シンデレラの舞踏会がまさかあんなに大規模になってシンデレラプロジェクト以外のアイドルも結集するとは思わなんだ!でも感動した!
そうだよ、これがTHE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLSなんだよ。モバマスなんだよ。
ありがとうアイドルマスター。ありがとうアイドルマスターシンデレラガールズ。ありがとうアニメーション版アイドルマスターシンデレラガールズ。
ああ、プロデューサーを10年もやってて良かったなーって。本当に感動した。
プロデューサーでもファンでもない視聴者さんやお客さんも見るテレビアニメだから賛否両論はあるかもしれないアニメ版だが、俺は楽しめたからいいんだよ。俺がプロデューサーだ!
- 武内駿輔Pだけじゃない。俺たちがプロデューサーだ
シンデレラの舞踏会は武内Pのシンデレラプロジェクトの部署って言う一つ所にこだわった小さなものではなく、むしろ敵として登場した美城常務のプロジェクトクローネとかプロジェクト再編計画もあったからこそ、それをも取り込んで超巨大総合エンターテインメントイベントになった!
昨年の冬フェスの再現のような一級アイドルのパフォーマンスからはじまり、
歌とダンスだけでなく、漫才や仮装コント、
エスパーショーと今日の幸子
幽体離脱フルボッコちゃんVS小さな英雄南条光with魔女っ娘ラブリーチカ大戦
忍ドルあやめ殿VS小さな剣士珠ちゃん
和服アイドル茶道大作戦
まあまあ眼鏡どうぞ
ゲーマーアイドルVSニートアイドル(うまるかよ)
とときら学園生収録
ドナキチ、かな子、ままゆ、おいかわ牧場によるお菓子どうぞ
正統派アイドルソング
天使バージョン蘭子と管弦楽団
撮影アイドル
バンドを組んだですよ!
など、一度は美城常務に「イロモノキャラアイドルは346グループのイメージにそぐわない」って切られかけたアイドルたちがシンデレラプロジェクトやプロジェクトクローネやブルーナポレオンの枠を超えて出し物を出すという大文化祭のようなスーパーエンターテインメントになった!
予算どんだけだよ!!!!
ここからわかることはつまり!
美城常務と武内Pだけの企画ではないということ!ここまでの24話では武内Pを中心に彼がプロデュースするアイドルや、シンデレラプロジェクトの存続をかけた美城常務との対立を描いてきた。
しかし、武内P以外にも、コスプレアイドルやロックアイドルや正統派アイドルやキッズアイドルをプロデュースしていた各々のプロデューサーがいたという事。描かれていない彼らも武内駿輔Pが2ndシーズンで常務と対立していたのと同時に、自分たちのアイドルをプロデュースしていたという事。画面に描かれてないけど、アイドルのプロデューサーはいたんだよ!そして、それは俺たちなんだよ!
アイドルマスターシンデレラガールズには150人以上のアイドルがいて、シンデレラプロジェクトの14人だけでなくみんなに、それぞれに、我々500万人のプロデューサーが付いているんだよ!
だから俺の担当アイドルの野々村そらちんはアニメに描かれていないけど、いたんだよ!
見えなくても、俺たちの課金は無駄では…無駄ではなかったんだよっ!
もう、感動しかないじゃないですか。
765プロの赤羽根Pを中心にした13人のTHE IDOLM@STERも良かった。それは一人のプロデューサーと律子と小鳥さんと高木社長が小さな事務所でアイドルを見ていく話だった。それもいい…。
アケマスの頃からの担当アイドル1~3人と力を合わせて500円玉で殴り合うの楽しかった。
だが、アイドルマスターシンデレラガールズは150人以上のアイドルと500万人のプロデューサーの物語だ。
原作が元々ソーシャルゲームという異常なものだった。そんな異常な世界観を最終回で完全とは言わないものの描いたのがこのアニメ25話だ。
たくさんのアイドルにたくさんのプロデューサー、たくさんの可能性、武内Pと美城常務だけでなく、視点が違えば見えない物と見えるもの、描かれるものと描かれないものも違う。
でも、そんな無限とも言える500万人のプロデューサーの平行世界が、みんなまとめてアイドルマスターシンデレラガールズなんだよ!そうだったのか!
