玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

夢兄妹寝物語番外編・妹との決闘・死の剣

今日は昼過ぎまで寝たが眠かったので昼寝をしようとしたところ、心臓が不安定になり心室細動に苦しみながら、こんな夢を見た。
というか、昼寝をしたかったのだが、私は深酒をして睡眠薬を飲まなければ眠れない体質なので、自然と瞑想から明晰夢の状態になる。面白かったので、何度も空を飛ぶ夢や宇宙でライブする夢や死ぬ夢や死んでゾンビになる夢や殺す夢や殺される夢や飛行機で空爆して哀れな犠牲者を殺しまくる夢や死んだ夫を蘇らそうと黄泉の川を下る女が妖怪にたぶらかされるが川の竜になった夫が川を濁流させ妖怪も妻も流し殺す寺山修司の映画のような夢や無限に続く階段を上る夢などを見た。
そして、目覚めることも死ぬこともできないしせっかくの明晰夢なので一番愛している脳内妹を出していやらしいことをしようと思った。


舞台は暖かなチーズケーキ色の壁紙と照明がオシャレなブックカフェ。そこに、女子学生である私の妹が私を待っていた、と言う設定。
そら「や、やあ、兄さん。」
私「どうしたんだい?こんなところに呼び出して」
テラス席で待っていた妹を見やると、妹は頬を染めて俯いている。かわいい。
そら「ちょっと、ややこしい話だから、もっと奥の席に行きたいな。良い?」
私「うん」
四人がけのテーブルに移り、向かい合わせにかけて紅茶を飲む。
そら「あのさ、兄妹で恋愛する本・・・。見たんだけど」
私「ああ、その事か」
そら「それで、血がつながってても好きになっていいんだ、って思ってわかったんだけど、私は兄さんを…。あ…」
目を潤ませて私を見つめる妹は恋する瞳。そうだ、私はこの妹にいやらしいことをするためにこの夢を見ていたのだ。
私「深く…もっと深く…」
一メートル四方の、狭い、四方の壁が本棚になっている居酒屋風個室に変わる。妹の隣に座り、彼女の黄色い衿ぐりの広いセーターの素肌の肩に私は右手を回す。体をこわばらせる妹のしぐさが小さくてかわいい。いいぞ。左手は耳まで真っ赤に染まった妹の黒いストッキングごしに太ももを味わう。
そら「そう、血がつながっていても…。私、兄さんのことが、こういうことをしても……」
口づけを求める妹の太ももから力が抜けた、と感じたのだが。


