アルミサエルから伝わってきたアダムの魂をサルベージしたのか?
その前は、空っぽだったのだろうか?渚カヲル、と言う少年が存在したのだろうか?使徒の魂、アダムの魂と交じり合ったたのだろうか?
そして、キリストが洗礼を受けて覚醒したかのように使徒になったのだろうか?