玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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ハンナ・アレントを信じる富野の信者の戯れ言

富野が「人間のほとんどは考える力を持たず、信じる事ができるだけだ、ってハンナ・アーレントが言ってた」って言ってたってことを、僕は信じる。
自分で考えられないのは、悪い気がするが、しかし、人がそのようなものならそれを受け入れるのもよいのではないか。
例えば、ある男が元気を出したいが上手くいかない、元気を出した方がいいとは分かるが、元気が出ない。
さういふ時に、好きな女や友人や親などの、多少は信じられる関係の者にに電話をするなどして、元気をだせ、などの当たり前の事を言ってもらい、それを半分命令のやうに思ひ出しながら、からうじて元気を出さしめん、ハッキリと喋ろう、とすると言ふのは、そのような信心の現れであらう。
つまり、自分で考えられない愚民が当たり前の聞きかじりを伝え合い言い合うだけでも元気になれるなら。
というか、ハンナ・アーレントにはまる数年前の富野監督自身が唄うことには、
「ひとりだけではいやだ
おまえだけでも無理だ
愛と勇気は言葉、口だけのことと、分かれば求め合い、信じられれば力
キングゲイナー
な、わけであり、ハンナ・アーレントの前からやはり富野は富野であり、だからこそ富野がハンナ・アレントに傾倒したのかもしれず、富野はマイブームがコロコロかわる割にやはり富野なわけ。
しかし、それがアイヒマンのような全体主義の暴走になるわけでヒトラーは大衆の頭に過ぎなかったのではないか、というのも、富野アニメ。
新作がそんな内容との噂に期待。
そして、そんな事に気づかせてくれた監督や人のつながりに感謝。
私信を隠すには、ブログ。
戯れ事だけどね