玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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こどものじかんでカチーン!

と来た所は、
つまり、女の子の裸が見られなくってガッカリとか、女の子の裸を見たいならDVDを買えと言うバンダイビジュアルの姿勢とか、女の子の裸が見たいと言うだけでDVDが買えるブルジョアは死ねとか、そういうことだけではない。
つまり、女の子のパンチラとか裸シーンを隠して見えなくする、と言う事で、ストーリーを理解する上では女の子のエッチなシーンは見なくても影響が無いのだ、と言うスタンスが一番問題だと思うのです。
言い換えると、女の子のエッチなシーンは作品とは関係なく、オタクを引っ掛けるためだけの物として存在しているんですよ、と自ら宣言しているのと同じなわけです。
それなのに、ストーリーでは女の子のパンチラのインパクトが1話の最後のオチとなっている。それを無定見に隠して、それをネタに商売をしようというサラリーマンレベルの発想が、作品を世界観を持った物語ではなく歪な商品に貶めていて、しかも力量が足りないからレベルの低い物になっているのではなく積極的に貶めていて、その姿勢が非常に不愉快ですね。


でも、物語だけがアニメじゃないし、昔にも歌舞伎役者崩れが本番ショーを見世物にしていたわけだし、そーいう見世物小屋レベルの作品(ひぐらしのなく頃にとかSchool Daysとか)と言うのも玉石混交としては認めるべきなのかもしれないが、まだ見てないトミノアニメがたくさんありすぎるのでなかなか全部のアニメを見る義理はない。
元々アニメって俗悪な物ですしね。
それを認めさせようと言うのが富野達の世代だったのかもしれないけど、認められたのが当たり前になると俗悪な揺れ戻しになる。
そーいうのはドイツの極右と極左の世代的揺れにも似ているかもしれん云々。