つい2、3時間前まで富野ファンのオンライン飲み会というものに参加していた。
精神障害なので会話は最初の1時間くらいで疲れてしまい、聞いていた。
そもそも失声症も少しあるので、発話は疲労する。
文章の方が得意。
ところでよく言われる「富野作品は専門用語をいきなり入れる」という話をまた聞いたが。
それを言ったら僕は蒼穹のファフナーやガンダムSEEDの北欧神話ネーミングもほとんど意味がわかってないし、そもそもファフナーは白と黒以外はほとんど見分けがついてない。
機動戦艦ナデシコのなんとかジャンプもわかってない。
仮面ライダーもプリキュアも、最初はキックとかサンダーとか簡単なネーミングだったのだが、最近は毎年複雑な英語を組み合わせた技やグッズを出して覚えきれない。
アニメ版の攻殻機動隊やそのフォロワーのPSYCHO-PASSとかの文学を引用しまくるセリフの半分も意味がわかってない。
大人気のFateだけでなく、いろんなゲーム原作アニメも歴史や神話や骨董品やびじゅつひんあの知識を要求してきて困惑する。
スポーツや音楽をテーマにしたアニメは道具の名前からチンプンカンプンだ。
ジョジョのスタンドの元ネタの洋楽はラスボスクラスしか聴いてない。
他のジャンプ漫画も何とかの呼吸とか悪魔の実や念の種類や効果がわからない。
異世界転生は明らかにどこかで見たような作り物の世界なのに、異世界の中は現実という感じらしく、世界観が不気味なのだが演出は明るくて混乱する。
かと言って、十二国記は女子高生が難しい言葉で話すので怖い。
ガルパンやストパンなど、最近はハーレムではない美少女アニメも増えたがキャラが多すぎて名前が覚えられない。アイマスのアイドルで記憶の棚が埋まっている。
つまり富野アニメじゃなくてもだいたいのアニメはわかっていない。専門用語は富野以外もバリバリ使う。かと言って元ネタがわかるとむず痒い時もある。おれは雰囲気でアニメを見ている。
結局、富野アニメに限らずアニメの用語はわかりにくいのでオタクとして公式サイトやムック本で名前を確認したくなるくらい惹きつけられるかどうかなんじゃないかなあ。
ネットがない時代のガンダムもギリギリ小説版や記録全集で元ネタは書いてた気がするし、やる気があればわかるんじゃねーの?
そもそもオタク文化の最初期のスペシウム光線のスペシウムなんていう元素はない!
ということを、話を聞いて一瞬で思いついたが、これだけの情報を発話するのは時間と労力がかかるので黙っていた。
眠れない。