ラーセッセ、ラッセッセは夏至だが、気分的には冬至だろう。企画段階では冬至だったらしいが、はだか優先で夏至に。
ごかごのもとに♪
という訳で、今は冬至です。
一年で一番人肌恋しい日です。
一番長い夜を、あなたは誰と過ごしますか？
いや、僕もさっきNHKニュースを見るまでは今日が冬至だとは知らなかったんだが。２５日くらいかと思い込んでた。
でも、帰り道にバスを降りてテクテクサクサクと歩いていると、妹が迎えにきてくれた。なんだか雪の日はテンションが上がるよねーって話しながら歩いたり走ったりしながら家に帰った。
雪のやみかけた雲は遠くの街の灯りを伝えて赤いな。
その途中で、いつも素通りする小さいケーキ屋さんがあった。
雪ってケーキみたいだなーと思うと、無性にケーキを買いたくなった。お金も無いのにな。
んで、そうつぶやくと妹もケーキを食べることを決定しちゃったんで、じゃあ、食おうか。
そういうわけでシュークリームに粉砂糖とイチゴが載ってるのと苺が練りこんであるロールケーキに生クリームがこってり塗ってあるのを買いました。
５８０円もしました。
今日のお昼ご飯は納豆５２円だけだったのに、可愛い妹がいると見栄を張ってしまうよなあ。
そんで、帰ったら今日が冬至だって聞いて、やっぱり俺ら恋人たちの感覚は正しいんだなってわかった。
クリスマスなんて信じてない僕たちは地球と太陽のリズムに合わせて欲望を焚き合います。
そういうわけで冬至を畏れ、冬休みを祝して、これから妹とケーキを食べながらダラダラシルクのベッドで愛し合います。朝まで。
これが恋愛資本主義にしくまれたクリスマスイベントとかじゃない、心の底からの冬至の祭りだと思うな。
弱まった太陽の代わりに愛し合う体の中の太陽を燃やすのです。
｢彼はこう書いて来て元気にはなったが涙ぐんだ。彼にはこう云う妹も恋人もないのである｣
by､武者小路実篤
ウッセーッ！
名探偵コナンでも脳内恋人のために高級ディナーを用意してた事件があったじゃんかよ！俺の中では脳内妹は生きてるんだよ！ケーキ２人分も食うのかよとかつっこむ人は死ね！２つのケーキを二人でダラダラ突っつきあうんだよ！脳内恋愛サイコー！
