玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

オーバーマンキングゲイナーラスト 「マルチナ・レーンは女だとわかる!」byアデット・キスラー(男と女の戦い)

とりあえず、さっき出たセリフから。えっと、キンゲはフリーズとヒートの戦い、かつ、中和、陰陽和合、すなわち、セックスの話なので、

  • 「マルチナ・レーンは女だとわかる!」byアデット・キスラー(男と女の戦い)

キスをするからキスラー!
いや、アデットはいい女でしたね。
http://d.hatena.ne.jp/nuryouguda/20081123/1227383790
23話「復活のオーバーデビル」の感想において、私はセーレン・キルケゴールの「死にいたる病」をサブテキストとして、

正反対のガウリの意見にもベローの意見にも賛成する。日和る。スイーツ脳
ヤッサバの女、ゲイナーの家族、ガウリの女、学校の先生、という立場のペルソナをまとっている時は持ち前のエネルギーから迷いは無いが、それぞれの統一性が無い。
という、付き合う男によって生き方を変える常月まといのような人だ。
アデットは一人で居るとすぐにアル中のホームレスになるからな。

(つまり、アデットは自分の精神の一貫性を持たない低レベルの人間)
と、かなり酷い事を書いたんだが。
よく考えたら、キルケゴールって恋人のレギーネ・オールセンとの結婚間際になって「生身の女の君ではなく、永遠の概念としての君が好きだから」という電波な理由で逃げた上に一生独身で元婚約者を愛しつづけていた人でした。
キモッ!
カスじゃん。
女心が全くわかってない。俺も童貞だがな(キラッ☆
で、結局キルケゴールは「神が救いだ」っていう方向に論を進めて行くんだけども。現代ヤーパンアニメーションにはデビルや妖怪はいても具象化された神はほとんど出ません。
キリスト教圏では悪とは神の不在なんだが、アニメでは神は不在だから悪いなー(笑)。ま、そこらへんは天皇制の紆余曲折とか、アニミズムとか、菅原道真が神になったりって言う文化の違いがあるんで、まあ、同じ単語でも意味合いが違うんですが。アニメも聖書も生暖かい目で見守ります。
てなわけで、オーバーデビルの絶望によってデビル忍者に変えられてしまったヒューズ・ガウリにとっての救いは「こんないい女、忘れるわけないやね」です。
あー。セックスしてたかー!この視線のからめ方!このイントネーション!
これは絶対セックスしてるっ!アデット先生は非処女!かんなぎ騒動!
(最近、オタクっぽさを演出するには処女にこだわるのがお約束だと勘違いしている俺)
まあ、ボンテージファッションが趣味の女教師が処女って言うほうが確率は低いんだがな(笑)。AVかよ。
だがしかし!
アデット・キスラーは単に男とセックスするだけの女ではないとわかる!
「マルチナ・レーンは女だとわかる!」
http://d.hatena.ne.jp/nuryouguda/20081123/1227383790
23話で解説したように、マルチナ・レーンは娘も孫娘もキッズ・ムントという男に取られた女。もしかしたら、土地に縛られた因縁に、レーン家(封建制のレーン法から)がムント家(家父長権のムントから)に搾取されつづけていたのかもしれん。
それでいて、マルチナは絶望によってオーバーフリーズした自分の下半身(いや、スカートごと凍ってますけどね)をキッズに見せつけることで、キッズをオーバーデビルの力の虜にして、シンシアに殺させた。
過去にレイプされた老婆が居直って男に復讐を果たした感じ。
アデットはたしかに、男によって態度を変えるし、頭もそんなによくない。でも、女のカンはなかなか繊細なんだな。アデットとマルチナの絡みは、ほとんどチラッとすれ違った程度でしかないんだが、そういう事はわかるようだ。
ガウリが「凍ってしまえば男も女も無い!」というと
アデットは「マルチナ・レーンは女だとわかる!」と返す。
うーん。多分、アデットもいろいろあったっぽいから、まあ、邪推ですけど、そういうことはなきにしもあらずだったのかも。
シベリアの戦地を金髪美女が生きていくには色々苦労があったのかもな。ケジナン野郎みたいにすぐに結婚を迫る奴も居ただろうし。
富野監督もシベリアにロケハンに行った時に、自分のセックスアピールを振りまく地元の少女たちが印象的だったって言うし。
エロエロな格好をして、逆に男との間合いを測るみたいな?(同時期のラクス・クラインが宇宙服でパンツ丸出しをしながらキラ・ヤマトを値踏みしていたって言うのはキモいけど)
例えば、マドンナのLike A Virginみたいに

