玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

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本編

まず最初に、
Gacktのメタモルフォーゼがオープニングだが。
最初の、「チャカチャッチャ、チャカチャッチャキキュキュン!デレデッデーデーデーデー、デーデーデーデー♪
の所の音量はもうちょっと在ってもいいと思ったが、だんだん大きくなるので最初は小さいんかなというわけですが、やっぱり最初のインパクトはあと少々欲しかったかなあと思うわけですが、小杉十郎太のオープニングナレーションで早速(;´Д`)ハアハア…!する。
今回、僕は一人で見たわけですが、やっぱりね、一人だとこういう最前列にワガママに座れるのがいいね。こないだ友人と未た時は4列目なので一般の感覚だと前のほうだが、僕にとっては後ろのほうだもんね。
いや、感想を言い合うのも良いものですよ。
しかしねえ。やっぱ最前列はいいや。カミーユ・ビダンと俺の間にさえぎるものが何も無いという感覚!
(;´Д`)ハアハア…!
なんだ、この息遣いは!(;´Д`)ハアハア…!
すげー!
んで、ぶっちゃけ2回目ですが、最前列なのでとくに細かい所を見ようとは思えないというか見えん。
なにしろ、スクリーンがメガネ領域よりも大きいので、必死で頭ごと動かして視線を合わせないといけないんですね。実際、疲れるんだけど、トミノアニメは、特に星を継ぐ者は視線誘導がものすごいので逆に心地いいわけだ。
何気なくレコアさんの動きにそって頭を向けた次の瞬間カットが変わって、そこにクワトロの顔がばっちり来たりとかな。すごいよー!
いや、まあ、会話シーンではそんなに視線を動かす必要もない、というかゆっくりしたシーンで必死で頭を振るのは疲れるんで視野を開放モードにして最低限の眼球運動で把握しようとするわけですが、カメラアングルが違うんで煽りで見上げてると上手くいきませんが、まあ、2回目だからそんなに必死こかなくてもいいし、3回目も在る。
もちろん、カミーユたちの顔が一番大きく見えて、それはすごい。エマさんとか超きれい。なんか、カミーユ最初の新作画シーンで涙出てきた。
でも、マトッシュの顔はでかすぎると思う。カミーユじゃなくても怖い。
つーか、とにかく、モビルスーツシーンですよ!
すごいよ!視線の動きを頭の動きで連動させてるから、富野コンテが体感できるという!
身体性!身体性!トーミノ式!
身体性!身体性!トーミノ式!
こんな神アニメ作りたくても!無理!
身体性!オーバーヒート!トーミノ式!
サンライズ
そんで、それが大気圏突入作戦頃からは、頭だけではなく、体全体でシンクロしていく。
いや、そういうプレイをしようと最初から思っていたわけではなく、実に自然に体が動いてしまったんです。
成り行きでこうなってしまったからといっても、世界一の神アニメを見たら体が動かずにはいられないじゃないか!
ラストバトル、アウドムラ追撃戦の頃になると、もう俺はMSに乗っているかのような動きをしていた。
というか、カミーユに、クワトロ・バジーナに、ロザミア・バダムに、ブラン・ブルタークに、ハイザックに、ドダイに、ハヤト・コバヤシに、カツ・コバヤシに、そして、アムロ・レイに体が同調したのですよ!
完全に空間戦闘のGを感じていたね。左右の手すりを操縦桿のように握り、リニアシートの動きに合わせて椅子の上でのけぞったり振り返ったりせり上がったり慣性に引っ張られて上体や両足を振り回されたりだ。
なんつーか、Metamorphoze~メタモルフォーゼ~(限定盤)(DVD付)のガクトのPV?みたいな。全天周モニターコクピットスゲー!
最前列で、5メートル以内に誰もいなくて、背もたれの高い劇場でなければ出来ない芸当だったな。傍目から見たらすごい珍妙な光景だったと思うが。
すっげーすっげー楽しかった!
まさに、Ζガンダム・ザ・ライド!
こんなに体を動かしても、映画の画面情報が脳に直接入ってくるという状態!富野構図スゲー!
カミーユの気分でギャプランのビームを自由落下しつつ避け、その次は、ロザミア気分で「もらった!」と思いつつ、椅子から体を浮かしてカミーユに迫る!
そして、
ネタバレ










クワトロ大尉の「こちらもな」にロザミアと同時に驚き、振り返る!そこで瞬時にクワトロになって、「落ちろォっ!」







すっげー!
アムロ気分でアッシマーに突っ込み、ブランと共に衝撃に耐え、それをホモアビスで風に乗りながら目撃し、カミーユ、クワトロと共にアムロのすごさを体感する!
ガラスを破り、大空に舞い上がるアムロ
すげー!昔の宮崎駿アニメよりもスゲー飛行感!
と、ここまでものすごく運動しながら見ていたが、一気にシーンは情緒的に美しいラストシーンに転換する。このテンションの糸が一気に切れる瞬間の感動がすごい。
あの、夕日の中でアムロがシャアを見つけてその名を呼ぶ!たまんねー!
そして、続くッ!
真っ赤な夕焼けから一瞬で真っ暗のエンドロールへと。これも感覚を鋭敏に揺さぶってくれる。
目前のスピーカーから流れるエンディング・テーマのガクトの声の低音がまた体に響くんだ。
目を閉じて聞くしかない。
2回目だというのに、前回と同じに、前回以上に鳥肌が立ってからだの感覚が飛ぶ。
そして、目を開けなければならない気がして開けると、フォウ・ムラサメベルトーチカ・イルマが!
そんで予告編が始まる頃には鳥肌を通り越して、体が熱いんですよ。
とくに、眉間から頭の奥とみぞおちの辺りが熱くて,痛いほどだ。胃潰瘍か?
違うな・・・。もっと上だから、ここは、胸腺だ!
だとすると、頭が熱いのは松果体か?脳下垂体か?
甲状腺にもこみ上げてくるものがある。
ぼんやりとした意識で「ああ、『アカシャ年代記より』でルドルフ・シュタイナーがなんか人類の本体のエーテルを進化させてきたのは内分泌腺群だとか語っていたな。」と思い出す。
つまり、判りやすく言うと、チャクラが開いたという事だ!
チャクラ・エクステンションだー!オーガニック!
富野由悠季スゲエエエエエッ!
ぜんぜん宗教とかがテーマではないアニメなのに。アニメーションの動きだけで俺に宗教体験させてくれたッ!
セイントミノすげー!
次の法王になっても良いと思うよ。
まあ、宗教体験といっても、単にガクトの低音が頭蓋骨と肋骨に共鳴してなんかなっただけかもしれませんが。
原因はともかく、とってもチャクラが熱くて気持ちよかったの!イけよやーッ!
アクエリオンみたく口で気持ち良いと言わなくても気持ちよかったのおおおおっ!
胸が焼けるほど熱いのに心臓の鼓動自体は安定しているというハート!せつないほどに富野LOVEいっ!
そんで、圧倒的な95分が終わり、トミノフスキー場から開放された私は、その場にばったりと倒れこみました。
1回目も腰砕けになったけどさあ。
2回目はバターッと床に崩れ落ちちゃったのよ。気持ちいすぎて。
そのあと、何とか立ち上がったが、ちゃんと歩けないので思わず全力疾走してしまいました。劇場の壁にぶつかりかけた。
やっべー。1部で。ここまでニュータイプのプレッシャーを受けてたら、3部が終わった時、俺はどうなっちゃうんだ?
バァ〜〜〜っと光るもんな!
とか?
そうなったら、かいがいしく看病してください。
もちろん、女の子じゃないといやあああああっ!