玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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島本和彦早稲田

http://d.hatena.ne.jp/http?%2F%2Fwww.itmedia.co.jp%2Fnews%2Farticles%2F0801%2F28%2Fnews012.html
ですが、
http://simamotoblog.zenryokutei.com/?day=20080131
という事で、色々と端折られてたらしいっす。
だよねー。
富野台湾講演のレポートを読んだ時も思ったし、去年、富野監督の京都講演を見に行った時に2ちゃんねるニュー速に「富野はSEEDの監督をやりたかったと嘆く」というスレが立って、「それは違うぞ!富野一流の冗談だ」と思ったりした。


島本先生が「私が死んだ後、家族はどうなるのか」というのは、文字で読むと「あなたほどの人が、なんと小さい!」と思ったりするが、現場だと「島本でもこういうささやかな人間的な事を気にしてるんですよー」っていうオチャメとか雰囲気作りとかネタなのかもしれんな。


というわけで、やっぱり文脈や流れと言うものは在る。
ブン屋はソレがわからんのか。
しかし、議論や情報は簡潔でなくては伝わらない。
かといって、みんなに伝わる部分の事しか分からないと言う人生も甲斐がないよなあ。
というわけで、結局の所こういう議論はいつも中途半端で結論が出ないんだよな。
っていうか、やっぱり、悪法も法だという風に割り切らないと決まりは守れないよなあ。
結局、人間は他人の言うことを全部分かる事はないのだから、法律とか決まりは最大公約数になるしかないのかも。
で、最大公約数と言うと、やっぱりクリエイターよりはその周りに寄生するサラリーマンの方が多いのだから、そのような組織を擁護する仕組みになるしかないのかね。
愚民は死ね!とも思うのだが。
クリエイターも愚民に寄生している部分もあるしなあ。


(中略)
と言う事を、ダラダラと考えた。全部書くとしんどいので、脳内妹に話した。
で、
結局は発明者に不労所得を認めるかどうかと言う事になった。


発明した、と言う事実だけで報酬に値するのか?
発明者が一番発明品を上手に扱えるから、その人に発明品の取り扱い権利を管理させるのが良いと言うことか?
富野由悠季が一番ガンダムを面白く作れるんだから、やっぱり富野監督に作ってもらって、その労力に対して報酬を与えるか?
神である富野が貧乏だと悲しいので、トミノにはいい暮らしをして見せて貰いまする。と言う事か?
しかし、ガンダム並の発明に値する作品ばかりなのか?実用新案か意匠か工夫レベルじゃね?
宇多田ヒカルは金持ちだが、それも印税システムで、偉いのはシステムの方なのか?
それでもクリエイターがシステムによってやる気を左右されるのはバカらしくないか?
いや、生物の繁栄は環境適応で、人間は環境改変生物なのだから、システム書き換え競争は生存本能の喜びか?
っていうか、原稿料を口約束で決めて後払いだと竹熊先生は言ってたけど、そーいう既存のシステムの方を何とかしろ。


とかなんとか。
まー、難しい事は分からんので、結局はお上や先人の作った悪法に文句を言ったりコソコソしながら大枠は従うべきか。
それが愚民の生き方だよねー。


と、言う訳で「国が信じられないと言うのなら、この国は終わっている」っていうのはバカだよねー。
始まってもいねえよ!
俺が他人を信じるわけないじゃん。
「そう言うことになっているらしいという気がする」と、うすらぼんやりと考えるだけです。
だからよく騙されるんだよな。
服屋で何度も試着したコートのサイズがどうやら小さかった。現実が見えない。