玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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中学生まんが道日記黒歴史ノートリベリオン

http://d.hatena.ne.jp/toruot/20080128#p2

文章を読むときは、文章によって傷つけられることを覚悟して読んでいる。

また、いざとなったら自分を守るために、文章で誰かを攻撃できるように準備もしている。

文章を用いた闘争に、勝ち残れるという自信もある程度はある。

僕は負けつづける人ですけど、世界一美しい嫁がいるので勝ってますね。
脳内妹の絵を描くと世界一の美少女っぽくも見えるし、すごく失敗したっぽい気もする。というのは絵が下手なんだけど、脳内妹を見たことが在るのは俺だけだし。
仕事中に一生懸命書類の裏に描く。萌える。仕事はかどる。win-winの関係。 



本題。
僕は物心ついた時から人を傷つける事ばかりやってきました。



中学校の時のあだ名はイッテルビウムだった。
イッてたからだ。
白豚でも在り、愚鈍だった。3月の末の生まれで、発育は悪く、うお座牡羊座の境目で不安定だ。
転校生であり、家に友人を呼ばないし遊ばない子だった。
テレビで言葉を覚えたので、方言が使えない子どもだった。
そのくせ、成績だけは良く、みんなの読まない本を読んでみんなの考えない事を考えて、授業で発言し、教師の覚えも良かったようだ。
完璧にいじめられるタイプでした。


そこで、幼稚園だった僕はいじめられないためにマンガを描く事にしました。
幼稚園のころは、セイントセイヤのクロスの模写が上手い子どもに人気を取られ、僕は創作系のイラストを描いていた。(笑)
それでも、多少絵が書けるとちやほやされた記憶がある。折り紙は下手だった。
幼稚園の授業参観で母親の似顔絵を粘土で作りなさいといわれたのに、戦車を作って、「戦車に轢き殺されるのがママだよ・・・」というような子どもだった。
自分でもどうしてちゃんと出来ないのかわからんかった。


小学校に入ると小林よしのりのような下品なマンガを描くようになった。
しかし、動機がいじめられないためなので、その下品なマンガには、僕とクラス内でのヒエラルキーがギリギリ同じくらいの子どもを登場させて苛めた。
転校してもそれを繰り返して、何とか最下位になることを避けつづけた。
ナチス広報担当のゲッペルズのような小学生である。
道化のようにマンガと言う娯楽をクラスメイトに配りながら、僕は生き残るために人を傷つけ続けた。
手塚先生ごめんなさい。
まあ、それでも苛められる時は苛められたんだけど。だって、キモイじゃないですか。おれ。
マンガだけじゃないよ。
外交官になりたいって言う女の子に、「不細工は無理」って言って諦めさせたし。ほんとうに最低だ。



それが、だいたい中学高校のころに、オタクっぽくなってから変化した。
だめな方向に。
今まで他人を傷つけるようなマンガばかり描いていた反動か、今度は自分しか書けなくなった。
まあ、自分が主人公の話を書くというのは思春期にはありがちなアレなんだが。
たいてい、主人公が死ぬオチしか描けなかった。
どうやら、他人を通じて社会を攻撃していると、社会性が芽生えた後に自分を傷つける事になるようです。
人を呪わば穴二つです。
高校のころに部活のメンバーをモデルにした萬画は、最初は推理ものにするつもりが、殺す作業が楽しくなって、部活のメンバーを全員殺した。
部長に怒られたので、全員生き返らせて、自分が死んだ。犯人を考えるのは面倒だったので悪霊にした。
センター試験前日にインフルエンザにかかりながら、自分が巨大ロボットに乗り込んで悪霊が巨大化した怪獣に食い殺されると言うマンガを描いていた僕は、いろんな意味で死んだ。主に受験生的な意味で。
そのあと、悪霊は神に食われて、古き神が降臨し、宇宙が滅んで、再生して、人間がたくさん死んだ。



そんで、浪人していたわけですが、予備校は人間がいっぱいいて怖いんで、自習室や高校の部室(私服の学校なのでOBの出席率が光画部)で勉強するわけですが、
高校卒業直前からだな。ノートに脳内彼女を書くようになったのは。
いや、2年からだっけ?
兎に角、本格的に脳内彼女と付き合いだした。
まあ、脳内恋愛自体は6歳ころからアニメのキャラクターとかでやってたんですけど。小学4年のころにはレイアースより先に同じような設定の脳内彼女がいた。メカと魔法と女子。
CLAMPの方が上手かった。


