玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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戦闘メカ ザブングル31〜35

第31話 女の心をあやつれば 脚本五武冬史 ストーリーボード鈴木行 演出関田修 作画監督篠田章
第32話 俺の勝手はあんたの勝手 吉川惣司 大地瞬 加瀬充子 坂本三郎
第33話 ゴタゴタ果てしなく 荒木芳久 小椋十三 鈴木行 湖川友謙
第34話 ファットマン思いはるかに 伊東恒久 滝沢敏文 金山明博
第35話 軍隊みつけた! 荒木芳久 今川泰宏 関田修 佐々門信芳
なんか、ブログを書きすぎだからまとめ書きしようとすると、どんな話だったか忘れていくのね。今日という日が消えていく。


えっと、エルチが強化人間になって、マリーダ・クルスみたいなことになった。パターンだ。しかし、強化のやり方が大雑把だなあ。イマイチ何をしたいのかがわからん。エルチも出たり引っ込んだり、ティンプもいるし敵がコロコロ変わる。
イノセントが軍隊を素人っぽく作るのはディアナカウンターっぽい。単にイノセントが「抑圧的で資本や文明を独占している支配階級」というわけでなく、イノセント自身も手探りで生きている人間と言う感じで、それは富野風味。世界観も厚みがある。富野は人間以外の悪はかけない?ザンボットはどうか・・・。ポセイドンも憐れだったしな。
アーサー・ランク様が出てきた。ビエルも美形だったがビエルは官僚。アーサー様は塩沢兼人の声のディアナ様みたいな高貴なお方だ。
他のイノセントよりも思考回路が一段と上な感じだ。


ブルメの脱走がカッコよかった。ブルメは古川登志夫だから皮肉なカイ・シデンかなーって思ってたけど、小柄で主人公へのコンプレックスな感じはハヤト・コバヤシ要素でもあるのか。
だけど、ラグだけは自分の味方だと思ってたのにラグに振られて行くのは、近所のフラウ・ボゥとくっついたハヤト・コバヤシとは逆で、脱走した時にガンダムではミハル・ラトキエを演じた間嶋里美の演ずるビリン・ナダとニアミスしてすれ違うんだな。
っていうか、声優ネタ?結構ファンサービスや視聴者の反応を意識してたのかしらん。
32,33話のそういう複雑なブルメがマジでカッコいい。ビエルをぶち殺そうとしたりやらなかったり。
が、ビエルと出会ってから、ファットマン関係の話が入って、興味が宙ぶらりんになってるかも。
次回どうなるのかー。ザブングルは次々と見れて良いね。ガンダムXのような2〜3話のまとまりがある感じ。


しかし、ザブングルはいい男やいい女、が出て、いい所をアピールしたり欠点を露呈させたりして、生き生きと婚活してるなあ。
新人類だなあ。生命力だなあ。
ファットマンもいい漢だし。ロリエルチとの出逢いとかコテコテだなあ。泣ける。エルチの今の苦労を知ったらどんな顔をするのか、ファットマン。
革命家のような抵抗勢力ソルトを束ねるカタカムもラグがグラっと来るいい漢。が、完璧ではない。が、悪人でもない・・・。ソルトの力が補給力って言うのが、また富野らしくて渋くていい。革命といえば、ラ・セーヌの星もあったなあ。
ジロンへのあてつけっぽかったラグ・ウラロがカタカムにイチャイチャ婚活するんだなー。それが単なる三角関係とかじゃなくてサンドラットのメンバーやソルトのメンバーの関係に波及するのが面白い。ブルメが出ていくし。
ジロン・アモスもエルチ・カーゴを追い求めながら、近くにいる可愛いビリンも気になってる感じ。ビリン・ナダは脇役の捨てキャラかと思ったのになあ。おもしろいなあ。キャラの配置が。
婚活アニメかと思うくらいみんな恋愛熱心だし、ラグとかスキンシップを取りたがるけど、ラブコメっぽくもない、微妙な感じ。あ、ロボット戦闘アニメだったか。


ティンプのタバコとファットマンへの虐待は吉本新喜劇的なパターンの笑いで、安心感が出てきた。たまに、一寸変化する。


枚数が少なくて、次々と変わるポーズで見せる感じのアニメーションだけど、その分芝居に入れる密度が高くテンポが速い。舞台役者だったら体力を使いそう。
33話は湖川友謙作画監督回で北爪先生とかビーボォーが大挙して出てきて乱戦の描写が面白かったです。
原画:坂本英明 矢木正之 遠藤栄一(動画チェック)
動画:恩田尚之 北爪宏幸 窪岡俊之 わたなべぢゅんいち 寺東克己 詫祐二 湯本慶久 辻清光 芥川義明
動画がいつものザブングルよりすごく多い・・・。パート分けは知らん。
マリアやビリンたち女の子も可愛かったし。コトセットが犬になったし。エルチの空想が妙に艶かしいポーズだったし。
ソルトは美男美女が多い気がする。なんかナルシシズムが強い革命家学生集団って感じ。いや、かわいいから良いけどー。飛龍伝か。