俺たちも、THE IDOLM@STERCINDERELLAGIRLSの一部だったんだ!俺たちの課金が…俺たちのモバコインが…俺たちの二次創作が…俺たちのスピンオフが…ライブ通いが…グッズが…全てがアイドルマスターシンデレラガールズなんだよ!
ありがとう、アニメのアイドルマスターシンデレラガールズのスタッフ、キャストさん。そしてともに競い合い札束で殴り合い、アイドルを支え合った同僚の皆さん、ありがとう、ありがとう。これがTHE IDOLM@STERCINDERELLAGIRLS…。
それは、女の子ならだれもが憧れる物語
すてきな魔法にかけられて
綺麗なガラスの靴を履いて
大きなお城で舞踏会
それまで見たことも無かった夢のような世界
だけど12時の鐘がなると
ガラスの靴もすてきなドレスも消えてしまって
そこにいたのはごく普通の女の子
魔法って何だろう。
魔法は本当にあったのかな?
魔法は本当にあったのかな?
魔法が本当にあるのか、魔法は何なのかまだわからないけれど
一歩ずつこの階段を、恐れず登って行こう
繋いだ手の暖かさ、その広がりが私たちを支えてくれるから!
担当アイドルだけでなく、たくさんのライバルアイドル、そして運営の人、方針が違う常務みたいな会社の人、システムのアシスタントちひろ、ライトでアイドルを照らす武内P、そして顔が見えない同僚のプロデューサーの照らすライト。
これって私たちの話ですよね。俺たちがガンダムだ、ならぬ、私たちがプロデューサーだ!
私たちは夢を見てる。
私たちは夢を生きてる。
私たちは夢を信じている。
私たちは、こんにちは!シンデレラガールズです!
そして時計は次の日へ進んだ!
シンデレラガールズが夢なら、12時過ぎの魔法を、俺たちプロデューサーは永遠にかけ続ける。俺たちの課金が、俺たちの日々の労働が、アイドルを輝かせ、夢を生きさせる魔法になる。
ならば、俺は魔法使いになる!
だから、この間のデレステのアタポンイベントで僕が2万円課金してSSR蘭子、SSRハロウィンかな子を手に入れても10万9000位で惜しくもSSRウサミンを逃したり、先日のモバマストークバトルスショーで僕が5万円課金してチームランク101位で惜しくもSR大槻唯ちゃん2枚取りを逃したり、泣きながら3年前から温存してたCDデビューSR30人を一人スタドリ20でフリトレで売って大槻唯ちゃん2枚目(スタドリ350=3万5千円)をお迎えするためのスタドリをためているのも、みんな無駄じゃなかったし、それも魔法の一部なんだよ。ガチャ1回でアニメーターさんに1枚動画を描いてもらえるんだよ。モバマスは経済だし、高度に発達した資本主義社会では課金は魔法と区別がつかないんだよ!
なにーっ!こんなに新曲やたくさんの新アイドル衣装設定や50人の声優と50人の原画と50人の作画監督がいてもまだ動いてないとか言う視聴者がいるのか?俺はすごくよく動いていたと思うし、動かさなくて文字で見せて印象にメリハリを付けたり、回想思い出ボムで揺さぶってくれたり、動かすことがアニメの全てではなく、一枚絵版権イラストレベルの高画質の止め絵をバンと見せてくれることも演出としていいと思っている。
「ライブアニメだからぬるぬる全編動かして曲を聞かせてほしい」とか言うのは演出やテレビと言うメディアの違いを理解してない甘え。
曲を聞きたいならCDを買えばいいし、動きが見たいならデレステでPVを見ればいい。
っていうか、25話のライブシーンも動いてる所はメチャクチャ動いて沢山の動画があっただろうが!その一枚一枚が俺たちの課金とアニメーターの手作業の努力の結晶なんだよ!
