玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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機動戦士ガンダム00 2 04戦う理由

ガンダムと見せかけて、社会派アニメと見せかけて、アホ萬画なのか!ミスターブシドー
自称か他称かによってかなり意味合いが変わりますね!
「私のことはMr.武士道と呼んでくれ!キラッ☆」なのか「お前のようなやつはミスター・武士道だ!ドーン!!」なのか。どっちもキメえな!
っていうわけで、今回もアホ部分は超面白かったです。セクハラコスプレをとりあえず皆にお披露目する痴女のスメラギ・李・ノリエガとかな。キモイ初恋ストーカーになってるアレルヤ・ハプティズムとか。アレルヤはアル中属性にもなって、前作の無意味な超兵育成非戦闘員虐殺とかでソーマ・ピーリスとの因縁とかのスイーツ(笑)少女漫画感覚とか、絶賛ダメ人間ですね。
マジで邪魔だからお前。来るな!女子を戦う理由とかにしてんじゃねえ!愛が愛を重過ぎるって拒むわ!
刹那・F・セイエイの方がそこら辺は男らしいけど?
特に利用目的もなくマリナ・イスマイールを拉致っているとか。夫婦ユニゾン二点同時ラブ否定とか。ヒイロ・ユイのモノマネとか。ブシドーをスルーとか。
って言う、ネタっぽさはとても面白いなあ。
前項のキャシャーン Sinsで書いた「GNドライブっていう世界を破壊する力が陳腐化してテロリストも核兵器を持ち出す時代の戦争アニメ」っていう社会派というよりは、ピンチになったらピッコロさんのビームが飛んでくるというようなドラゴンボール感覚でオッケー。強い敵が出来たら、もっと修行して強くなれば良い、ですよねー。
人間ドラマ部分のセリフも漢語の羅列で固いけど、ロボット戦闘部分は面白いぜー。
スメラギさんの戦術も敵が勝手に失敗した時になんか解説しただけだしな。お前帰れ。人間喋るな。ルイスは顔見せのみ。
その点、モビルスーツは面白いなあ。水中モビルアーマーとか専用機って燃えますよねー。


あ、でも、三木眞一郎がキスしたあと愚痴るとか、うえだゆうじがキモい失恋男になる芝居は良かった。素直に。
ノイタミナか。


ちなみに、今回の最大の疑問点は、脳量子波の何が便利なのかちっともわからんということだ。アレルヤよりもソーマの方が一生懸命練習してるからだろ。
そもそもガンダム00の強化人間の設計思想がわからん。
宇宙世紀の強化人間はニュータイプっていう天然がいたわけだが。あと、ミノフスキー電波障害とか。
そういうのが無い段階で、GNドライブも知らない段階で、「なんか脳から量子を出したら便利じゃね?」っていう発想になった人類革新連盟の発想が革新的過ぎる。
普通の電脳埋め込みとかじゃダメなのかなー?
筋力や心肺機能や反射神経の強化とかよりも、量子が重要。アホか。
いや、まあ、リボンズ・アルマークアムロ・レイのメモリークローンとか、あるいは機動戦士ガンダムSEEDアストレイの8*1みたいな遺物が発掘されて、黒歴史に記されたニュータイプの概念を教えたという展開で∀ガンダムにつなげたりとか、ヴェーダ的な量子コンピューターがジーンダイバー的な感じで異次元の宇宙世紀とバーチャルコンピューターでつながったりというトンでも展開になったらときめく。アホだけどな。
アホガンダムは面白い。
1日ザクとかザクZとかと同じような感じで見るぜ。


カタロンの人もアホっぽくてダメ撫で妖精が発動しそうな可愛さですね!
あと連邦の軍服のヒラヒラが武士っぽくて可愛いと思う。ソレスタルビーイングの人も宇宙刑事だし。

*1:アムロコアファイターの教育型コンピューターらしい