玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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新春ドラマ感想〜古畑任三郎

今さら感が漂う感想だ。
全体
古畑任三郎ファイナルの裏テーマは兄弟愛と裏づけの無い自信だと思うのだが、それを上手く使って「人を殺すのは圧倒的に帳尻合わない」という事を僕に改めて教えてくれたのでよかった。これでしばらくは人を殺さないで済むでしょう。
さすが日大芸術学部おハゲ様と同じ。
1夜
トリックがよかった。藤原竜也君がくねくねしてた。藤原君の思考は僕に近いので注意しようと思った。僕もすぐに人の言う事を聞いちゃうんですよね。とみのとか。あとネットとか。藤原君が現実の職員会議で打ちのめされて殺してしまった兄に守られてた事に気付くのがよかった。
2夜
イチローはガンバリ屋さん。でもなんだか自身満々でむかついたので逮捕されてよかった。イチローのカプセルの両方に毒が入ってたかどうかはわかんないけど、片方だけならイチローは絶対自分は運命に祝福されているからはずれは引かないという自信の現れなのでむかつく。自分が死んだら向島巡査がどうなるか考えなかったのか。
毒の出所は故・桑原技官・・・。泣
3夜
やっぱ、人を殺すのはよくないと思った。
あと、珍しく古畑が恋をした*1ので、好きだった妹を殺した姉を怒るかな?と思ったんだが、怒らないで許したので、好かった。*2
古畑が怒る所など古畑が好きな人は見たくないのです。
というか、古畑にとっては殺人事件は人倫にもとる、存在してはいけない行為ではなくただの人生の一部なのかもしれん。ただ、それは悲しい。悲しいが、古畑は絶望しないのだなあ。甘いものを食って好きなことをしていればいいのだ。

今泉慎太郎も許されているなあ。藤原君が「何でこの人ここに居るんですか!?」と叫ぶほど、今回の今泉はアレというか池沼になっていた。ドラマツルギーとして証拠を発見するガジェットとして配置されてるんだが、実際、こんな部下が居たら辞めさせるか苛めたおすよ。古畑はいい上司だなあ。僕も今泉に負けず池沼なのでこういう、許されている感じのキャラが居るのは心地好い。
って、古畑は今泉を自律神経失調症になるまでイジメているのは事実であるんだが、古畑が唯一(?)犯人に暴力をふるったのは今泉を殺しかけた木村拓哉だからなあ。
ホモ過ぎる・・・。
そういうわけで、ぽっと出で二人の仲を裂こうとする西園寺刑事は俺は嫌いだったのだが、ブルガリ三四郎に出してもらえなくて嫉妬する西園寺君に図らずも萌えたので許せた。三期はあまり見ていなかったが、機会があれば見ても良いな。

*1:というか続かないだけで結構気は多い気もする

*2:逮捕はしたけど