それに、今回の25話では「描かれてないけど無限の可能性としてアイドルとそのプロデューサーがいる」って言うのがテーマなので、見えている絵だけが全てじゃない。
アイドルの動画が少ない部分でも、ちゃんと「会場の輝きを見せる」とか「ファンの熱気を見せる」とか「思い出をダブらせる」とか演出意図が働いてた。
見えてなくても、描かれてなくても、無限の想像力で楽しむのが、モバゲーのアイドルマスター、すなわちモバマスの神髄なのでは?その本質を描いた25話は端的に言ってモバマスそのものだったと言えるでしょう。
それでも「2週も特番を挟んでも作画が―」とかいう奴がいるなら…。
よろしい、ならば課金だ。
「良い作画が見たい」じゃない。作画は俺たちプロデューサーの力で課金で良くしていくんだよっ!
DVD/BD9巻に収録の26話を刮目せよ!まだ課金して作画をよくする機会は残されているっ!劇場版もあるかもしれませんねえ!これは課金ですね!
プロデューサーさん!がんばってアイドルのみんなに魔法をかけてあげてください!(ちひろ並感)
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- 常務のポエムとウテナとシンデレラ
私は以前、君のパワーオブスマイルをおとぎ話と言った。
だが撤回しよう。おとぎ話にすらなっていない。
ある所に、一人の少女がいたとしよう。
なんの取り柄も持たない、不遇の灰かぶり。
少女は憧れる。綺麗なドレス。
綺羅びやかな舞踏会。
優しい王子に手を引かれ、
美しい城の階段を登ることを。
物語には、目指すべき目標が必要だ。
皆が憧れる、光り輝く目標が。
そこに立つ者達は、そこに相応しい輝きを持つものでなくてはならない君のような、輝きを失った者まで守ろうとするやり方では、
やがて城の威厳は失墜し、廃れていくだろう。
美城常務が目指していたアイドル、別世界のような物語性を持ったスターと言うのは、伝統ある吉永小百合とか山口百恵みたいなトップスターだと思う。最近の会いに行けるアイドルとか親しみやすいアイドルという風潮とは違うものをめざしたかったんだろう。
美城グループはおそらく東映とか東宝みたいな大企業なんだと思う。
美城常務は50年前に斜陽になってしまった映画業界の品格をもう一度取り戻したいと思ってるっぽい。このお城の理想もかなり気高すぎて無理だと思うんだけども。
とにかく、アイドルは大衆とは違う気高いものであるべきだと思っているようだ。
秋のライブで鷺澤さんが倒れた時にシンデレラプロジェクトとトライアドプリムスに助けられ、クリスマスライブで島村卯月が学生制服で歌ったのを見てもまだ、「アイドルは人間ではなく、別世界のお姫様でなくては」と思っているようだ。
常務、なんだかんだ言ってメルヘン。
それに対して、武内P
城を目指す少女は、何かを願うものです。
想いの形は、それぞれに違う。
その全てが、星のように大切な輝きだと、私は思います。
常務
君はその星全てを見いだせるというのか?
いいえ。私に見えて、常務に見えないこともあれば、その逆もあります。
渋谷さんとアナスタシアさんの別の可能性を、常務が示されたように。
部署という枠にとらわれていた私には、思いもよらなかった可能性です。
触発された他のメンバーたちも、それぞれの可能性を広げ、輝きを増しています。
それも無限にある、彼女達の可能性の一つに過ぎないのではと。
私の理想も、可能性の一つに過ぎないというのか?
一番大切なのは、彼女達が笑顔であるかどうか…それが私のプロデュースです
私とは咬み合わないな。
私は城を、君は灰被りの夢を、第一と考えている。
我々は平行線のままだ。
千の川が流れるモバゲーの花嫁ちひろ
プロデューサーさん、
そろそろシンデレラプロジェクトのステージです
彼女たちは、我々の平行線すらも越えていくのか?
あっ、このお城とお姫様の話、そして無限の平行世界を越えて輝く女の子たちの話、少女革命ウテナで見た奴だ!
