２０年やってるブログの総計はてブが２万４千を超えました

　大学生の頃から雑記帳として思いついたことを書き散らかした。そして２０年。
　人生の半分をはてなブログ（はてなダイアリー）とともに、主にアニメの感想を書き散らかしてきました。

　本当に最初の方は思いつきやちょっと見たアニメの感情的な感想や日常雑記で見るに堪えない。
　アラサーになってから批評系同人誌に寄稿依頼があったり、途絶えたりして、Gのレコンギスタの前後頃からアニメの感想をインデックス的にまとめるようになったけど。

　ネットではてなブックマークの多いサイトを探すと、だいたい
・英語
・子育て
・ライフハック
・勉強
・資格取得
・プログラミング
・仕事効率
・人間関係
・健康
・グルメ
・色恋沙汰
・セックス
・投資など金銭関係

　など、現世利益を重視している傾向が見受けられました。

　そんなことよりガンダムの方が重要なのでは？（本気でそう思っている）

　僕はアキハバラ電脳組で思春期を殺した浮世離れの達人なのでガンダムのことばかり考えている。もちろん、他の富野由悠季作品やアニメのことも考えている。

　社会人としては風流人（無職）です。

　いや、僕も一回ラブライブ！スクールアイドルフェスティバルで倒産の危機を脱したけどスクフェスから撤退してまた株価が上場来安値付近まで落ちているKLab株式会社で過労死寸前になって母親が自殺して精神障害になったあと、一時期は社会復帰しようとしてハロワの斡旋する就活スクールでパソコン？のウェブ制作？の研修を受けたんですけど！
　今はちょっと改組されたらしいけど、そのスクールで２人だけウェブデザイン技能検定の上級の試験を受けて合格しました。
（まあ、その前から独学ではてなダイアリーのCSSを書いてたりKLab株式会社でなんやかんやしてたけど）

　その卒業制作で作ったのが実は台湾での富野由悠季監督の映像の原則の販売促進のための公式ブログです。
tomino-eizo.blogspot.com
　うん！粗が多い！
　その割にヘッドバナーのイラストレーターさんに「アクシズ落としのバックの地球の線が髪の毛の誤スキャンに見えるので、ディテールは増やさなくていいから地球に見えるようにグラデ影をつけてください」と生意気にリテイクを出した。

　これは弁解させてほしい。まあ、その、まず、作るサイトが自分で運営するサイトじゃなくて台湾で動作するし、管理者権限や投稿機能は発注者が持ってる動的ブログで、それは就活技能講習では教えてくれてない奴だったのと、Googleが提供するBloggerサービスのＪａｖａスクリプトに不慣れだった（もちろんＪａｖａはそのスクールでは習ってない）のと、発注者から、とりあえずこのサイト（海外サイト）のようにやってくれと言われてそのサイトのHTMLとかＪａｖａ（英語）を無理やり試行錯誤しつつ動かしていったので。
　そして、そのスクールの卒業制作として提出するにあたって、Bloggerの外部ツールを使ってはいけなくて提出用の静的コピーサイトをまとめて提出しろと言われたので、実質二つサイトを同時に作っていたのだ！

　鬱病明けのリハビリとしてはハードルが高すぎないか？（そもそも鬱病が悪化していて朝起きられなくて授業中は半分寝てて、半分はベジェ曲線で遊んでいた）

　まあ、それでも何とか誤魔化して卒業発表でサイトを紹介する試験（就活の模擬面接も兼ねている）で幅広い年齢のクラスメイトからアンケートで評価された。

　自分でもJavaを全部理解してないし教えてくれる教師もいなかったので自信はなかったのだが。

　アンケートでは「サイトのことはよくわからないけど、ガンダムとか知らんし」とか「アニメのブログ？キモい」「台湾語が読めない」「富野由悠季って誰？」と、書かれた。
　サイトの出来不出来ではなく、そもそもガンダムとか富野由悠季が一般的な大衆から認識されてないし、ロボットアニメは評価されない！

　講師の評価では「がんばってウェブサイトを作ったとは思うけど、全体的に君自身の覇気がないから熱意が伝わらない。これでは就職は難しいね」とのことでした。

　鬱病患者として静かにウェブサイト運営をして暮らそうと思ったけど、ウェブ業界はハッタリとオラオラとキラキラ感が重要らしく、「覇気がない」で切って捨てられると、もう自分ではどうしようもないんじゃが。KLab株式会社では、そういう六本木ヒルズ族ITベンチャーのキラキラ感とかハッタリとか人間関係のコネとかの暗部で社内Wikiに更新手順を整理したりして過労になって死にかけたので嫌になったのに、リハビリ講習でも「覇気がないとダメ」って属人的なことを言われると、うつ病患者としては自信を無くす。
　まあ、実際の再就職活動で何社かウェブ係の面接を受けたけど普通に落ちた。

　というわけで、何が言いたかったのかというと、うつ病で親が自殺していて、精神科医からも「お前は症状と病因が多すぎるから病名を特定できない。障碍者手帳の更新書類は鬱病と書いておけば通るから便宜上、うつ病」と名状しがたい者扱いされているし、就職活動も上手く行かず、そもそも自分が一番大事にしているしブログのメインコンテンツにしているガンダムやアニメの話題は一般人からはほとんど評価されないということを分かったうえで、俺はガンダムと富野由悠季をメインコンテンツにしたブログを書いているということだ！

　つまり、社会的にもウェブ的にも金や恋愛や人間関係や出世の話題よりガンダムは圧倒的に弱いのに、俺は２０年やってきたということだ！

　まあ、最近は知人読者からの温情ブクマも増えてきているので何とも言い難いが、特に金のにおいもしないオタクブログだけど２万４千を超えた。批評家ってアニメそのものを語ることよりも、アニメを出汁にして時事評論的なことを書く方が売れるけど、僕は現代社会よりアニメの方が好きだということだ！

　とりあえず、3万に向けてガンダムよ、天に昇れ！