玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。旧玖足手帖から記事・ブクマを引き継ぎました。


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ガッチャマンクラウズ1〜4話まで「世界を滅ぼすのは悪魔じゃない。僕らだ」前編

3話まで見て、ガッチャマンクラウズ論壇を先週に読んで、それで上記のタイトルを思いついたら、完全に同じことを昨日見た4話でベルク・カッツェに言われていてメシマズー。俺涙目www
というか、僕はかなりベルク・カッツェみたいな性格です。人が滅ぶべくして滅ぶのを見るのが好きですからね。クルーゼ隊長はアニメの出来はともかく。(別に滅ぶべきじゃないんなら滅ばなくても別にいい)
後述の通り、僕も結構地道にメシウマ活動をしてますしね。だから、僕が他のブロガーよりもベルク・カッツェやルイルイの気持ちを一番うまくブログに書けるんだ!

http://dokaisan.hatenablog.com/entry/2013/08/05/222651


ガッチャマンクラウズ』 3つの対立軸
http://dokaisan.hatenablog.com/entry/2013/07/31/233709


ガッチャマンクラウズが予想以上に面白いアニメだった、という話 - www.Swatz.net
http://www.swatz.net/entry/2013/07/30/203705


ガッチャマン クラウズ』を薦めたくなる三つの理由。 - 脳髄にアイスピック
http://d.hatena.ne.jp/Lobotomy/20130731/p1


ガッチャマンであってガッチャマンでない「ガッチャマンクラウズ」の大胆な試み
http://www.excite.co.jp/News/reviewmov/20130802/E1375374915248.html?_p=1


アップデートされるヒーローと世界「ガッチャマンクラウズ」 - 藤四郎のひつまぶし
http://d.hatena.ne.jp/alphabate/20130721/1374402608

↑上記よりももっと最高のガッチャマンクラウズ感想を書いてやるぜ!
って思ってたんですが、昨日はOPとEDの解説をするだけで力尽きてしまって、その間に関東ではすでに衝撃の5話が放送されて、バンダイチャンネル日テレオンデマンド組の俺涙目www
「ガッチャマン クラウズ」 | バンダイチャンネル
日テレオンデマンドでは木曜と金曜が最新話無料です。
ガッチャマンクラウズ | 日テレオンデマンド
http://www.vap.co.jp/GATCHAMAN_Crowds/ondemand/index.html

俺のブログ\(^o^)/オワタwww


でも僕は正気を失った翼をもがれた鳥なので、アニメを見て思いついたことをブログを書いて脳から外に出さないと脳の中期記憶細胞がパンクして自律神経失調症でうつうつします・・・。だからブログ書きます!
祭りじゃ祭りじゃワショーーーーーーイ
とりとめのない文章になると思うが、まあ、嫌なら読まなきゃいいじゃん。無料だし。このブログは俺のチラシの裏だし。チラシの表はアフィリエイト広告だよ!


ガッチャマンクラウズの感想を書かなかった理由と、金を出してネットで見る理屈 - 玖足手帖-アニメ&創作-
ガッチャマンクラウズのOP映像を初代と比較正当化解説 - 玖足手帖-アニメ&創作-
ガッチャマンクラウズのEDがあらすじそのままの歌詞でワロタ - 玖足手帖-アニメ&創作-
↑前提で書いた

  • 世界を滅ぼすのは人間の心だよー

って、3話を見た時点でわかったから、それを先にブログに書こうと思ったのに、ベルクカッツェがそのまんまのセリフで説明しててメシマズー!

バババババババー

だからー、この世界が糞になってるのはわかりやすい黒幕がいるせいじゃなくって、君たち大衆ひとりひとりが「もっとより快適に」「もっと楽しく」「もっと生きたい」って思って自己保身にいそしんで、職務に忠実であることとか、自分の行動を理解して責任を引き受けないこととか、そういうくだらない人生を送ってるからだよー。
だからお前たちはもう誰も誰も助からないよーwww


大衆、crowdsやモブが引き起こす全体主義がこの世をダメにして、だれも責任を取らないけど、全員がダメになっていくんだよー。みんな、ゼロサムゲームの世の中で自分だけはババを引かないように他人に不幸を押し付け合うんだけど、そんな足の引っ張り合いと自己保身ばかりして本質を解決しないから、結局みんなダメになるんだよー。一番幸福なのは、ちょっとでも平和な時代や場所に生まれた幸福を味わってアニメを見終わって、さっさと自殺することだよー。だから僕も自殺するよー。自殺する前にアニメを少しでもたくさん見たいなあ。そうやって無駄に電力を消費することでまた一歩世界を資源枯渇に向けてアップデートできます!メシウマアアアアアアアアアアアア!
と言う所で、非常にこのアニメに共感できるけど、かなりそのまんまのセリフでベルク・カッツェが説明したので、これ以上ブログに書く意味を見失った。