I made it through the wilderness. Somehow I made it through.
(わたしだって、どうにかこうにか獣どもの中を生きてきたのさ)

(作詞はMadonnaじゃなくてBilly Steinberg
だけど、そんな女でも、男の中の男の前では

Like a virgin
Touched for the very first time
(初めての時みたいに触れられて)
Gonna give you all my love, boy
私の愛を全部あげる
Yeah, your love thawed out What was scared and cold
「あなたの愛が、怖れと寒さを溶かしてくれた」(ここで溶かすのはアデットの方だが)

ですよ!な、泣ける!
デビル忍法とか女教師忍法というギャグが炸裂する戦闘シーンのなかのホンの一言で泣く方もどうかと思うが。
つまり、アデット先生が男によって態度を変えるのは、男によってそのたびごとに処女になるからですよ!ニンポーだって、きっとおぼえます!(クラリス
まあ、かんなぎのナギの処女騒動をネタではなく本気で怒ってる人はあんまり見たことがないので、よくわからんが。俺は萬画としては面白い展開だと思うんだが。まあ、萌え萬画よりはレディース萬画の文脈手法に近いとは思うが。
ナギ様は別にいいや。ガンダムの方が強いし。つか、読んでないし。


アデット先生は漢の中の漢にすごいこだわりがあったが、ヤッサバ、ゲイナー、ガウリって言う男遍歴を見て見ると、どうも、ダメ男が多いような気がする。
いやいやいや、まあ、キンゲの男でちゃんとした男がいたかって言うと・・・・・・(笑)
脇役のシッタくらい?
ただ、アデットと一緒に寝た男たちっていうのは、ダメ人間なんだけどダメな状態になったら自分で抱え込んで強くなろうとする男たちでも在るんだよな。

そこが、卑怯で勝てばいいっていうケジナン・ダットとは違う。ケジナンはアデットをものすごい求めてるけど、それはアデットが好きって言うよりはアデットの美貌に欲情してるだけだしなー。あと、ケジナンって自分の実力よりも借り物のオーバースキルとか見せかけの46階級特進を欲しがるし。アデットのことも「美人の嫁」っていうステータス扱いに近い。
転じて、ヤッサバ、ゲイナー、ガウリは最初からアデットを求めてない。ヤッサバもゲイナーも親が居なくなったら自分で生き延びようとする(挫折して引きこもったりもするけど、意気込み的に)。
ガウリはゲイナーの両親を殺害したことを「俺は命令されてやっただけだ!」って責任転嫁しないで「俺を撃つんだ!ゲイナー君!」で、アデットマジ惚れ。他人を利用しようって言う男だとヤリ捨てられちゃうからな。
つまり、アデットは女がいなくても一人ぼっちで強くなろうって言う自己責任男を応援するのが好きな女みたいっす。(ゲインは誰でも口説くけど本心で本質的には女を遠ざけるタイプ。死んだり産んだりするから)
だから、あんまり自分が必要とされてなくても平気なのかも?自分じゃなくて他の女が隣にいて応援するんなら、それで。ヤッサバにエイファが、ゲイナーにサラがくっつくようになったら結構あっさりと身を引いたし。そこらへんのサバサバした所は姉さんの魅力的なところ。(まー、次の男とくっつくまでは飲んだくれになるんだが。そこらへんはリアル?ヤッサバが負けが込んできてアデットに依存し始めたらちょっと引いてた?)
ま、あっさりしてて演出的には流れた感じではあるが。
ま、身軽な女っていうのはあるんだけど、その分自分の芯があまり無いので男と同じ存在になりたがる。ヤッサバ隊長なら自分もシベ鉄の女に、ゲイナーの家族になるためには自分もオーバーマン乗りに、ガウリならくノ一。
そこら辺は、まあ、騒動の元だったりするんだが、ガウリとは同じ自警団長だし、ガウリとはレベルがつりあって無理しなくてもいいんじゃないかなー?
武士の女房みたいにおにぎりをたくさんこしらえたりして、もう夫婦みたいだ。
自分のスタンスを変えて男を乗換えながら、自分を変えすぎないでもつりあう程度の男を見つけすりあわせるって言うのはいいかもしんない。ま、俺やキルケゴールみたいなオタクからすると、「一貫性の無い低俗なスイーツ脳め!」って見えたりもするんだけど(笑)


