玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。旧玖足手帖から記事・ブクマを引き継ぎました。


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#Gレコ 劇場版Iのトリーティアクションがかっこいい!

 前回、そしてGレコ最終回のあらすじ

nuryouguda.hatenablog.com

 このG-セルフカバカーリーの最後の打ち合いはガンダム史上に残る最強レベルの戦いといえる。

 この殺人考察シリーズでベルリの格闘ゲーム的な入力と判断のスピードの速さを分析してきたが、同じデレンセンの教えを受け、G-セルフと同格のG-ITを手に入れたルインも負けてはいない!スピードとパワーが拮抗した二人!


 ベルリの殺人考察というシリーズで、テレビ放送後、2周目の感想を主にアクション主体で分析してきた。ビームライフルの一発、パンチの一発、それぞれに込められた感情を見てきた。そこまで細かく見てきた僕が、わかりやすく直されたというGのレコンギスタの冒頭をまとめ直した劇場版を見るとどうなるのか?

 結論から言うと、最後まで細かく見る経験を積んだ結果、冒頭のなんでもない脇役のアクションシーンだと思っていたトリーティの戦いがものすごくかっこよく見えるようになった。



 これはTwitterで書いたことの焼き直しなのですぐに書き終われると思ったけど深夜になってしまった…。


 まず、殺人考察のアクションシーンの分析で、デレンセン・サマター大尉の教えを受けたベルリの戦法は「手数の多さと速さ」という格ゲーみたいなものだという知見を得た。
 デレンセン自身の戦い方も同時に複数の操作を行って高速戦闘をするというもので、それは天才クリムも認めている。劇場版でもそこはほぼそのまま。


nuryouguda.hatenablog.com

↑第4話のデレンセンのカットシーでのモンテーロとの高速格闘戦の分析はこちら。


 で、最終回のG-セルフカバカーリーの決戦はマジに相手と同時に高速で技を出し合うベストバウトだったけども。それはこの物語の2番目の戦闘であるトリーティの格闘戦でもやっているという事がわかった。(劇場版で1番目の戦闘はグリモアを撃破するデレンセンになったけど、これも「音速越え!」なので速度がパワーというアニメだという宣言になっている)


 まず何がすごいって、まあ皆さんGレコの第1話や劇場版第1作は何度もご覧になったと思うけど、トリーティもベルリに負けない同時入力操作してる。


 Gのレコンギスタの劇場版第一部「行け!コア・ファイター」のBDが届いてしまったのでもうバンダイチャンネルや映画館には課金がしにくいのだが。(再上映があればいきたいけど、感染症も怖い)
 行け!コア・ファイターのBDのパーフェクトパックには絵コンテと録音台本が付いてるので、やる気があればみんな自分でGレコが作れる!
 最近、映像研には手を出すな!がアニメになって、SHIROBAKO以来のアニメ作りアニメの機運があるのだが。
 いやー、アニメの本編を見ながらその設計図の絵コンテを見れるってわくわくしますねえ!ラーメンハゲのように情報を食っているようなところはあるけど!
劇場版『Gのレコンギスタ  I』「行け! コア・ファイター」 (特装限定版) [Blu-ray]

  • トリーティの奮戦


 ベルリより先にアイーダさんが乗っている海賊のG-セルフに仕掛けたのがベルリの同級生でクラスの中心的人物のトリーティ。メガネ男子のトリーティには男の娘の彼女がいる。学業でも率先して教官に答えているし、戦闘でも一番槍で、恋愛でもモテモテだ。

↑ベルリのレクテンの小型延長カメラから見たトリーティのレクテン


 ちなみに劇場版のBDを買ったけど、課金コンテンツの劇場版をキャプチャするのはアレなのでTV版です。(倫理の問題だけでなく、今のパソコンには光学ディスク装置がない)




 雄々しく飛び上がるトリーティのレクテン。

 

 それを、キャピタル・タワーのクラウンの運転席の大人たちは「やめろ、危ない」っていうハンドサインをしているけど、無視して突っ込んでいくのがトリーティの勇気。同時にモビルスーツうしの戦闘がいかに大人から見て危ないのかというのが一瞬の芝居で示されている。たまらん!



 顔のセンサーにガードを入れて臨戦態勢!ロボットだけど殺気の感情表現!



 割りと無敵ロボっぽい感じの悠然とした煽りの角度でレクテンに気づくアイーダさんのG-セルフ


 バーニア吹かして


 G-セルフの至近距離にまで突進!ちょっと近すぎるので望遠レンズ気味なのか、それとも本当に肉薄しているのか?