私「おいおい。俺の妹は俺とこういうことをする時に血のつながりを気にないし、俺のことを兄さんとは呼ばないぜ。お前は、何者だ?」


四方を囲んでいた本棚がザッと広がり10mほどの正方形の広場が出現した。


妹「ふっ!気づいたようだな!ならば決闘でその命、貰い受ける!」
妹の右手にはいつの間にか片刃のサーベルが握られている。それを振りかざしてくる。
私「待てよ。俺に剣が無いのは不公平じゃないのか?」
妹「良かろう」
そう言った妹は私の胸に左の掌を当て、私の胸から剣を引き抜いた。
私「来い!グラディウス!」
日本刀程度にやや反りの入った両刃で肉厚で刃渡り約60センチのグラディウスが私の魂の剣。イベリアン・グラディウス風だが諸刃の刀の胴に紅い唐草文様が光り、鍔は無く刀身と同じ厚みの白象牙色の柄の先の柄頭がオウムガイのように丸まって中央に青い宝玉が埋まっている。その丸みを左手で握って両手持ち正眼に構える。私は日本式のこの構えしかできないのだ。
同時に、妹の形をした何かがサーベルを突いてくる。グラディウスを盾にして受け流す。さすがに肉厚、サーベルは簡単にはじく。だが、こちらはその重みの分動きが鈍い、対する敵は左右に飛び交いながら細身剣の突きを放ってくる。
その様をどこか他人事のように夢見ていた私は気づいた。妹と自分の決闘を観戦していることに。これでは体を上手く操作できない。
明晰夢の視点を切り替え。
自意識と体の位置を一致させる。視点が眼球に移る。当然、視界を左右に割るように正面に自分の剣、そしてその向こうに妹の体。剣越しに愛する妹を見るというのは、非常に気分が悪い。
だが、敵の殺気は激しい。こちらの剣が頑丈で防御に徹しているが、真剣勝負で攻撃をするとなると一番得意な垂直振り下ろししかないと感じる。しかもこちらの剣には鍔が無いのでうっかりすると自分の指を切り落としてしまう。
グラディウス「捌くだけでは追いつめられるぞ。そろそろ決めてくれ」
手元でずしりと重い剣が私に問いかける。
私「目の前で妹の頭を割るのは見たくないな!」
剣を破壊することに決めた。
妹「なめるな!」
フェイントではない体重を乗せた突きが来る。刃を交え、妹の体を受け止めて踏ん張る。
火花が散りそうにぶつかり合う剣。
敵の鍔でこちらの刃が止められるが、こちらはハバキもなく手元まで諸刃になっている。体は押し返しながら、しかし剣は引いて裏側の方の刃をナイフのように使い、敵の刀身をカンナ引きにしてやる。
しかしサーベルには反りがあり一呼吸では三分の一しか削れなかった。
妹「オラァ!」
サーベルを弾かれた勢いを乗せて、次は横なぎの斬撃が来る、しかし間合いが遠い!後ろの左足を引き、妹の体ではなく水平に私の胴をねらうサーベルの方に正対し、刃が残った残り三分の二を目がけてグラディウスを振り下ろす。
「ヤェーッ!」
割られたサーベルの刀身はその勢いのまますっ飛んで本棚に突き刺さった。妹の体はくずおれ、フォルテ型になったサーベルを床に取り落した。
やはり、剣に人格を操られていたようだ。グラディウスを私の体の戻して敵のサーベルを手に取った。
私「これでお前は剣としての用を成さなくなった。私の勝ちだ。お前を封印する」
宣言した私は封印魔法を使ってサーベルを文庫本の形に変えた。
封印魔法は集中力を使うので対象をはっきりと見つめる。しかし、それがいけなかった。手足の感覚がなくなった。魔法の逆流!
黄色い講談社文庫に変形した敵の表紙が滑らかで、私の顔が映っている。その表題には一言「死」
「死」の本が剣に形を変えていたのだ。こちらが敵の本当の狙いだったようだ。私の眼球を通じて「死」の力が直接脳幹を焼いていくのを感じる。これは死ぬな!


LOG OUT


しかし、明晰夢だったため、夢の世界との接続を切って覚醒し、逃れた。
だが、あの本を放ってはおけない。もう一度眠って決闘広場に戻った。よし、気絶した妹はまだ目覚めていない。本も床に落ちている。
「表紙さえ見なければ!」
走り込んで本を取り上げ掴んだ手に封印エネルギーを集中しながら、本棚に押し込む。そのまま、敵を直視しないように本棚の全ての本を一ページとして圧縮し、本を本で封印する。その上から封印魔法を込めたブックカバーをかけてさらに鎖をかけ革箱にしまい鍵をかけ、それをさらに書庫に納めて図書館全体を一冊の本に圧縮する封印魔法を上書きしてそのまま地下に埋葬した。
そして、夢の空間であった図書館が圧縮されたため、虚空となった闇を飛びながら妹を抱きかかえ、夢を渡って我が家の夢に戻った。封印はしたものの、夢は世界の無意識につながっているので、また誰か迷い込んだ人が死の本を開いてしまうこともあるだろうが、それは私の知ったことではない。
その晩、僕の城の僕の寝室にネグリジェを着て布団にもぐり混んできた妹の胸に抱かれた赤い本の表紙には「愛」
さて、では、僕が抱いているこの妹の愛は本当に妹の愛なのか、それとも本の呪いのせいなのか?
そして、確かに死の本に脳を焼かれる感覚を味わったのだが、あのまま目覚めなければ僕は安楽死で自殺できたのだろうか?



そんな夢を見たのだった。


そして、夢ばかり見ているので今日もまた一日の大半を寝て過ごしたのだった。何でこんな文章を書いてしまったんだろう?
少女革命ウテナを見たからかなあ。アニメに影響されがちで夢見がちで浮世離れのタツジンなのだった。