  • ベルク・カッツェのこれまでの犯罪は目的のための前座に過ぎない



ベルク・カッツェはなりすまし犯罪を行ってるけど、それはベルクカッツェに変装される人がその心に「幸せそうなカップルが妬ましいから不幸にしたい」とか「体育の先生がムカつく」とか「娘を泣かせて放置したい」っていう気持ちがあったからで、だからベルクカッツェは悪くないよー。悪いのはそういう人間だよー。だって警察が逮捕したのは成り済まされた人の方だし、裁判でも状況証拠から犯人は作れる!だから法の裁きでは悪い心をベルク・カッツェに利用された原始人が犯人になるよ。
ストレスを生み出す現代社会の大衆クラウズと、適当に仕立てられた犯人に罪をなすりつけて自分は無関心に生活する大衆クラウズが悪いんだよー。


って、なるか!バカ!
「ベルク・カッツェは自分の手は汚さず、その星の生物が自ら滅ぼし合うのを見るのが好き。」
って、メチャメチャ自分の手を汚して人を刺したり轢きまくったりしてるだろうが!人間の主婦にはあり得ないすごい強い力で車のドアを引っこ抜いたりしてるだろうが!
パイマン何言ってんの!
平野綾さんの声で何言ってんの!


でも、宇宙人レベルで考えたら、刺したり轢いたりっていう程度は手を汚した内に入らないのかなあ。アリさん踏んじゃったー。みたいな程度なんですかね。ひどくないっすか?


だから、多分、ベルク・カッツェの目的は世界を真っ赤に燃え上らせる切っ掛けとしての爾乃美家塁を暴走させて、「自分の手は汚さず、その星の生物が自ら滅ぼし合う」ように仕向けること。
「滅ぼしあう」のは爾乃美家塁にやらせるので、その段階ではベルク・カッツェは「手を汚さない」けど、そこまで爾乃美家塁を追い込む手段として「十数人を殺害する」程度では手を汚した内に入らないのかな?
第4話のサブタイトルにあるように、Kitschは陳腐で大したことないってことなのかな。

クレメント・グリーンバーグの1939年の論文「アヴァンギャルドキッチュ (“Avant Garde and Kitsch”)」による。

彼は芸術が、アヴァンギャルド(前衛)とキッチュ(後衛)に二分化しているとした。文化の推進者たるアヴァンギャルドに対し、キッチュは見せかけにすぎないと酷評した。

しかし、20世紀より、大衆文化の評価が高まるにつれ、グリーンバーグのような二元論に対する批判も多く現れている。


キッチュの再評価

キッチュは、芸術作品や、複製技術の発達した近代・現代の、大量生産された工芸品などに見いだせることがある(いわゆる芸術作品に対してのみ使われる言葉ではないことに注意)。

芸術の中では、サルバドール・ダリのいくつかの作品をキッチュと呼べる。VOW やその類似の企画でもキッチュと呼べるものが紹介されていることがある。

キッチュの定義として「陳腐である」という表現もされるが、この点については注意する必要がある。単に陳腐なだけでは、それをあえてキッチュと呼ぶ必然性はないからである。あまりにも陳腐であるがゆえに、周囲の注目を集め、独特の存在感を呈するもののみがキッチュたりうる。

1話のガッチャマンアバンギャルドな前衛で、3話の爾乃美家塁はFuturismで未来志向。MESSとの関係はアシンメトリー。


  • ベルク・カッツェをのさばらせるガッチャマンも世界を滅ぼす一因だよ

しかし、その程度の被害でも立川市ガッチャマンはベルク・カッツェに対応した方がいいと思うんですが。
立川ガッチャマン司令官の宇宙評議会の(旧大鷲の健の声の森功至さんの)J・J・ロビンソンは「再び狂った鳥が姿を現し、鉄の塊で罪なき者たちを蹴散らす」って警告してたんですが、平野綾(宇宙人が周りにいるハルヒやいろんな獣)声のパイマンは小隊長レベルの判断で「この件には関わるな」ってだけ指示して、ベルク・カッツェのヤバさをO⊡Dとだけ密談して、地球人の後輩には情報共有しませんでしたね。ダメですね。ノートあるのに。全然有効活用できてないですね!
なんで関わったらダメなのか、どれくらいヤバいのか、具体的に説得しろよ!
で、ジョーさんはベルク・カッツェに個別対応してましたね。ジョーさんは敵がいるとやる気が出るタイプですね。あ〜るの鳥坂先輩みたいですね。清音もそんな感じの武闘派ですね。
JJはMESSの一件の時も「名もなき混乱と脅威は同じではない。その判断は各自で行うように」って部下に丸投げしてましたからね。予言できるのに・・・。
現場に任せる方針なんだけど、少人数組織なのに各人の所持情報に差がありすぎて組織運営がウンコなんですけどガッチャマン
パイマンとO・Dも「親友を・・・」とか「あの時倒せなかった」とか、感傷的に言ってるのが、レベル高い宇宙人の癖に原始人の地球人みたいに個人的な感情に振り回されててダメだと思う。そういう心が世界をダメにするんだよー。もっとスマートに情報共有して、的確に最善手を尽くし続けないと危ないんじゃないかなあ。
まあ、アクションヒーローアニメだから、事件が起こらないとアクションにならないっていうアニメ制作者側の事情もあるんだよね。それはそれで、自分の都合で世界をダメにする人の心の一つだと思うなあ。