ちなみに、アデット先生はジンバを見てないはずなんだが、なぜ知ってる?ジンバってポリチェフオリジナルじゃなくてシベ鉄から購入したものだとしたら、アデット・キスラーが知っていてもおかしくはないか?


ちょっと、アデットの事を書きすぎた。
ガウリについて。
まあ、ガウリはアレだ。ゲイナー君がやっぱり底の方で自分を恨んでいて、かばっていた五賢人の犯行も白日のものになったのが分かって、得意のニンポーもデビルに負けたりしたんで、絶望のオーバーフリーズになったんだろう。居場所が無くなって、力を否定された。
だから、デビル忍者という地位と暴力を得ようとした。
アデットに「マルチナは女」と言われ、アデットがアスハムに殺されそうになったら混乱した。でも、アデットはエンゲの帽子にビックリした拍子に発砲したりしたんで、コールドガウリはよけい混乱。
で、マッチョな裸の男の氷人形の分身にアデットを押し倒させて、アデットを見ないで氷越しに殺そうとした。アデットの一番嫌いなタイプの男だな。
だからアデットはそういう男の分身にはボンテージ女教師という自分の趣味の力で勝つ。あ、ボンテージファッションがこの人の芯だったのか!ヒップアップの女磨きが武器!
でも、そこでガウリの本体と力と力で殺しあいになったら両方壊れるから、キス。「悪魔の力がを使わなくても、優しいキスをし合える仲じゃないか。居場所はあるだろ」って思い出させるわけですな。あと、まあ、セックスの記憶も。
はい、ガウリ解凍。
これは演出のスピード感がいいから説得力が在るけど、命がけだなー。うーん。セックスって戦争なんだぜ。




なんか、クソ長くなって、また今夜も眠れなくなると私も世俗での生き方を忘れて死ぬので、グダちんは「次回に続く」のオーバースキルを発動させた!
っていうか、一気に逆上して書かないとかけなくなるというクソ人間なんだが・・・。みんなで明日はどっちだ?来週もまた見たいんだろ?君は生き延びる事ができるって!


次回はゲイナー、シンシア、サラ、リュボフについて、「ギーグメガネ男子、ボーダーラインコスプレゴス少女、クイーン・ビーチアガール、図書館司書のスクールカーストの戦い」
について語ります。っていうか、この分類で本筋は言ったも同然なんだが。
まあ、ゲイナー君ってげんしけんのコーサカみたいにハード、ソフトともにシステム面の知識もすごいけど後半は特に、反射神経と体力も達人の領域の体育会系ゲーマーなので、ジョックでヤリチン王子のゲイン・ビジョウとケンカしながら仲が良かったりもするんだが。
まー、ゲイナーも引きこもりでナードだし、ゲインもギャングスター気味でカーストから外れてるか。



……。
語りだす前に寝るんだ!