 単に体当りするのではなく、ビームライフル(というよりビーム・スプレーガン)のような宇宙溶接機のビームで接近中に牽制しつつ攻撃を兼ねた防御してる。

 目くらまし程度のダメージにしかならんが、これがトリーティの第1撃。
 で、レクテンとG-セルフの頭がぶつかるくらいのインファイトの射程になって、伸びやかに左腕で角材を振り、


 殴りつける!G-セルフはシールドで防御。ここでチェックポイントなのが「打撃音は2回」ということ。宇宙だから音が鳴らないとかそういうことは関係ない!
 2回殴ったのか、一回だけど、シールドの右端に当たってからチョイ、バウンドして左端に当たったのか?
 富野監督は演出の本で常々「コップを置くときの音は2回」と言っている。

 まあ、トリーティがダブルアタックしたと思ったほうがかっこいい。



 で、G-セルフが陣取っていたクラウンの屋根からよろけて落ちて、レクテンに押され気味になる。絵コンテに指定があるけどレクテンの動きのほうがG-セルフより速く、すでに次の攻撃の予備動作をしている。


 で、


 ケリ!


 と、思った次の瞬間に

 蹴りの反動を利用した機体の体幹ごと回し気味で放つ渾身の一撃!


 が、足場のない宇宙だから殴った衝撃の反作用で間合いが開いてしまう!と言うか、やっぱり所詮、角材では連続攻撃しても軍用シールドでガードされる。

 レクテンもアポジモーターを吹かして距離を維持しようとするが


間合いが開いたのでG-セルフビームライフルでレクテンは片足を持っていかれる!(宇宙空間での移動は背中のバーニアでやるので、足がもがれるのは実質的なダメージにはならない)


これがたった12秒と8/24秒(G-セルフがレクテンに気づいてから片足を撃ち抜くまで)(アニメーションは1秒間が24コマ、富野監督は1秒未満のコマは偶数で書くことが多い)で描かれる!早い!
 アイーダさんもこの時は一瞬の間合いを見切って狙撃してるので偉い。(G-アルケインよりG-セルフの方が高性能でレスポンスがいいというのもあるんだろうけど)


 トリーティの連続攻撃に至っては、たった6秒と14/24秒の間にビーム・スプレーガン、角材のダブルアタック、ケリ、回し殴りの5回行動で攻撃を加えている。速い!
 しかも牽制接近から左格連続と蹴りと反動を利用した強殴りのコンボが全部つながっている。


 まあ、格闘ゲーマーの伝説のウメハラ背水逆転劇では60分の1秒で入力して必殺技の連続攻撃をガードし続けて直後の連続コンボで勝ったそうだが。


 YouTubeとか見てたらプロボクサーは0.1秒でパンチ(両手)を連続して出せるそうだが。


 そう考えるとそんなに速くないか?でも、思い出してほしい。トリーティはこれが初めての実戦どころか、これが初めての「宇宙実習」だということを。
 初めて宇宙空間でモビルスーツに乗って、謎の海賊の高性能MSに対して、7秒未満で種類の違う5回の攻撃を連続で決めるトリーティ、何者だよ…。レクテンも技術的に進歩していたってアイーダさんが言っていたけど、どういう入力方式で高速格闘してんの?やっぱりサイコミュとモビルトレースシステムは標準装備なのかなー。腕がマスタースレーブする描写があったし。つまりパイロットの身体能力も高い方が強いという。富野監督に言わせればモビルスーツは単なるロボットではなくて肉体の延長らしいので。
 

 ちなみに高速戦闘で名高い進撃の巨人のリヴァイ兵長がアニメの22話で女型の巨人の目を潰すとき、女型の巨人のパンチに乗って回転斬撃をしながら(どういう原理でリヴァイは回転しつつ推力を得ているのかはわからんが、これはGレコの記事なので深掘りしない)3秒かけて腕を登り、1秒肩を助走して1秒ジャンプしつつ振りかぶり、最後の1秒で両目をえぐった。6秒なのでリヴァイの方がトリーティより速いのだが、演出としては前後にスローモーションが挟まっているし、事前にリヴァイがミカサに自分が撃破を諦めつつ仕掛けるという作戦説明をしている。ミカサが「速い!速すぎて硬化で防ぐ暇もない!」と解説してくれる。
 トリーティ、ずっと等速だし本人は顔さえ出さない。説明はない。


