玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

当サイトはGoogleアドセンス、グーグルアナリティクス、Amazonアソシエイトを利用しています

富野由悠季ニコ生アイアンスカイ登場で質疑応答した

ニコニコ動画に金を払うのが嫌だったけど、富野監督が来るということで、あっさりプレミアム登録した。


映画『アイアン・スカイ』公開​記念!富野由悠季監督×ティモ・ヴオレンソラ監督特別対談
9月28日(金)より日本侵略を開始する映画『アイアン・スカイ』の公開を記念して、ガンダムシリーズで有名なアニメ監督の富野由悠季氏と『アイアン・スカイ』監督のティモ・ヴオレンソラ氏を招き、『アイアン・スカイ』に関しての特別対談を行う!!

出演者:富野由悠季監督、ティモ・ヴオレンソラ監督、廣田恵介氏(MC)、竹内万理さん(通訳)

映画『アイアン・スカイ』公開記念!富野由悠季監督×ティモ・ヴオレンソラ監督特別対談 - 2012/09/15 20:00開始 - ニコニコ生放送
タイムシフトで見れるよ。
「アイアン・スカイ」公開記念! 富野由悠季監督×ティモ・ヴオレンソラ監督特別対談 - シャア専用ブログ@アクシズ
↑文字

これに私はコメントで参加して、質問が採用されて嬉しかったです。いつも富野監督の講演会に行くと質問が採用されるのでイデの導きかなーって。


玖足グダちん(ヌ・リョウグ・ダ) on Twitter: "http://t.co/G6is5iP2 #nicoch #ニコ生鉄空 両監督に質問、男性として、どんなタイプの女優が好みですか?"


ニコニコ動画という場の性質上、「男性として好きな女優はどんなタイプですか?」という軽めの質問で場を賑やかせてみました。成功しましたね。
廣田さんは「難しい質問ばかりで選びにくい」って言ってたし、ちょうど話の流れがヒロインの演技論の話になっていたので、ここで女優の話を振ってみるといいかと思いました。
アイアン監督は「インテリジェンスのある人」と言って、富野監督は「あえて言いますが、セイラ・マスです」と。
富野さんにとって、セイラさんはキャラではなく女優なのかー。まあ、アルテイシアは芝居がかったところがあったり、嘘つきだったりするしなあ。


この質問には裏があって、一番スタンダードな質問だと「どんな異性が好み?」なんだけど、そこで相手が監督なので、「どんな俳優が好きですか?」にしてもいいんだが、これだと真面目すぎる空気になる。そこで、「男性として」「どんなタイプの女優が好きですか?」と言い換えた。すると、質問している意味は最初の「どんな異性が好み?」と同じなんだけど文化的な臭いを漂わせられる。だが、演技論だけではない異性観や恋愛観とも絡めた俗っぽい面白みが出る。でも、単に好きな異性を直球で訊くよりは映画監督への話にも膨らませることができる。
しかし、廣田さんが富野監督に「本当にセイラさんが好きなんですか?」って聴き直したあと、富野が「Σ(ノ≧ڡ≦)てへぺろ」みたいに舌を出したのが可愛かったので、質問してよかったなーって思いました。


富野的には、女優として、セイラ・マスを演じたアルテイシアの方がディアナ・ソレルを演じたキエル・ハイムより上なのかー。そうかー。そうだよなー。ディアナ女王陛下の方が鉱山主の娘より上だよねー


富野監督がティモ・ヴオレンソラ監督に聞いた「映画作りは一人の好みだけでなく、客観性も必要なのではないか?」っての。僕が昔富野監督に聞いた「物語はスタッフワークだけでなく、個人の統合性や表現欲も必要じゃないのか?」と言うのに似て非なるものだけど。大事な命題だよ #ニコ生鉄空


そんで、ティモ・ヴオレンソラ監督は「監督は作品の最初の批評家であるべき。何がこの作品の魅力なのか、自分が観客なら何を見たいと思うのか、考えるチャレンジをする」「脚本段階ではどこまでやるか冷静に線引きをする」と。メモする富野監督 #ニコ生鉄空


ちなみに、 #ニコ生鉄空 で「ガンプラを買ってカンパするお」って書いて拾ってもらったのも私だ。ニコ生は合コンのように富野の話をうまく引き出すコメントスキルが必要なのだ


ガンプラがあまり富野の利益にならないという事は私は知っているが、ニコ動でガンプラの話をするとちょっとおもしろかったのだ。∀をけなす話はやめろって言ってるだろ!おれはミードガンダムかったんだよ!


富野監督は「この年になってクラウドファウンディング(ファン投資)は責任が発生するからやりたくない」とのこと。ガンプラも富野監督にはお金が行かないということ。そういうわけで、富野監督の講演会に行ってきます。
ユーザーが買い支えんとね。

NHK文化センター:全国50教室で展開する総合カルチャースクール
10月公開例会|公益社団法人 岐阜青年会議所公式ホームページ
NHK文化センター:全国50教室で展開する総合カルチャースクール


しかし、富野監督は絵コンテ演出家ストーリーコンセプトライターとしては一流だが、プロデュースには恵まれないなあ。
ザンボット3のおもちゃ展開が一番成功したんじゃないのか?ってくらい。
その点、庵野秀明監督は自分で会社作ってえらいなー。ここら辺はジブリ鈴木敏夫プロデューサーの薫陶もありそうだけど。