玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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四畳半神話大系最終回

あー、京都で大学時代を送り、今はアパートで一人で引きこもってるインドア自意識過剰の私には、かなり引かれる作品だった。
鴨川川端通にはあんな婆が実在するし。
丁度、今の私は主人公のようなヒゲだし。
マジ泣けました。最近涙腺が緩いのか、良いリズムとそれっぽい盛り上げをされたら泣けてしまう。
しかし、まさか、悪魔くんのようだった小津がラストのヒロインとは!小津に泣かされるとは!
悔しい(>3<)っ!
もちろん、蛾を恐れ、目からビームを出し、モチグマンでついに結ばれた明石さんも非常に坂本真綾かわいいでした!
でも、やはり明石さんとは映画制作や鳥人間や文通で少しずつ仲良くなってきた今までの方がよかったな。
もちろん、そのような今までの可能性を四畳半迷宮で知ったから、明石さんに向き合うって話構造はわかるが、でも、そういう不思議現象がオチになって彼女ゲットなんて、実感がないな。運命的恋愛とゆーには、ちょっと短かったかな?
明石さんがいきなり恋に落ちるのは、硬派な明石さんとしてはいささか尻が軽いのではないか?


近年のフィクション界で人気のループ問題や、引きこもり問題に一石を投じる、というにはいささか弱かった。
主人公の心情変化や決着が不思議の力によるものですから、思想的云々として見るよりは「すこし・ふしぎ」シリーズとして「なかなか面白い短編だったよ」というかんじかな。
樋口師匠はアパートの迷宮経験者かもしれんと臭い、それも面白かった。



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