 Gレコ、進撃の巨人の名シーン並の高速戦闘をしているのに、「ここが見せ場ですよ!」みたいにスローモーションとかで強調しないで普通に脇役の地味な攻撃に見せかけてやらす。どういう演出方針だよ。


 というか、トリーティ、本当に何者だよ。リヴァイ兵長は歴戦の猛者だけどトリーティは初めて宇宙戦闘をした学生だよ。ルインによるとシミュレーションは地上でもやってたらしいけど、無重力(クラウンの高度から言うと地球の重力は無重力ではないのだが、多分MMFの場の効果で擬似的無重力になってる)の真空空間で初めてロボットを操って高速コンボ決めるとか、トリーティの操縦、ヤバすぎる・・・。
 アムロ・レイですら初めての宇宙格闘戦ではもたもたしてシャアとスレンダーにザクマシンガンをボコボコ当てられたのに。(スレンダーはなんとなく一撃で撃破するけど)(ていうか、Gレコ見た直後に機動戦士ガンダムを見ると動画が遅いな。38歳の時に書いたアクションコンテより速くなる74歳(テレビ当時)って、富野由悠季も何者だよ…。まあ、アニメーターも進歩しているが)
 というか、トリーティはこの実力でも主席になれないので、主席のルインや飛び級生のベルリはもっとやばいやつなので。(脇役の実力を見せることで、間接的に主人公の実力の補強をしているという演出効果な)
 ベルリはデレンセンやキア・ムベッキロックパイといった強敵に対して高速戦闘して勝っていくわけだが。
 キャピタル・ガード養成学校の生徒はデレンセン教官の教えの元、動体視力と高速行動を叩き込まれているのだろうか。やばい学校だな。
 そりゃあ、ベルリ生徒が軍人のクリム・ニックに関節技を極めるのも納得だ。(クリムはロックパイにも喧嘩で負けたので普通に弱い説もあるけど)


 はー、G-レコ、たった10秒未満のアクションカットでもこんだけ語れるので楽しくて仕方がない!この場面まで劇場版では12分しか立ってないけど絵コンテ(劇場版と先行上映で配布された第1話の二冊)と画面を突き合わせて見るの3時間かかった。
 いや、もちろんコンテマンの監督とアニメーターはもっと時間をかけて書いてるはずだけど。
 第1話の絵コンテの文字を劇場版で直接消しゴムで消して訂正しているのとか、富野監督の肉体労働が想像できて、彼の生命力がコンテを通じて伝わってくるようじゃわい。フィルムは生きている。


 Gのレコンギスタパーフェクトパックは視聴者もパーフェクトに楽しむには時間と脳のブドウ糖を使いますねー。たのしいけど。


 脇役のトリーティでもこれだけ語れる。しかも劇場版Gレコ1パーフェクトパックのジャケット、即退場する「音速越えおじさん」もさり気なくカーヒル大尉の隣に書いてあって、モブの命も尊重しているアニメでいいよね。(殺さないとは言ってない)

  • 熱いだけではないトリーティ



 トリーティの恋人が心配しすぎて窓に頭をぶつける。ノレドはレクテンが落ちてなくて上がっていると観察して、マニィはトリーティの恋人をなだめる。宇宙服の用意をしている女子もいる。アクションも速いけど、こういうキャラの芝居も同時多発的でいい。


 んで、レクテンの装備を整えるベルリの芝居を挟んで、トリーティが再度G-セルフに挑みます!


 角材を投げてアッサリG-セルフのシールドに弾かれるので、捨て鉢のように見えるが・・・。



 トリーティが角材を投げて注意をひくことで、トリーティより装備を整えたベルリがG-セルフの背後に回るスキを作っている。
 ベルリが装備を整えているのはトリーティは一旦、降下して再度クラウンを上昇する際に横目で見ただけだと思うのだが、それで「ベルリのほうが重装備だから、ベルリのためのスキを作る」という連携攻撃の判断を一瞬でする。(死んでないっぽいな)


 本当にお前学生か?キャピタル・ガード候補生は飛び級生だけでなく、全員そういう喧嘩慣れした奴らなのか?そりゃあモテるわけだが。しかし、進撃の巨人の兵団は巨人という脅威があるので訓練してたけど、キャピタル・ガードは「キャピタル・タワーの保守点検」というほとんど電気屋とか工事屋なのに・・・。
 やっぱり10年以上に渡るゴンドワンアメリアの大陸間戦争の情勢とかヘルメスのバラの設計図の流出とかクンパ大佐の暗躍とかの影響で、キャピタル・ガード養成学校の生徒のカリキュラムも単なる宇宙基地の保守点検業務だけでなく、戦闘行為や格闘技術を重視したものに変わっていったのだろうか…。


(そう考えると、キャピタル・タワーの事務系中年職員の融通の効かなさに比べると、デレンセンやベッカーなど20代30代のアーミィに引き抜かれた人材やベルリの世代は戦争を面白がる世代になりつつあるというのか・・・)(大陸間戦争開戦のとき、デレンセンやジュガン司令はどんな若者だったのだろうか?安彦良和先生が描いてくれないだろうか?)