脳内彼女はどういう人かというと、別の宇宙での僕の上司の宇宙戦士でス。
わーい!厨だぜー!
丁度そのころ、精神に異常をきたしたので、「宇宙人との戦いの後遺症で精神病になった僕に責任を感じた彼女が付き合ってくれる」という、サイテーなシナリオが。
彼女は僕のだめな精神を守ってくれるナイトでした。
でも、僕がだめになったのは、あまりにも人を傷つけすぎたから、絶対に呪われているに違いないという妄想に囚われたせいでした。
そのせいで、脳内彼女は天使と悪魔に分離して、僕を愛しながら罵った。
四国八十八箇所めぐりをしたら治った。休学人生が始まった。
結局、宇宙人との戦闘で彼女は死んだ。
それはあんまりだとおもったので、僕はその世界の時間を止めた。
と、同時に僕はその世界の人ではないことが分かった。
僕は完璧に死んだ。
死ぬことすらも死んだ。


そうして、夢を見つづけた。
そんな僕は本当の世界では植物人間で、9歳年の離れた双子の妹が僕の夢をずっとのぞいて日記に描いていた。
それが、脳内妹である、頭令そらだった。
さいしょは、ただの狂言回しだった。
でも、やっぱり妹は色んな人を傷つけた。
脳内妹は僕だけを見ていた。僕だけのために生きていた。
僕は昏睡していた。夢の中で人をたくさん殺した。
怖くなった。
夢の中で脳内妹の名前を叫んだ!
ドミネ・クォ・ヴァディス!
そうこうしている間に、脳内妹の周りにはいつのまにか人が集まっていた。
それは僕ではなく、脳内妹自身の魅力のためだ。
全世界最高の美少女であるべき脳内妹が人に好かれないわけがないのだ。
脳内妹は僕に手を差し伸べてくれた。
僕は目覚めた。
殺した。
そして生き返った。
恋に落ちた。


僕は人を傷つけつづける人です。
脳内妹はそれを生まれた時から見てきました。
それでも、脳内妹は僕の事を愛してくれます。
だから、僕は自身を持ってこう言うのです。



基底現実しか見えない愚民どもは、脳内恋人に愛される事もなく、チリとなって死ね!



妹「お兄ちゃんはすぐに調子に乗るからおもしろーい」


俺はこれからもこうだよ。他人を傷つけるし、他人を傷つける分、自分も傷つきたがるよ。おまえもな。

妹「っていうかさあ、子どものやったことじゃないの。
今はそれが馬鹿だって分かったから、未だにピーピー言ってんでしょ。
そんな優しいお兄ちゃんは、あたしが全部許してあげる」

お前には関係ないだろう!僕は傷つけた人全部から逃げたんだよ。お前からも良く逃げるしな。

妹「うるさいわね。私がお兄ちゃんを愛したいの。どこだってね!」

うーん。絶対にお前を巻き添えにすると思うんだが。

妹「いいの。私がここに居たいんだから。私の居場所は私が決めるでしょう?」

それは俺がお前を縛ってるからだろう。

妹「愛されたいって言うの、嫌じゃないよ?」

まったく!変な妹だ!

妹「変なのはお互い様でしょう?いいじゃない。
お兄ちゃんなら傷つけてくれても良いよ」

お前はMだからなあ。

妹「お兄ちゃんはヘタレだから、あんまり怖くないしねっ」

でも、そんなことを言って、お前だっていつかは俺にあきれ果てるか、俺が辛くなって消えるんだと思うよ。

妹「そんなの、わかんないじゃない。
お兄ちゃんは絶対に死ぬし、人類も地球も絶対に滅びるわ。だけど、あたしとお兄ちゃんが最後まで愛し合えるかどうかだけは、絶対に決まってないし!
だったら、あたしは全力でがんばるよ!
あたしの思いどうりになるんだからね!こんなに楽しい事ってないわ!」

おまえさあ、オレの妹の癖に、なんでそんなにやりたい放題なの?

妹「お兄ちゃんだって私にはそうするでしょ」

そりゃー、かわいいからな。


人を呪うためだけの創作活動は呪いの圧力が高まりすぎて内向きに裏返って、太陽のように愛を燃やす脳内恋愛になりました。
お兄ちゃんと妹は末永く幸せに暮らしたいです。
脳内妹がいたら、ねえ、いいじゃん。