笑顔でいつか一緒に輝いている女の子たちは、居心地のいいモバゲーやデレステで永遠に舞踏会を踊り続ける。
王子様が捨てられる世界(アニメ)もあれば、王子様が既に失われている世界(映画)もあれば、王子様が光と闇に分かれている世界(さいとうちほ版)も大河内一楼版(1巻しか持ってない)もあるが、デュエリストお姫様はそのすべてを越えていくって言うのがウテナだった。
で、ウテナとアンシーは学園という城の外の世界に出て行く。
逆に鳳暁生は城を利用して世界を革命しようとする。
鳳暁生が少女革命ウテナでやろうとしたことって割とアイドルアニメの文法に近い。
大衆の憎しみと嫉妬による百万の剣をバラの花嫁に肩代わりさせて、エンゲージを経た王子様とお姫様が結婚をして世界を革命して幸せになるという物語。つまり、大衆のエネルギーの負の部分をアンシーに押し付けて、アイドル力の強いデュエリストであるウテナとトップアイドル同士の結婚をしてエネルギーを利用して幸せになるという家父長的物語がディオスの力なわけで。デュエリストの決闘もアイドルオーディションみたいなものです。
そう考えて少女革命ウテナとアイドルマスターシンデレラガールズとシンデレラの物語を比較すると、かなり面白い。
シンデレラは王子様の家に迎え入れられて末永く幸せに暮らしました、という結婚の家父長的価値観。
少女革命ウテナは、張りぼての王子様の城から出て自分たちがいつか一緒に輝く城を荒野で目指そうという女の子の90年代的価値観。
そして、アイドルマスターシンデレラガールズの25話、そしてモバマスで僕たちがやっていることは「永遠に居心地の良い非実在青少年の王国での終わらない舞踏会、終わらないデュエル、終わらないライブこそがキラキラしている輝きなんだ。その夢を見続けるための、王子様ごっこ、お姫様ごっこを続けるために魔法を使い続けるために、汗と涙と課金を流し続けて笑顔になる」という話。
おそらく家族経営っぽい美城常務が言ってる事は割と、「お城や家にふさわしい花嫁になって若いうちにアイドルとして魅力と品格を磨いて、いつかはお城や家にふさわしい結婚をして卒業しなさい」という家父長的価値観で、お城=国のために結婚というゴールを目指すための花嫁修業としてアイドルやお姫様を見ているようなところがある。
美城常務が武内Pのパワーオブスマイルを「おとぎ話にもなっていない」と言ったのはまさにその事で、結婚とか卒業とかゴールやハッピーエンドもない、完結していない物語はおとぎ話にすらならないという事。しかし、モバマスは完結も終わりも目的もないソーシャルゲームだ。(サービス終了はいつになることやら)
それに対して、武内Pは「輝く星のような笑顔であればいい」と言っていて。
そしてまた、僕たちモバマスのプロデューサーも4年経っても17歳のままで居続けてくれる島村さんや双葉杏たち、10年経っても17歳の天海春香さんたちといっしょに夢を見続ける。っていう声優アイドル17歳教なんだ。(ウサミン回でもウサミンは実家の母親に花嫁修業をしろって言われるのを断って歌って踊れる声優アイドル17歳でいつづけようとしてる)
だから、アイドルマスターシンデレラガールズは実質的に井上喜久子で田村ゆかりで声優アイドルそのものであるわけで。
それはそれで、何かが歪んでいるのかもしれないけど、でも、まあ、輝きがあればいいんじゃないのかな。
俺も10年経っても輝くTHE IDOLM@STERが忘れられないし忘れたくないし、ずっとキラキラし続けたいんで、CD買いますよ。
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765プロライブシアターのCDも。
実生活を拒否したモラトリアムなのかもしれないけど。でも、俺はプロデューサーだから…。
そして、そのアイドルの輝く物語に共感したからなのか、美城常務とちひろと武内Pは共同でSpring Festival The Story of Cinderella Girlsの企画を立てて、
いろいろな現場でそれぞれの活動をしていたシンデレラガールズも春フェスでまた再集結した。
シンデレラガールズの後輩としてアニメに描かれてなかったアイドルもまた輝くだろう…。
そして、デレステへ…。
私たちのアイドル活動!アイドルマスタープロデュース稼業はますますアツく!まだまだ終わらない夢を見続けよう!
「ぼくかい。ぼくなら何もしないよ」「ぼくは、これから夢を見るんだよ」
そして、夢は夢で終われない。動き始めてる。輝く日のために。
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それではみなさん佳きアイマスライフを、アソビきれない毎日を。バンダイナムコエンターテインメントがお送りします。
遊ぶばかりで働かず。