  • ベルリの戦闘

 ベルリのG-セルフに対する戦闘行動、よく見るとトリーティの段取りをスタンダードにパワーアップさせたようだ。


 トリーティが機体ごと突撃してビーム・スプレーガンを撃ったのに代わって、ベルリは大型溶接機ごと火薬で加速させて間合いをトリッキーに詰める。(なんで溶接機自体に加速用の火薬があるのか謎だけど、関節が壊れた時に無理やり動かす緊急作動用の加速器なのかなあ)
(ビームが出る溶接機の噴射ノズルがパカっと開いているのは本来の用途ではなく、ビームライフルにするための裏マニュアルの機能なのか?)



 トリーティが小型溶接機で傷を付けられなかったシールドを焼くので、ベルリのレクテンの溶接機のほうが直感的に強いとわかる。

 トリーティの連打に耐えたシールドがベルリのビッグアームの両手攻撃(片方の溶接機の方は肘で殴っている)でベコベコになることで質量はパワーってなる。(あと、実はアメリア製のシールドよりトワサンガ製のフォトン装甲のG-セルフ本体のほうが頑丈…)


 トリーティは間合いが開いた時にライフルで撃たれたけど、ベルリはワイヤーを網にしてビームを拡散させる。(この民生品を武器にしたり網でビームを防ぐ戦法は第5話のエルフ・ブルック戦でも応用されている)


 また、トリーティは狙撃されたけど、ベルリはワイヤーで撹乱して見失わせた後に、相手が想像しないポジションに位置取りして狙撃を回避して再度接近戦に持ち込む。

 

 この、次々と前回の戦闘をリフレインしつつアップデートしていくスケールアップ感はG-レコ全体のメカの高性能化でもあるけど、1話の中でもやってるんですねー。
 うーん。この高揚感!たまりませんなあ。



 ベルリが組み付いて角を掴んで、弱そうな顔のセンサーに銃口を向けるのもいい。(劇場版ではココらへんは改変されたけど、TV版のベルリは割と上から目線で海賊を言葉で辞めさせようとしてたけど、劇場版では戦いながら女性の声に戸惑うという少年っぽさになってる)
 そもそも、アイーダさんの渾身の蹴りを受けながら、ベルリはレクテンを一旦バックさせて衝撃を殺して、G-セルフが蹴りで体制を崩したところで、レクテンから左のビッグアームを取り外しつつ、接近してレクテンの左手で角を掴むという高速入力をこなしてるのがすごい。相手が体勢を立て直す前に手数の多さで組み打つという。柔術〜〜〜。



 組み付かれたレクテンが爆発すると困るので殴るアイーダさんだけど、拳ではなくビームライフルの銃把で殴るというのが芸が細かくていい。


 で、ベルリは装備を整えた分、トリーティよりも優勢な試合運びをするけど、その流れを一変させるのが「ビームサーベル」というのが実にガンダムなんですよねえ〜〜〜〜。


 それでトリーティ戦よりもG-セルフの強さがやばくなったところで、ベルリは「スコード!」って溶接機を突撃させて宗教に頼る。溶接機は切られてベルリはピンチだが最後に残った拳で殴る!ビームサーベルが・・・何故か消えた!なぜだ!謎のモビルスーツ


 と、驚かせたところで、ベルリよりもさらに装備を整えて2台で来たデレンセンとルインがベルリの激闘を囮にして接近して、ベルリよりも周到に後ろから一気に捕獲する!
 後ろから来るというのはベルリの戦法の繰り返しだが、2台になることで優勢っぽさをアピール。さらにデレンセンは爆薬を仕掛けたと嘘をつく老獪さ。(G-セルフが勝手に不調に成らなかったら、だけど・・・)



 うんうん。こういうふうにアクションの展開を繰り返しつつ、ビームサーベルや謎の不調やデレンセンの嘘などで少しずつ質を変えていって話を運ぶテクニックは実に勉強になる。


