ネットでさんざん叩かれてて、公式ニコニコ動画でも「アイマス」って書き込むだけでNGされるとか嫌がらせが多くて、あんまりポジティブじゃない。
でも、ネガティブに玩具にするだけじゃいけないのでウェイクアップガールズ!見た。
まあ、内容的にはアイドルアニメはTHE IDOLM@STERとアイカツ!で満たされているからそんなにいう事ない。
しかし、ダメプロデューサーの松田さんが名前も俺が覚えきれないアイドルに心配されるのは情けないな。情けないし、なんで女子高生さまがダメな男を気にかけてやってるのか理由が分からんが、前日譚の映画版では信頼を勝ち取ったのかな?松田が鬱屈してるのか前向きなのかいまいち分からん。
ガンダムに例えると1話で戦闘シーンが無い感じで、だらだらした会話が続いて見せ場に乏しかったかなー。
全体として淡々とした映像と音楽なので、新人声優さんの朗読劇のような演技はマッチしていたと思う。声優さんの声の質には個性がある。ただ、絵や元デザインは出来は悪くはないんだが、同じような表情が並んでいるのが個性のなさに見える。同じシーンでも違う表情やリアクションを並べると差別化しやすいけど、そういうぶつかり合いやキャッチボールが少なくて、線形なセリフ。まあ、1話だから説明が多いのは仕方ないのか?でも映画を見てないのでなんでこいつらが結成してるのかわからんのだが。金は払わない。
しかし、真ん中に被写体とバニシングポイントを置いたような単調なカメラワークが続いて飽きるというか、見てて映像的な快感や引っかかりが無かった。眼球が動かないので、見てて生理的に退屈なのだ。
でも、実写、特にTVドラマは眼球を動かさないセンターポジションのカメラワークが主流なので、そういう実写っぽさを目指してるのかな。ヤマカン監督は実写もやってるからな。
山本寛監督は演出より撮影出身なので、撮影効果の美しさに注目したらいいのかな?僕はガンダムみたいに左右に動き回るのを見るのが好きだし撮影には詳しくないので、深くは言わない。
今晩から始まる『Wake Up, Girls!』は「ヤマカンの今の思いが全部詰まった“遺言”みたいな作品」「最終的に紅白狙っている」 : 虹神速報-にじそく
なんか、見る前に5話までのあらすじネタバレを喰らったんですが。日高のり子社長の復帰に期待。
七人の侍や黒澤明映画をモチーフにしてるらしい。また、覚悟のパンチラとかお色気水着の健康ランド営業とか、ライバルビッグアイドルグループとの対決など、試練で覚悟を試されていくそうです。
パンチラが覚悟と言うのはよくわからないし、スパッツくらい買えばいいと思ったんだが。
今後は覚悟のレベルがインフレして東京のアイドルやヤクザとも覚悟して戦って頑張ってほしいですね。
七人の侍モチーフなら、何人か討ち死にするのかなー。
ブチャラティみたいな男前のアイドルが見れたらいいですね。
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