4 私には歌がある 脚本:雪室俊一星山博之 演出絵コンテ:北島満章
富野演出じゃないですけどねー。星山脚本はガンダムにも通じる。
峰のぞみが高度成長期のガスタンクを作り上げた出稼ぎ労働者の飯場の宴会で岡野貞一の「ふるさと」を弾きかたって、その歌の力で出稼ぎ土建屋のおっさんたちに福井や東北地方の故郷を思い起こさせて泣かせるというハーモニー演出が泣けました。名作劇場です。
歌エネルギーじゃのう。熱気バサラじゃのう。
むかし話じゃなくて、これは当時の日常系アニメだったんだよなあ。戦後の高度成長期にはいろいろと問題もあったし、今から見ると恨みもあるんだが、その時々の人々もこうしてしみじみと生きていたのだということを見せられると泣けます。
感動しました。
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来週からは親父が無職になったので、のぞみが流しの歌手になってバーで歌います。演出は富野です。
楽しみですね。
あと、のぞみの育ての父親に輸血をしてくれたりしたイケメンのファニーはどうやらのぞみの育ての両親が貧乏だったときに養子に出して行方不明になっていた義理の兄だそうだ。
のぞみと美紀は赤ん坊の時にすり替えられていたし、のぞみとファニーはお互いを知らずに好きあうらしいので、ドロドロですね。少女漫画原作ですね。
そして、心の歪んだ看護婦の野原道子は「親父が大けがをして無職になったのに、のぞみは歌を支えに幸せに生きてるのが憎い!歌を奪う!」とかラスト30秒でいきなり出てきて言います。コワイ!
ガッチャマンクラウズのベルクカッツェかよ。他人の不幸はめしうまあああああああああああああああああああああ!