 ベルリの奮戦を囮にするのはちょっとひどい気もするけど、デレンセン大尉は割とその後もエフラグとかを囮にして目眩まししつつ戦ってるし、そういう癖があるのかも。(そのくせ戦友が死ぬと泣くが)マスク部隊のカットシージェットストリームアタックしつつ先頭は被弾前提の布陣だったしなあ。



 で、劇場版では負けちゃったけど美しいアイーダさんの後ろ姿がここで初登場。振り向く動作を追加。なるほど、そういうふうに見せたくなったのね。TV版のサブタイトルは「謎のモビルスーツ」だったけど、映画版は「謎の女性」ということで初恋映画らしくまとめようということなのね。
 このメディアや尺の違いによる注目ポイントの変化が自覚的でナイス。TV版の不評を反省して、というのは制作の動機としてはネガティブとも取れるのだが、そこを客観視してちょっとしたアレンジで映画をまとめなおして、ちゃんと興行の数字を出して、TV版で脱落した視聴者からも好評価を得るというリベンジマッチに成功した富野監督はえらい。




 いやいや、拙者としたことが、トリーティのアクションのヤバさを解説するだけのつもりがG-セルフ拿捕まで語ってしまって午前2時になってしまった。やっぱりアニメって面白いなあ!と、映像研の浅草氏みたいに話が長くなってしまった・・・。
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 まあ、僕はアニメは設定より気分のアップダウンとか演出だと思うのだが。


 しかし、数十秒のアクションについて1万文字も書いてしまうとは、我ながら・・・。
 わかりにくいと言われたTV版のGレコを何年もかけて無理やりわかろうとして解説記事を書いていたら、わかりやすくなったGレコ劇場版がつまらなくなるのかと思ったら、そんなことはない。
 見る経験値が上がるほど、見逃していた部分への感度が上がって、富野アニメ道はまだ登り始めたばかりだ!

 

  • どうでもいい個人的近況

https://nuryouguda.hatenablog.com/entry/kyotoelection2020
 オタクなので京都アニメーションの不幸を利用した門川大作市長を2月2日の市長選挙で落選させることにして、マニフェストを読んで公開討論会で候補者を観察した上で、対抗の福山和人弁護士の後援会のボランティアをしている。
 ビラを撒いて町内を効率よく周回するのはダンジョン的で面白いのだが。そして門川大作市長のトイレ掃除とか反共ビラとか大人の汚さに対抗していくのも面白いのだが。
 でも、僕がそもそも門川大作市長を嫌いになったのは僕がオタクだからであって、その足元を忘れて政治的になってしまうのは良くないと思った。
 いや、門川大作市長が誘致したホテルで過労になったのだが。そして過労になったせいで2年くらいGレコの記事がかけず、辞めたら半年で1クール分書き終えた。やっぱり働かないで見るアニメは面白い。


 まあ、アリストテレス先生もニコマコス倫理学のラストで幸福の追求は実践においては政治と述べて政治学に続いたわけだが…。
政治学 (岩波文庫 青 604-5)

国家はいずれも、われわれの見るところ、一つの共同体であり、共同体はいずれも何かよきこと(福利)のために出来ている—というのは、すべて人間は何ごとをなすにも、自分がよいと思うことのためにするからである—とすれば、明らかにすべての共同体のめざすところはなんらかの善であり、そのうちにおいてもまたあらゆる善の最高最上のものを目標とするのは、他のすべての共同体を自己のうちに包括する最高最上の共同体がそれであるということになる。そしてそれこそが国家(ポリス)と呼ばれているもの、すなわち国家共同体にほかならないのである。

 でも僕は個人主義者のオタクという面もあるので、やっぱり政治の話よりも富野アニメの話をしている方が楽しい。富野アニメは政治的課題を子どもに考えさせたい面もあるけど、普通に殺陣やアクションや芝居運びが面白いので。


 山本太郎さんもこないだ肉眼で観察したけど、演説の旨さはやっぱり役者の経験からくるものだと思うので、政治に飽きたら芸能に戻ってもいいのではないかと思う。


 まあ、世の中が平和じゃなかったらアニメの話をブログで書くのもやりにくくなるわけだが、明日世界が終わるとしてもやっぱり僕はアニメの話をすると思うなあ。平野耕太先生にはブロックされているけど。



https://www.amazon.co.jp/registry/wishlist/6FXSDSAVKI1Z

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nuryouguda.hatenablog.com
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 僕は働かないけど、この間、仕事が決まった人からお祝いに食料を恵んでもらった。わあい。働いている人は労働に向いているので、労働に向いていないけどアニメに向いている僕を支えていくのが適材適所ですよね~



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