玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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おおきく振りかぶって〜夏の大会編〜11回「エースだから」

キーになる打席や球とそれ以外の、深いな描写と省略の大胆な緩急が素晴らしい。
また、イニングが進むと体調、精神が変わる。徐々に相手にばれるサインや癖の読み合いなど、情報戦、心理戦にもなっていてドキドキ。
もちろん、野球ドラマだから、各個人の体力差も描写されてて心技体。


福山潤の一番打者、泉君が正統派イケメンでナイス。 富野監督がパン屋のキースに「君は普通にやりなさい」って言ったのはこういう事?ま、ルルーシュみたいな変態もこなせるジュンジュン

おおきく振りかぶって(14) (アフタヌーンKC)

おおきく振りかぶって(14) (アフタヌーンKC)

黒田洋介さんの脚本は、機動戦士ガンダム00では、複数の人がいる組織でもわざわざ二人切りの場面での対話形式が多く、わざとらしい感じでしたが。三人以上複数人会話が下手に見えた。
おおきく振りかぶってでは、個人のモノローグが深められている。
会話も野球だからバッテリー間、打者捕手間、打者監督間と、二者関係の会話に限定されても不自然ではない。黒田洋介脚本の得意な感じが出ている。
また、二者会話やモノローグの察し合いと、そのすれ違いも作品テーマにマッチしていてナイス。
黒田洋介には苦手かと思われた複数会話も、密着したベンチやチームプレーの声の掛け合いという状況があるので?かなり上手くなったようだ。
ガンダム00がなんだったのかというくらい。
これは水島監督や原作のひぐちアサ先生のオーガニック的な影響もあるんだろう。

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