  • ヒーローと悪は矛盾しない

ちょっと話が横道にそれたね。僕は人が必然的絶望に陥るのを見るのが好きだし、それこそが人の自然主義的実存だと思ってるんで、こういうダメ人間を見るとちょっと興奮しちゃうんだ。


しかし、ガッチャマンクラウズで面白いのは、ヒーローの立川ガッチャマンが、旧作ガッチャマンでは悪の組織の名前であったギャラクターのメンバーでもあるということ。
ヒーロー活動をするということと、悪の組織に関係することは矛盾せず、同時に成り立つ。っていう所に人の複雑さと多様性があるねえ。

矛盾したガッチャマンという名称


そんでガッチャマンなのに、4人も大手SNSサイトGALAXの会員で、GALAXのアプリであるXを信じているわけだ。ついでに言えば、はじめについてはGALAXにすごく協力的なんだよね。
ガッチャマンクラウズはなんでガッチャマンである必要があったんだろ? - かくいう私も青二才でね

正義のガッチャマンであっても、知らず知らずに(旧作での)悪の組織のギャラクターの提供するサービスを利用しちゃってる。ここら辺はポスト伊藤計劃wっぽいよね。
まあ、これについては色んな人が言及してるんで僕は言わない。


ただ、基底現実でのことを思い起こせば、東日本大震災前は地球温暖化対策のためにオール電化とか高橋英樹さんや星野仙一さんが原発が安全とかテレビCMをたくさん言っていて、その後は手のひらを反してエコ発電とか自然エネルギーとか言ってる。
でも、そのために消費される石油コストがどの程度釣り合うかどうか、化石燃料調達のための中東〜インド洋〜オセアニア〜中国韓国との関係について、具体的な情報共有は、民主主義で普通選挙制の日本なのに、行われていない。
本当のことを知るとみんな狂って何も考えられなくなるから、自分の小さな人生を保身するために互いに互いに寄生して歪で無駄な社会を作ってる。
中村健治監督もコメントしてて


世界は今、2つの新たな局面に差し掛かっています。

1つ目は、有史以来初めて、僕らの心がネットにより可視化された事。

可視化された心が起こす様々な問題や騒動をどう捉えていいか解らず、

個人も社会もただただ戸惑っています。

2つ目は、拡大した僕らの世界はあらゆる分野が細かく専門化され、

1人の人間ではその全容を理解する事が不可能になっている事。

それでも僕らは、1人の優秀なリーダーが全てを抱えてくれると盲信しています。

この2つの事象は偶然なのでしょうか?

可視化された僕らの心は、何か良い事にも使えるのではないでしょうか?

その事を考え、『GATCHAMAN CROWDS』という作品を描きたいと思います。

http://www.ntv.co.jp/GATCHAMAN_Crowds/intro/index.html

「本当の事が可視化されて、大衆は戸惑うばかり」と言っているから自覚的。


かと言って、ガッチャマンクラウズ輪るピングドラムが「3.11以降の現代的社会派アニメ!」とか言うつもりはない。
だって、戯作者の寺山修司レベルでも40年も前の科学忍者隊ガッチャマン放送中の1973年に

同時代の悲しき「オーマイ・パパ」たちは、運命の予定から逃れることが不可能だと思いながら、まだまだ多くのことを知りたいと望んでいる。だが、知りすぎることのおそろしさに気づかずに、「知っていながら知らないそぶり」をすることを身につけてしまっているのである。自分が定年までに、手にすることのできるサラリーの総額、同じ国のなかで準備されているベトナム戦争、多くの犯罪とそれへの責任――それらを「知らぬふり」しながら、同時にすべての「知らぬこと」も「知らぬふり」にすり替えようとしている。

って言ってる。だから、インターネットがどうなろうが、大して人間の振る舞いや問題意識そのものには変化が無くて、やっぱりみんな狭い範囲しか理解できないし、理解しないことと理解できない事も自分の都合で混同して正確に判断できない原始人なんだと思うよ。
最近のアニメは現代を舞台にしているから、戦闘アクションで敵を設定する時、現代社会の悪や問題を意識するわけだ。
だから、最近はインターネットの問題とか取り上げるけど、だからと言って本質的に変化したわけではなく、ちょっと時代の環境が、天気が変わった程度に変移しただけの事であろう。
寺山修司系アニメと言えば、あしたのジョー少女革命ウテナプリンセスチュチュ輪るピングドラムの系列だし、さして珍しくもない。いや、面白いからいいんですけどね。娯楽は面白くさえあればいい・・・。


僕は文才が無いので、記事が長くなって、せっかくの土曜日が夕方になったので分ける。
本当に概念では一瞬でわかるのに、文字入力に時間かかり過ぎーっ!
うつうつします・・・。

続き
ガッチャマンクラウズ1〜4話感想 中篇 僕らとガッチャマンとはじめたちの善悪モヤモヤ - 玖足手帖-アニメ&創作-